埼玉よせなべ物理サークル会誌125号

(旧 教材・教具を工夫する会)

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第125号抜粋

1.125回例会の案内
    1/20(土)上尾東高 15:30〜18:30 担当:西尾信一先生
 予定「資料紹介・実験紹介」
 ・「科学技術科」等融合教科への動き
 ・回転盤のいたずら ・身近な放射線源
 ・電子レンジを使った実験 ・超能力マジック

2.次回以降の予定
 第126回 2/17(土) 越谷総合技術高 担当:岸沢真一先生
 第127回 3/16(土) 春日部工業高  担当:大下 仁先生

3.子どもと楽しむ科学マジック
 「コップの宙づり」 野呂茂樹

 「準備」
  ・スチロール樹脂のハード型(270ml)のコップ
  ・9cmx9cm程度のプラ板(下敷き)
  ・小吸盤(観賞用がよい)
 「方法」
 最初、コップ一杯水を入れプラ板を下ろしてつり上げます。
次に水の量を減らしてやって下さい。
最後に、プラ板やコップの水をきれいにふき取り、乾いた状態でやってみて下さい。
いずれの場合も、つり上げることができます。
コップに空気抜けの穴があるとうまくいきません。吸盤がないときは、板に穴をあけて固定して下さい。(空気が出入りできないように、プラ板の代わりに、厚紙でも可能です。)
     図 省略

4.情報広場
 (1)テレビに登場「コップの宙づり」(平成教育委員会)
    3.の野呂先生の「コップの宙づり」がフジテレビ(8ch)の平成教育委員会で放映されます。
  1月20日(土)の予定

 (2)雑誌「ウータン」に「Mr.マサックの超能力マジック」の紹介
      工藤貴正(青森、板柳高)

  「ウータン 1996年1月号 (学習研究社)」p.99から109
  「Mr.マサックの超能力マジック」 
   a.念力でコップを割る
   b.ハンドパワー 素手で蛍光灯が点灯
   c.透視 ・・・封筒の中の文字を読む!
   d.回転したり、動いたり・・・思いのままにうごくペン!
   e.ライターいらず?念じるだけで火のつくタバコ!
   種明かし付きです。
 
 他にも、「放射線が見えた」(都立西高、森先生の森式霧箱)、「X線発見から100年、人体がここまで見えてきた」などの記事があります。

 (3)大学教育課程における物理学の危機(論文)
 「基礎教育課程における物理学の危機」鶴岡靖彦(東海大学)
  応用物理教育題19巻2号1995年
 この論文は、東海大学が93年度に実施に移されたカリキュラムの(物理に関する)問題点の指摘から始まって基礎教育に於ける「物理学」の危機克服のための提言、その存在意義について言及しています。

 (4)科学研究費(奨励研究B)書類の入手方法
  科研費を申し込む時期になってきました。切手430円分を下記まで送れば必要な書類を送ってくれます。
 郵便番号101 千代田区三崎町2-6-9 三栄びる202号室
   科学研究費補助金計画調書用紙領布会
   tel.03-3263-9092

5.本の紹介「スポーツ上達の力学」
  「スポーツ上達の力学」八木一正著
  副題:イラストでわかるスポーツ動作の原理
    大河出版 1,380円
    ISBN4-88661-913-4 C1375 P1380E

6.中国見聞録 その5 「中国の先生から便りが来ました」
      岸沢真一先生(越谷総合技術高) 
 連絡誌の121号に書きましたように、中国で開かれた国際会議の席上で、職業高校、専門学校の先生方と知り合いになり、帰国後、会議の時の写真や「よせなべ物理」、越谷総合の学校案内、教材教具連絡誌などを送りましたところ、返事がきました。それも心温まる内容で、多少無理をしてでも行ってよかったとしみじみ思っています。あの会議は日本側からは高校の先生の出席が多かったのですが、中国側からは大学の先生方がほとんどで、両国間で会議に臨む姿勢にズレがありました。したがって、中国の先生方にとっても会議の進め方に多少不満があったようです。やはり、少人数で気軽に話しあえる雰囲気は大切ですね。
 日中のこれからの交流を考えるときに、言葉の問題は大きいでしょう。南京では日本語のできる高校生にずいぶんと助けられましたが・・・。今回私が出した手紙も日本語と英語の両方で書きましたし、返事も中国語、英語、日本語と様々です。たぶん、語学の先生の手助けを借りていると思います。しかし案ずるより生むがやすし、今回もまあ通じたようですから、どんどん交流する価値はあると思います。
  以下 手紙本文略

   ・黒龍江省阿城師範学校 趙清福先生より
   ・湖南省張家界市大庸航空工業学校 李先生より
   ・遼寧省阜新媒炭工業学校 張先生より

7.「国際化教育とは何か」−理系教育の立場から−
      千野 司先生(和光国際高)

 1.はじめに
 2.理系にとっての「国際化」
  (1)「仕事」についての専門的技術・知識
  (2)コミュニケーション手段の確立
  (3)お互いの習慣・歴史の把握
 3.理系にとっての国際化教育
  必要なもの
  (1)専門知識・技術についての学習
  (2)語学力の会得
  (3)外国の環境、歴史、習慣についての理解
  具体的には
  (1)技術教育の充実  数学、理科、情報、工業、農業
  (2)語学教科の内容検討 国語、英語、第2外国語
  (3)グローバルな視点からの学習 地学、地理、歴史、外国事情
  教師の側の対応
  ・理系教科の教員の語学力の向上
  ・語学教員の技術知識に対する理解
  ・教材の開発
 4.おわりに
  「国際化とは個人のレベルの国際化である」
  「国際化教育とは教科教育の学際化である」
  「特定の教科に偏らず、できるだけ多くの教科の基礎を学習する」

8.博物館・科学館の紹介 第1回「千葉県立現代産業科学館」
 広井先生(筑波大附属高)からの紹介
 「100万ボルトの高電圧の発生装置(フランスの発見宮で見たもの)の実演がありました。参考までに。」
 「千葉県立現代産業科学館」 9:00〜16:30 月曜休み
  場所:千葉県市川市鬼高1−1−3
    tel.0473-79-2000

9.放送大学 「物理に関する特別講義の一覧」
 放送大学の平成7年度第2学期番組から物理や数学に関する特別講義を抜き出しました。
 1 2/12(月) 9:15 常温核融合−そこに未来はあるのか− ユリアン・シュヴィンガー
 2 2/13(火) 8:30 分子の世界の右と左 斉藤喜彦
 3 2/13(火) 9:15 物理の世界に終わりは来るのか パイエルス
 4 2/14(水) 8:30 シンメトリーと物理学 楊 振寧
 5 2/15(木) 8:30 レーザー核融合 中井貞雄
 6 3/10(日)21:45 国立天文台野辺山電波観測所 森本雅樹
 7 3/12(火)21:45 東北大学金属材料研究所 増本 健
 8 3/13(水)21:45 北海道大学低温科学研究所 藤野和夫
 9 3/14(木)21:45 高エネルギー物理学研究所 菅原寛孝
 10 3/15(金)21:45 東京大学物性研究所 竹内 伸
 11 3/16(土)21:45 宇宙科学研究所 秋葉*二郎
 12 3/17(日)22:30 現代の建築の構造と力学的特徴 中村恒善
 13 3/21(木)22:30 電波望遠鏡の世界 海部宣男
 14 3/23(土)19:15 脳とコンピュータ 松本 元
 15 3/24(日)19:15 手作りスーパーコンピュータ 秋本大一郎
 16 3/27(水)20:45 磁石の不思議 近角聡信
 17 3/29(金) 6:00 宇宙からの手紙 −隕石− 下山晃
 18 3/29(金)21:45 ブラックボックスを覗く−分子構造から化学反応へ− 廣田栄治
 19 3/30(土) 6:00 宇宙の始まり −創造の種− S.W.ホーキング、佐藤勝彦
 20 3/30(土)21:45 数学研究の諸相(1) 広中平祐
 21 3/31(日)21:45 数学研究の諸相(2) 広中平祐

10.第124回例会の内容  (湯口)
  12/6(土) 15:30から19:00
  場所:和光国際高校
 今回は北村先生、瀬川さんと初めてのメンバーが2人も参加して、新鮮な感じの例会となりました。

 「紹介資料」
  ア.岐阜物理サークルニュース No.133 1995.12.12
  イ.ウィンドwsによる音声分析とシミュレーション(北村)
  ウ.放送大学番組表 '95.10−'96.3 平成7年度2学期
  エ.東京都理化教育研究会発表資料 1995.12.2

 「内 容」
 (1)科学の祭典について

 (2)科学館・博物館の紹介

 (3)アルク出版「英和物理学習基本用語辞典」(北村俊樹)の本の紹介

 (4)森北出版「Windowsで知る音声と運動の実験室」(北村俊樹)の本の紹介
 a.サウンドカードによる音声計測・合成  Windowsパソコン内蔵のサウンドカード(サンプリング周波数44Khz)を計測用ボードとして音声計測や合成を行えるようにしたものです。
 b.生徒用リアルタイムシミュレーション
  ア.万有引力による天体運動ソフト
  イ.噴射による軌道の変更
  ウ.気体の分子宇運動と法則ソフト
  エ.α線の散乱
  オ.水波の3次元表示動画
  カ.原子炉シミュレータソフト
  これらについては、近く森北出版から本が出る予定です。

 (5)その他いろいろ
済みません。紹介できなくて。

11.おわりに   (湯口)
 (1)明けましておめでとうございます。本年もどうかよろしくお願いします。今年からサークル名を「埼玉・よせなべ物理サークル」とすることにしました。名前が変わったからといって今までと特に変わることはありませんが、名前のようにいろいろな人や教材がこのサークルに集まって、いい味が出るようになったらいいな、と思います。

 (2)博物館・科学館シリーズ:
  今回からしばらくの間、いろいろなところにある博物館、科学館を紹介します。次回は「中谷宇吉郎 雪の科学館」です。瀬川さんが例会の時に資料を持ってきてくれました。その後高橋忠司先生(埼玉大学)から中谷先生に関する本をいただきましたので併せて紹介します。



 サークルニュースの抜粋、要約、転載は北村が行いました。ニュースの原文・図など詳しい内容を知りたい方は、直接湯口先生まで連絡をとって下さい。


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