埼玉よせなべ物理サークル会誌123号

(旧 教材・教具を工夫する会)

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第123号抜粋

1.123回例会の案内 

2.先の予定

3.おたより紹介

4.第25回関東理科教育研究発表会千葉大会 (湯口)
    物理分科会の発表項目 1995.11.100
 1.簡易実験における発展的実験処理の工夫について 石原高裕 山梨県立都留高等学校
 2.Mathematicaを用いた物理教育へのアプローチ 進上芳雄 栃木県立栃木高等学校
 3.物理CD-ROMの「PhysiQuest 何で?今物理!」の紹介 右近修治 神奈川県立柏陽高等学校
 4.3段アンプの作製と応用 石井登志夫 埼玉県立吉見高等学校
 5.ヤングの実験・斜面上のモンキーハンティング実験 岡野道也 茨城県立古河高等学校
 6.生徒の考えを活かした「慣性」の指導法について 根本和昭 茨城県立日立第一高等学校
 7.大型クインケ管による干渉の体験をベースにした光の干渉の授業展開 関口隆司 茨城県立水戸第一高等学校
 8.「ヘルツの実験」「電磁誘導」の演示実験装置の製作 岡田一郎 群馬県立富岡東高等学校
 9.摩擦力、静電気力波動に関する実験(共同研究) 市川清(他16名) 千葉市立稲毛高等学校
 10.表計算ソフトによるシミュレーション 佐藤公昭 千葉県立高等学校

 興味深い発表もありましたが、全体的には地味な発表が多かったように思います。埼玉からは石井先生が発表しました。今回は3段アンプの紹介とともに「よせなべ物理」(実験資料集)の紹介を行いました。物理研究委員会のメンバーで何冊かづつ分担して持っていきましたがすぐなくなってしまいました。

5.中国見聞録第4回
「中国河南省鄭州市での物理交流を行ってまるで竜宮城に来たようだ!」
  埼玉県浦和市立高等学校 坂田正司
 1.はじめに
 2.鄭州への旅のはじまり
 3.開封観光と歓迎晩餐会
 4.中学校での物理交流
 5.終わりに

6.授業プリントの紹介  「運動量を中心にした力学の展開 その3」
  根本和昭先生(茨城県立日立第一高等学校)
 10ページのうち5,6ページ目
 p.5 「プリンキピア」の定義と法則
 p.6 質量と運動量の保存性

7.情報広場 (1)「生徒に興味を持たせる実験方法及び教材教具の研究」
  日本私学教育研究所 紀要 No.30−(2) 抜き刷り
  田野倉宏和(東京純心中・高等学校)
  1)L.E.D.を使った音波のレベルメーターの制作と実験
  2)縦波の伝播のモデル
  3)回転する水槽内での浮力の実験
 田野倉先生からおくっていただきました。田野倉先生が昨年度日本私学教育研究所の委託研究員としてされた研究の一部をまとめられたものです。詳しい内容は例会の時に紹介します。

(2)岐阜物理サークルニュース
 「サークルニュース全16巻 すべての記事の総目録を作ります。欲しい人は一報を。tel058-237-4048(長野)」
 なお、岐阜物理サークルニュースは長野勝先生(岐阜西工業高)から毎号10部送っていただいています。例会で配布していますが残部があります。(例会の参加者が10人を越えることはほとんどありませんので)。希望される方は是非申し出て下さい。申し出て下さい。

(3)埼玉科学展について  11月4日(土)から6日(月)まで秩父第一小学校を会場にして、科学展(中央展)がありました。物理分野の出展(高等学校)は次の5点です。
  1.エタノールロケットの研究 春日部東高校物理部
  2.液体中の落下速度     春日部東高校物理部
  3.ドミノ倒しの伝達速度   春日部東高校物理部
  4.コントラバスの製作    浦和第一女子高校物理同好会
  5.超伝導物質の作り方    熊谷高等学校物理部

(4)新聞記事
 ア.「電子で作るアインシュタイン博物館」
 1995.8.26 朝日夕刊
 電子博物館づくりに取り組んでいるのは、近畿大教職教育部の杉本賢治助教授(数学)とスイス・ベルンにあるアインシュタイン博物館官庁のアドルフ・ミッチェル博士ら。欧米の研究者20人に呼びかけ「世界アインシュタイン研究者会議(議長・杉本助教授)」を発足させた。インターネットを通した世界的な情報交換や資料収集によって、博士のさまざまな写真や生前の映像、書簡などをディジタル化してインターネット上の電子掲示板に「電子博物館」の形で発展させるのがねらいである。今月には映像や資料をCD−ROMに記録した伝記「アインシュタインの生涯と冒険」が出版される。

 イ.「世界最強の磁場」
 1995.10.18 朝日夕刊
 科学技術庁金属材料研究所は9月末、強磁場発生装置で36.04テスラ(1テスラは地磁気の約2万倍)という世界最強の磁場を約30分発生させることに成功した。強磁場発生装置は直径約2m,高さ4mの円筒型。超伝導線と銅線の2種類のコイルを組み合わせて実現した。

8.おもちゃの紹介
 以前、ジャンピングトイを使った実験を紹介したことがあります。

  連絡誌第39号1988.11.16 1987年全国理科教育大会研究発表資料集
  「おもちゃを使って教える  大阪府立福井高校 服部重章」

 また、次の本にも使い方、入手先が紹介されています。

  「いきいき物理わくわく実験  愛知・岐阜物理サークル 新生出版」

 私のところでは6年位前にまとめて購入して毎年使っています。このジャンピングトイを使った実験は、定量的にはかなり大ざっぱですし、壊れたり、調子の悪いものが多くなって(吸盤が劣化している)きているのでやめようかと思っていました。実際生徒もかなりやりにくそうでした。ところが生徒のレポートを見ると思った以上に人気があるのです。単におもちゃを使うので親しみがわくということだけでなく、ちょっと大げさな言い方ですが、おもちゃを使うことで授業で学んでいることと日常生活がずいぶん接近して感じられるようなのです。
 そのようなこともあって改めていろいろなおもちゃを実験委取り入れてみようと考えています。今回からしばらくの間、おもちゃを紹介しながらそれをどういう形で湯業に取り入れていくかを紹介します。すでにいろいろやっておられる方、これからやってみようとされている方は是非情報をお寄せ下さい。

9.第122回例会の内容
  10/28(土) 10:00から14:30
  場所:浦和第一女子高

(1) 簡易分光器を作る
(2)運動量からはいる力学の授業展開について
(3)インターネットについて

10.おわりに   (湯口)

 休業土曜日というのはどうも集まりにくいようで、今回2人で例会をやりました。2人でやる例会はこれで確か3回目だと思います。サークルの原点に帰るような気分になります。
 部活動の関係や家から出てくるのはそれなりに大変だということもあると思います。他のサークルでは火曜とか水曜の夕方やっているところもあります。何人かの方に意見を聞いたのですが、やはり土曜日の奉加良いということでした。さて、完全週休2日制になったらどうなるだろうか、ちょっと心配です。
 物理の教員であっても、現実は特定の学校を除いてほとんど物理以外の教科を教えているのが現状です。物理が4時間とか場合によっては0時間であることも珍しくない状況です。生徒指導、部活動に追われてどうしても「物理」のことを考えることをしなくなってしまいがちです。そうであればこそ、是非とも月に1回集まって「物理」のことを考えてみようではありませんか。



 サークルニュースの抜粋、要約、転載は北村が行いました。ニュースの原文・図など詳しい内容を知りたい方は、直接湯口先生まで連絡をとって下さい。


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