「詠藜園川菜館」の担担麺


Mission:008 「詠藜園川菜館」祖傳秘製一食四十五年(Jun.08.97)


 これまで香港で、何百もレストランに入りました。一食百円から、十万円を超えるものまで、食べまくってきましたが、本当のお気に入りが、決まってきました。新しい美味しいお店もどんどんオープンするので、新規開拓もするのですが、長く食べ続けているお店から紹介しようと思います。
 食べ物を紹介するので、画像もたくさん扱うことにします。第一回は、千円でおつりの来る、安くて本当にうまい店の、香港で最初に担担麺を扱った四川料理店、「詠藜園川菜館」です。

特製マップ

 実は、歩道橋の右手には、高架の道路が右下(東南)に伸びているのですが、省略しました。地下鉄のB出口から出て下さい。

通りから見た姿

 場所は、空港から北に2kmほど行ったDiamond Hill 鑚石山 Tsuen Shek Shanで、地下鉄駅から歩いて三分くらいです。黄大仙の近くでもあります。後ろ姿は、シェフの殷金玉さん。
 鑚石山 Diamond Hill 聯誼路 Social Avenue 一號 852-2320-6430
 だいたい、昼十一時から夜十一時頃まで開いていますが、中国の休日はお休みです。

入り口

 右手には、紹介された新聞や雑誌の切り抜きが貼ってあります。

メニュー

 メニュー「食譜」の表紙にある通り、四川担担麺が名物です。様々なメニュー(お薦めは、42圓の棒棒鶏、大千鶏、雲白肉、30圓の麻婆豆腐。メニュー掲載順)がありますが、僕が、ここに通い続けるのは、やはり麺が美味しいからです。念のために、メニューの一部も載せてしまいましょう。

 湯麺類でよく注文するのは、担担麺14圓と、35年前に生まれた、炒めた挽き肉ののった改良担担麺22圓です。

改良担担麺

 辛さは、調節してもらえるので、最初は、あまり辛くない状態から食べるとよいと思います。

三絲涼麺

 涼麺は大好物なのですが、ここは、ソウルの江西麺屋の冷麺と同じく、食べるためだけに香港に行ってしまうことのある涼麺です。
 しこしこそばとは違う、卵と小麦粉で作った蛋麺のおいしさを、一番よく味わうことが出来ます。あまりのおいしさに、いつも、かぶりつくように食べてしまいます。ほっぺが膨らんでいる姿が恥ずかしくて……。

炒麺

 様々なタイプの焼きそばも美味しいのです。ディナーを食べてから、十時過ぎに出かけることが多いのですが、つい炒麺まで食べて、満腹で動けなくなってしまいます。

突き出し

 席に着くと、すぐに持ってきてくれますが、この酢のあわせ方が絶妙で、おみやげに持って帰ったりしています。

おいしいお店の条件

 世界の麺を食べ歩いた結果の結論ですが、おいしいお店は、必ず欠けた食器も大切に使っています。さすがは詠藜園川菜館! 自信を持ってお薦めします。

主人の 楊天宝さん(左)と、シェフの 殷金玉(右)さん

 楊さんは、1949年六歳の時に、一家で上海から香港に来たそうです。1985年に、お父さんから、このお店の経営を受け継ぎました。お店は、ますます名を馳せていますね。
 殷金玉さんは、1960年十八歳の時に、広東省から香港に来て、ずっと、このお店で働いているそうです。数少ない、本当に味の分かる料理人の一人だと思います。
 二人とも、煙草を吸っている所を見たことがありません。味を大切にしているのでしょう。

 実は、近い内に、この一画の再開発が行われます。荷里活中心商場に引っ越すそうですよ。いつも、美味しいお店が引っ越す時に、移転先を捜すのに苦労するのですが、詠藜園川菜館は、すぐに見つかることでしょう。
 通りから見ると、まるで森の中のレストランのような趣のある、今の古いお店が好きなのですが、まわりは、バラック風の家や、古い市場になっているので、土地の高い香港では仕方がないことですね。
 出かけた方は、また最新情報を知らせて下さい。

 この画像は、古い古いビデオカメラのSONY CCD-TR75で収録した8ミリビデオテープを、BUGのDesk Studio ProとMacintoshでデジタルビデオ編集した番組から、静止画像を選び、Adobe Photoshopでレタッチしたものです。
 そのうち、デジタルカメラの画像を使います。

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