Revised:April 17,2001

エージェントベースシミュレーション


 エージェントベースシミュレーションとは、エージェント同士の相互作用から、人工市場または人工社会における振る舞いをコンピュータ内でモデル化する試みである。これは、実際の社会においては調節が難しい様々な市場形成要因のパラメータを操作できる。うまくエージェントに知能を持たせるようなモデル化を行い、少数のルールからボトムアップ的に市場形成が成されていくのを計算機上で実験することができる。エージェントベースのシミュレーションは、特に多変量解析の結果の質的評価において問題となる、一次データの不備や個人の思い入れから起きる過剰な解釈を回避する優れた方法としても期待できる。Holland(1992)による複雑適応系システムパラダイムの経済学への応用ともいわれているAgent-based Computational Economics(ACE)に関する研究論文が近年に多数発表されている。


・Makoto Kimura, "Norm and Strategy Analysis for styles in the Copy-Sharing Space Model"
(May, 21, 2001, JSAI 2001 International Workshop on Agent-based Approaches in Economic and Social Complex Systems (AESCS 2001)

 ・木村誠複製共有空間における規範分析の試み
2001年3月27日社会組織のマルチエージェントシステム分析シンポジウム発表)

・木村誠、マルチエージェントベースド複製共有空間モデルにおける複製様式の規範分析
(2001年第7回社会情報システム学シンポジウム発表)
木村誠私的複製行為空間モデルのマルチエージェントシミュレーション
(2001年第13回自律分散シンポジウム発表)

関連リンク集

・複雑系とマルチエージェント:ABS(Agent Based SImulator)のホームページ

・ABSコミュニティ
・swarm.org


Revised:April 17,2001
Initialized: January 3, 2001

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