宇都宮城址公園

平成のお城づくり

(地図番号7)

清明館(宇都宮城ミニ資料館)

清明館開館時間:午前9:00〜午後5:00 
休館日:毎週月曜日(月曜日が祝祭日の場合は火曜日)・祝祭日の翌日・年末年始(12月28日〜1月4日)

宇都宮城について
940年、藤原秀郷が館を構えたときが、この城の始まりと伝えられている。歴史は古く、宇都宮氏の本拠地として館から本格的な城郭となった。宇都宮氏滅亡後は譜代大名の居城となり、日光東照宮守護、奥州警備の拠点として重要な役割を担った。

宇都宮城は1619年、本多正純が城主となって城や町割りの大工事を行い、本格的な近世城郭としての姿を作り上げました。その本丸に5つあった櫓(やぐら)の一つ清明台櫓が天守閣のかわりをしていたようで、清明館の名前はこの櫓からとったものです。
関東の名城として称えられた宇都宮城も、1868年の戊申の役により、城の大半は焦土と化した。今城郭は市街化され、本丸跡だけが市民がくつろぐ公園として面影を伝えている。

宇都宮歴代城主

史実 宇都宮釣り天井

主な登場人物

・徳川秀忠・・・・・・・・・二代将軍

・本多上野介正純・・・・・・時の宇都宮城主

・亀姫・・・・・・・・・・・秀忠の姉・家康の娘

家康七回忌の日光参拝を終え、秀忠一行は宇都宮城に向かっていました。ところが今市宿を通過したあたりで早馬が亀姫の密書を持参、「正純に謀反あり」と訴えたのです。

一行は、鹿沼へと進路を変えました。将軍の使いが宇都宮城へ行き、城のあちこちを調べましたが、どこにも不審な場所、はありません。しかし、それにもかかわらず、正純は間もなく奥州出羽へと配流され、哀れな晩年を迎えることになったのです。

様々な要因で正純に深い恨みがあった亀姫の、その陰謀が引きおこした事件です。

宇都宮釣り天井物語

伝説釣り天井

主な登場人物。

・徳川家光・・・・・・・三代将軍。

・本多上野介正純・・・・時の宇都宮城主。

・与五郎・・・・・・・・大工。

・お稲・・・・・・・・・与五郎の恋人。

宇都宮城主本多正純は、かつて守役をした忠長を三代将軍に仕立てようと思っていましたが、兄の家光が就いてしまったので内心おもしろくありません。時に寛永13年、家康七回忌の日光参拝のため、家光一行は宇都宮城に一泊することになりました。

チャンス到来とばかり、正純は老臣と謀り、城内に釣り天井を仕掛けて家光を殺そうとしたのです。

大勢の大工を呼ぴ集めて、着工。陰謀が漏れるのを恐れ、大工一同だれも城外へ出しませんでした。ところが大工の一人与五郎は、恋人お稲に会いたくてたまりません。ある夜密かに城を抜け出て、会いに行ってしまいました。さて、間もなく工事は完了。秘密保持のためと、大工たちは全員殺害されてしまいました。

無念の与五郎。その霊がお稲のもとへ行き、全てを告げました。お稲は悲しみのあまり、真相を残らず書いて自害。これを知ったお稲の父藤右衛門は、大いに驚き憤り、書き置きと釣天井工事の見取図を手に、将軍の行列へと直訴に及んだのです。こうして家光は難をまぬがれ、正純は処刑されたということです。