よせなべ物理128号

よせなべ物理サークル会誌165号

(旧 教材・教具を工夫する会)

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第142号抜粋

1.165回例会の案内 


2.次回以降の予定

 第166回 6月19日(土)15:30〜  浦和市立高校  担当:坂田正司先生
 第167回 7月24日(土)10:00〜  北本高校    担当:石井登志夫先生

3。鏡とレンズで科学遊びをしましょう

      青森県田名部高校 野呂 茂樹




 




4.物理教育研究会(APEJ)作業班からのお知らせ

      筑波大附属高校  広井禎先生より

  ◎作業班 1999.4.30
   5月にも作業班を行います。学年初めの慌ただしさに、一息ついた頃、東工大の石川謙さんに、お話をお願いし、ついでに1,2の研究室を見学させていただきます。ぜひ、ご参加ください。
  とき:5月29日(土)  午後3時
  ところ:東京工業大学(目蒲線・大岡山駅下車すぐ校門)
      石川代3号館(入り口に教室の案内あり)
  ひと:石川謙さん
  テーマ:液晶について(その他)
     5/29(土)の連絡  石川研究室  03-5734-2425

5.波動教具”白波くん他”の制作


 第167回7月24日(土)の例会で石井先生が開発した波動教具「白波くん他」の制作を行います。第158号(1998.10.14)参照。
 用意の都合がありますので、希望する方は
    6月19日(土)(第166回例会の時)
 までに石井先生までお知らせください。費用は2000円程度です。
   北本高校  tel.0485-92-2200
         FAX 0485-90-1009

6.放射線に関する一般人と専門家との認識ギャップをどううめるか

  「放射線教育に関する国際シンポジウム」実施報告

        東京家政大学附属女子中学・高等学校  宮沢弘二




7.像の概念をどう作るか

                      上尾東高校  西尾信一
 1年生の物理IA(全員必修、2単位)で、今年は光の授業を次のような展開で始めてみました。

1.「立体像の観察」0.5h
光の授業のテーマが「ものが見えるということはどういうことか」「ものはなぜそう見えるのか」だと説明し、立体的に見える例を紹介する。ホログラム、中村理科の大型ミラクルミラー(半球凹面鏡)、島津のマジックミラー(サークルニユースNo.164)に紹介されていたもの)を見せる。
2.「反射の法則」0.5h
 鏡に斜めに当たった光の反射のしかたを選択肢で問い、反射の法則を説明。入射光線、入射角などの用語も紹介する。
3.「鏡で見える範囲」1h
 鏡の前に立った人から見て鏡に映って見える範囲を尋ねる。はじめに鏡の中央部で反射して目に入る光線を考え、そのような反射光を生じる入射光線を描かせる。もちろんそのような入射光線を出す物体は、鏡に映って見えることになる。次に鏡の上端と下端で反射し目に入る光を考え、それぞれの入射光線を描かせる。そして、いくつかの点にあるものが鏡に映って見えるかを問い、最後に見える範囲を斜線で図示する。
4.「全身か映る鏡」0.5h
 自分の全身を映す最小の鏡の大きさを選択肢で問い、作図により身長のちょうど半分ななることを確認する。鏡を置く距離にはよらないことも説明する。大きな姿見早を用意し、西尾の頭のてっぺんと足先が映る位置にビニルテーブを貼り、たしかに身早の半分になることを示す。同じ身長の人は授業の後にその2つのテーブの間に自分の姿が入り、鏡から離れてもそれは変わらないことを確認するよう呼びかけるが、実際にやってみる生徒はあまりいなかった。
5.「鏡による像」2h
 平面鏡・凸面鏡・凹面鏡による点光源の像をブリントで作図させ、平面鏡では像が鏡を挟んで対称的な位置にでき、凸面鏡では像が鏡に近いところに、凹面鏡では逆に遠いところにできることを確認する。続いて、大きさがある物体の両端を点光源として像を描くことにより、平面鏡では物体と同じ大きさの像かでき、凸面鏡では小さな像ができ(その代わりに映る範囲が広くなる)、逆に凹面鏡では大きな像ができることを導く。凸面鏡の例として車のサイドミラーを、凹面鏡の例としてメイクアッブミラーを、ふつうの鏡と一緒に回して比較させる。

 この展開で悩んでいるのか、授業のテーマにも深く関連ずる「像の概念」をどうつくるかです。作図の仕方を教えることはできても、光線の延長か交わるところに像ができることをわかってくれない(ように見える)生徒が多いからてす。また、点光源の像から大きさのある物体の像に拡張するところも、わかる生徒には何でもなく過ぎてしまうところなのでしようが、多くの生徒はなるほどという感じにはなりません。意味が分からない作図のやり方だけ覚えても、物理教育としては失敗です。
 一点から出た光は四方八方に広かり、その光の一部が瞳に入るとその点が「見える」のだから、ある一点から出たように広かる光は、それか瞳に入るとまさにその一点にあるように見える、という説明をしても、どうもビンとこないようてす。
 例会では、「カメラの原理を学習し、目のはたらきがそれと同様であると学んではじめてわかるだろう」「学習が進むうちにだんだんわかるものではないか」などのご意見をいただきました。しかし、レンズの像を作図するときもやはりこの像の概念が前提になっていますから、本来ならカメラの原理をりかいするのにもこの概念が必要であるはずです。また、昨年も似た展開で指導しましたが、光の学習が終わった段階でうまく概念形成ができたという手応えはありませんでした。どなたかよい知恵をいただけないでしょうか。

8.MIA MIA NET WORK(名古屋市立理科のサークル誌)
9.新聞記事より マジカル科学

  1999.3.23 東奥日報 その35
 郵便物にバーコード「紫外線でピカピカ」
  省略


10.本の紹介




11.第164回例会の内容

  9月21日(土) 15:30〜19:00
  場所:浦和第一女子高校 物理実験室
 <内容>
 (1)サイエンススナッグプックより  (岸沢先生 (1)〜(4))
 1)手のひらの穴
 A4の紙で直径1cm位の筒を作ります。両目を間き、筒を右目に当て、左目の前に左手のひらを置きます.筒と接触するようにして筒から2/3位の所に置きます.すると、手に穴が開いているように見えます。
 2)筒から見た明るさ
 薄手の紙筒と厚手の紙筒で同じ白い壁を見ても明るさが異なる。薄手の紙筒の方が壁が暗く見えます.筒が明るいので網膜の中心の視神経が抑制されて、壁が暗く見えるのです。
 3)チェシャ猫
 人の顔が目と口元を残して消えてしまう現象です。この実験の名前は「不思議の国のアリス」に出て来る猫からとっています.この猫は笑い顔だけ残して消えてしまうのです.
 実際にやってみましたが、かなり個人差があります。I氏は例会の間ずっとやっていましたがついに成功しませんでした。
 (2)しんきろう
 実験桔果の紹介。正立像、倒立像が同時にできる条件。しんきろうに関するピデオの紹介。
 (3)光の実験
 マグライトとレーザーによる実験の比較。
 (4)加工できる鏡(東急ハンズで”購入〉でできる実験。
 カレイドスコープ(以前に野呂先生が紹介),その他。


 (5)音反動車
 竹中功先生(金沢錦丘高校〉 紹介:湯口
 (6)レンズの焦点をはかる実験
               湯口
 (7)蛍光光ファイバー
 千葉正廣先生(熊谷商業)が例会の前に持ってきてくれました。残念ながら用事があって例会には参加できないが皆に紹介して使い方を検討して欲しいと言うことでした,
 この光ファイバーは入口からだけでなく途中から光を吸収して出口が明るく光ります。

10.おわりに

 このサークルニュースは北村先生のおかげでインターネット上で見ることもできるようになりました。
  http://www.bekkoame.or.jp/~kitamula/
(H.Y)


 ***96年度;年間通信費 1、000円又は80円切手13枚***
   送 り 先;〒336 浦和市本太 1ー33ー6
   郵便振替;00150−8−560437 加入者名;湯口 秀敏
 <<連絡・問い合わせ先;電話 048ー881ー2782>>
 サークルニュースの抜粋、要約、転載は北村が行いました。ニュースの原文・図など詳しい内容を知りたい方は、直接湯口先生まで連絡をとって下さい。

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