エージェント稼動アーキテクチャ

ソフトウェア・エージェントのページ

UPDATED:January 26, 1998 by Makoto


インターネットと共存する自律的ソフトウェア・エージェント

自律的ソフトウェア・エージェントは、インターネット上にある情報を検索する ために利用することができる。これらのエージェントは、ユーザの習慣を学習し、 インターネット上のサーチ・エンジンを利用する。エージェントは、ユーザが好き な情報がどんな種類であるかを学習し、または、ユーザの嗜好と整合性を持った 情報を自動的に検索し、引き出してくる。インターネットは、一人の人間が扱う にはあまりにも多くの情報を産み出しおり、ビジネス・エージェントは、インタ ーネット上で、直接的かつ即座に影響を与えることになるだろう。


エージェントがゴールを知るための幾つかの方法

・スクリプト化言語による定義  最初の段階のエージェントは、その活動をあらかじめ定義したスクリプトによって  駆動する。スクリプトは、ゴールそのものを定義することもできる。 ・プログラムによる定義  プログラムが、ゴールにより、駆動され、他のエージェントの特徴を持つ限り、  プログラムそのものをエージェントと見なすこともできる。 ・ルールによる駆動  エージェントは、エージェントのゴールを非常に一般的な表現で定義したルール  による駆動もできる。 ・エージェント自身によるプランニング  エージェントが持つプランニング機能によって、状況の変化に対応して  エージェントがゴールを柔軟に変化させる。最も洗練化された方法である。


ビジネス・モデル検索のためのビジネス・エージェント

ビジネス・モデル内のビジネス・プロセスから情報を引き出すときには、 ソフトウェア・エージェントはあらゆるビジネス・プロセスに関連した情報 の刈り取り方に精通した賢いインタープリタ(通訳者)として進化すること になろう。エージェントは、プロセス・モデルとリポジトリ・メタモデルを 理解することにより、それを行う。エージェントはメタ・モデルを見て、 ビジネス・プロセスとビジネス・オブジェクト間の関係を解釈する。これに より、顧客または意志決定者に、ビジネス.プロセスに関連した情報を提供 することになる。 例)ある企業が顧客にインターネット上で「一括注文」ができるという   新しいサービスを提供する。 選択肢:エンタープライズ・ソフトウェアの場合、     この新サービス提供は  ・ビジネス・モデルを一括注文処理のために変更する、または  ・コンフィグレーションを行う 適切な変更が行われた後に、モデルは自律的ソフトウェア・エージェント のために、新たなビジネス・モデルとして扱われる。 エージェントは、プロセス・モデルを照会し、何が重要な情報なのかを理解する。 このデータは、「顧客」や「顧客注文」といったビジネス・オブジェクトを 含んでおり、エージェントは、情報の見方および準備の仕方について提案を 行うことになる。 このとき、自律的エージェントには個々の活動を行うために何かを設計して おく必要はない。より先進的な可能性は、エージェント自身で意志決定 を行う能力にある。つまり、今日のソフトウェア・プログラムは、Yes/No パラメータのセットを超えたことは全くできないが、自律的エージェントは この2つ以上の選択肢が現れた時も意志決定ができるのである。 エージェントは、エージェント自身で意志決定を、過去の経験から学習 したオプションのセットを基にすることができる。


ビジネス・エージェントと学習エージェント

新時代のソフトウェアには、自律的エージェントの2種類の基本タイプが存在する。 それが、ビジネス・エージェントと学習エージェントである ・ビジネス・エージェント:  特別なビジネス・プラクティスや習慣に基づいた固有の機能を実行する。  例)電子商取引  自律的エージェント:  インターネット上の売り手エージェント、と、買い手エージェント  買い手エージェントは、売り手エージェントの所に行き、  「Xが欲しい。すぐにXを見つけて来てくれ」、  または「これらのパラメータで商談を成立させて欲しい」、  さらには「この量だけ買って来てくれ」、と言う。  買い手エージェントが売り手エージェントの所に行き、交渉を行い、  買い手に情報を持って戻っていく。 ・学習エージェント:  外部情報に踏み込み、ユーザの学習のために絶対に必要なものに焦点を  合わせることにより、ユーザが知る必要がある情報を引き渡す。  インターネット・エージェントのように、学習エージェントは特にユーザ  が知る必要がある、または知る必要がない情報の選択に適用される。  もし、ユーザがある機能にはまだ慣れていないとき、エージェントはその事  を認識し、ユーザをスピードアップさせる。もし、ユーザが経験者だったら、  エージェントはユーザが必要でない情報フィルタをかける。


エージェント構築環境のアーキテクチャ

自律的ソフトウェアエージェントのインフラストラクチャ 複数の自律的エージェントのために、エージェントを制御しない、一つの安定 したインスラストラクチャが必要である。今日のマーケット・リーダーは、 インターネットがそのようなインフラストラクチャとして認識し、インターネット 上でシームレスに活動できるような環境を構築しつつある。現在、エージェント 間の通信プロトコルとして、KQML(Knowledge Query and Manipuration Language)、知識ベース記述書式としてKIF(Knowledge Interchange Format) が有力視され、、業界標準化のためにOMG(Object management Group)で検討 が開始されている。近い将来、複数の種類のWebサイト間、ソフトウェア間、 または複数のプラットフォーム間で動作するJavaScriptのようなスクリプト言語 で通信することを可能とする多数の製品群が市場に提供されるであろう。 これは、自律的エージェントが動き回り、Windows、WindowsNT環境だけでなく エンタープライズ・ソフトウェアのようなシステムといった多数の環境間で通信 するために必要なインフラストラクチャを与えるものでなければならない。 エージェントの構築環境自体もエージェント化することが可能である。この場合、 三層構造のクライアント/サーバ・システムの形態を取ることも可能である。 ビューアは、WWWブラウザさえ稼働すれば利用できるJavaアプレットになる であろう。 エージェント構築環境アーキテクチャ


家庭に入り込むエージェント

インターネットの常時接続が普及した家庭では、家庭向けWebサーバー自体 がエージェント機能を持つ。 ・ビュアー(インテリジェント携帯端末) Java Applet HotJava Java POS ・Webサーバー(家庭用WebSTAR) Java Application/Java Applet 留守番メッセージ・サービス ビデオ予約状況・サービス 航空券予約・サービス ディスカウントCD購入・サービス ガス・電気料金自動支払い・サービス ・コア・アプリケーション(データ・サーバー ) Java Application/Java Virtual Machine Java OS 知識ベース Java Runtime リポジトリ 家庭用Web Server


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