カミキリムシ------甲虫目カミキリムシ科

カミキリムシは葉や花に集まるのと、クワガタのように樹液(じゅえき)に集まるのがいます。 大きさも大きいものから小さいものまでたくさんいます。
成虫で、生きた木を食べるものや、幼虫で生きた木の中を食べながら、穴を掘って進んでいくのがいるので、害虫(がいちゅう)あつかいされているものが沢山(たくさん)います。
※左の写真は、ハナカミキリがたくさん集まっているところです。


体長/40〜52mm ●出現期/6月〜8月 ●分布/本州・九州・奄美大島
日本にいる最大(さいだい)のカミキリで、昼間(ひるま)、クリ・クヌギ・ヤナギ・イチジクの樹皮(じゅひ)を食べます。卵はクリやクヌギなどの生きた木に産み付けられ、卵からふ化した幼虫は、木をたべながら穴を掘って大きくなるので、害虫(がいちゅう)あつかいされています。

産卵(さんらん)のための穴を掘っている

シロスジカミキリの産卵(さんらん)は、クリやクヌギなどの生きた木に、地上1mくらいのところに、数ヵ所穴を掘って産み付けます。

シロスジカミキリの顔

拡大写真で見ると、木を掘(ほ)るための大あご見えます。

シロスジカミキリの頭(あたま)と胸(むね)

シロスジカミキリは頭と胸のところを動かし、「ギーギー」という音を鳴(な)らします。

成虫になって木の穴から出てくるところ

木の中で蛹(さなぎ)まで生活(せいかつ)し、成虫になると穴をあけて外に出てきます。


体長/18〜29mm ●出現期/6月〜9月 ●分布/日本全土
とても美しいカミキリムシで、雑木林(ぞうきばやし)の倒木(とうぼく)などで見かけると、美しさのあまり立ちすくんでしまいます。思わぬところで、出会います。

この写真は、クワガタ採取(さいしゅ)に行ったとき、偶然(ぐうぜん)あらわれたルリボシカミキリ。思わずフィルム1本分、シャツターを切ってしまった。


体長/32〜57mm ●出現期/5月〜8月 ●分布/日本全土
クワガタやカブトムシのように、夜クヌギやコナラの樹液(じゅえき)に集まります。別名ヤマカミキリともいいます。

写真(しゃしん)のミヤマカミキリは、いつもはノコギリクワガタが樹液(じゅえき)をすっている場所です。この日はミヤマカミキリがいました。


体長/16〜24mm ●出現期/5月〜10月 ●分布/本州
ブナ類(るい)の倒木(とうぼく)などに集まり、サザンカの葉(は)を食べる。ブナ林(はやし)に行くと見られます。

蔵王(ざおう)のブナ林でつかまえてきました。


体長/12〜20mm ●出現期/6月〜8月 ●分布/日本全土
ヨツスジハナカミキリなどの、ハナカミキリの仲間は、花粉(かふん)や蜜(みつ)を食べるため、昼間(ひるま)行動(こうどう)します。ノリウツギ・リョウブ・などの花に集まります。

7月中旬、いつもハナカミキリを観察(かんさつ)に行く場所にたくさんいました。花から花へと飛び移ります。知らない人が見ると、アシナガバチが飛んでいるようにも見えます。


体長/14〜27mm ●出現期/5月〜10月 ●分布/日本全土
松(まつ)などの針葉樹(しんようじゅ)に集まり、枝(えだ)などを食べる。松くい虫の一種で、マツノザイセンチュウという松枯れを起こす線虫(せんちゅう)を体につけて、松の木にうつします。

羽を広げる寸前(すんぜん)です。この後どこかへ飛び立ってしまいました。


体長/25〜35mm ●出現期/5月〜8月 ●分布/日本全土
ゴマダラキミキリは、クワやイチジク・モモなどの生木(なまき)の樹皮(じゅひ)や葉を食べ、害(がい)を与えるので、きらわれています。どこにでもいるカミキリです。

子供が学校帰りにつかまえてきたゴマダラカミキリ。庭(にわ)にある葉っぱの上で撮影(さつえい)しました。


体長/10〜15mm ●出現期/6月〜8月 ●分布/日本全土
シシウド・ノリウツギなどの花に集まる。

ルリハナカミキリは、クロハナカミキリとよく似(に)ているので、間違(まちが)いやすい。
写真でなかなか見分けがつかないので、今でも悩(なや)んでいます。どっちかな?


カミキリムシは卵(たまご)から幼虫(ようちゅう)・蛹(さなぎ)そして成虫(せいちゅう)へと完全変態(かんぜんへんたい)します。

カミキリムシの幼虫(ようちゅう)や蛹(さなぎ)で同定(どうてい)するのはちょっと難(むずか)しい。かなり大きな蛹(さなぎ)で、頭がそんなに大きくないから、ミヤマカミキリかな?