遊客紀念票で、地下鉄も四割引!


Mission:007 遊客紀念票で、地下鉄も四割引!(May.05.97)



 第二番目のからくりは、Stored Value Ticket 通用儲値票やTourist Souvenir Ticket遊客紀念票を使うと、料金が少しずつ安くなることです。たぶん、毎回乗車券を購入する必要がないので、その販売経費分を安くしているのかなあと思うのですが、どうでしょう?
 $4の区間を乗っても、改札口を出るときに、表示を見ると、$3.9しか減っていません。$5の区間なら、$4.7、$6の区間なら、$5.8というように、少しずつ安くなるのです。
 もっとうまみがあるのは、月曜から金曜までの、朝8時までと、朝九時から九時半までは、何と約三割引で乗ることが出来るのです。$4の区間なら、$2.7ですし、$5の区間なら、$3.3ですし、$12.5の区間なら、$8.5といった感じです。もちろん、ラッシュの時差通勤通学を推し進める為に、金額を安くして、人々を誘導しようという対策でしょう。

 もうおわかりと思いますが、例えば、$4を四回、$6と$7を一回ずつ乗ると、合計が$19.8となり、$0.2残ります。前回紹介した第一のからくりで、$0.2でも、$12.5の区間を乗ることが出来ます。つまり、正規運賃で払えば、合計$41.5になる区間を、$25で買う額面$20のTourist Souvenir Ticket遊客紀念票で乗ることが出来るというわけです。

 そこまで得をしなくても、前回紹介したように、二枚のTourist Souvenir Ticket遊客紀念票を常に持っていて、短区間専用に使って、最後の一乗車を、銅鑼湾・尖沙咀間のような海峡越えに使えば、売値の$25以上は使えるので、元を取ります。
 それに、何よりも、あの美しい写真のTourist Souvenir Ticket遊客紀念票が、おみやげになると思えば、うれしいですよね。

 地下鉄を使いすぎない工夫も大切だと思います。パリやニューヨークのような、地下鉄が発達した大都市がよい例です。交通渋滞を避けるには地下鉄が一番ですが、区間によっては、バスの方が早く、かつ歩く距離が少ない場合も多いのです(いつか、都市交通は、"旅のTips & Tricks"で扱います)。
 例えば、スターフェリーを使った方が、早い場所(中環の海側と尖沙咀の西側の間等)も、ありますし、地下にもぐって、地上に上がることを考えると、渋滞しない時間なら、Nathan RD彌敦道の移動は、バスの方が早かったりします。

 香港の地下鉄は、乗り換えをとてもよく考えてあって、降りたホームから、そのまま乗り換えの線に乗ることが出来ます。わざと、二つの線が二つ以上の駅が重なるように作ってあって、同じ進行方向に乗り換える場合と反対向きに乗り換える場合とでは、二つの線でも、乗り継ぎ駅が違うのです。
 例えば、Kwun Tong Line塘觀線の黄大仙からTsuen Wan Line全(くさかんむりつき)湾線に乗り換える場合でも、深水[土歩]に向かう時は、太子で乗り換えますが、尖沙咀へ向かう時は、旺角で乗り換えます。つまり太子が反対方向乗換駅で、旺角が同じ方向乗換駅です。油麻地も、二つの線に同じ駅がありますが、乗り換え向けの駅ではありません。
 同様に、Island Line港島線では、金鐘が反対方向乗換駅で、中環が同じ方向乗換駅です。


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