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Factory Bargainsを探すには?


Mission:004  Factory Bargainsを探すには?(Nov.23.96)


 最近では、雑誌、ガイドブックやTV番組でも、ファクトリー・バーゲン情報が豊富になってきました。もしも、お目当てのお店があるなら、しっかりチェックしておいて覗いてみるのもいいですね。でも、そんなお店は、日本人観光客もチェックしていて、僕たち日本人が欲しがる商品やサイズは売れてしまいます。そこで現地でFactory Bargains情報を入手するテクニックを扱おうと思います。

 まず、情報戦は、日本で飛行機に乗った時から始まります。朝、いくら早起きして朝刊を読まずに来たからといって、日本語新聞ばかりもらっていませんか? 香港行きの便なら、香港の英字新聞を積んでいます。新しいお店は顧客獲得のために新聞にいわゆる三行広告を出しますし、古くからのお店も、ユニークな品がたくさん入った時など、新たに広告を出したりしています。
 もしも、エコノミークラスで、香港の新聞が品切れになってしまった時は、トイレのついでに、前の方の席の人に読み終わったものを戴いてもよいし、啓徳空港で降りるときに、ビジネスクラスから読み終わったものを入手してもよいと思います。入国審査を待つ行列の中で、広告を探せば、無駄がありません。
 以前に、『旅のTips & Tricks』第70章「Factory Bargainsの歴史」で紹介したスキー・ウェアのお店も、実は、新聞広告を頼りに行ってみて見つけました。スキー・ウェアは、品揃えのごく一部に過ぎず、もしも広告を読んでいなかったら、店員さんに聞かずに通り過ぎてしまっていたかもしれません。

 空港では、公式ショッピングガイドを入手しましょう。国内でも香港観光協会から入手してあるはずですが、最新版が出ているかも知れません。日本語版では、丁寧にお店のアドレスの所に「ファクトリーアウトレット」と書いてありますし、「ラージ・サイズ専門」とか、「香港製」とか、「ヨーロッパサイズ8号から20号まであり」といったコメントまでついています。
 あたりはずれが大きいので、地域別に整理した上で、ついでに見てみる感じで、新しいお店を開拓するとよいと思います。

 さて、もちろん現地の本も活用しましょう。一番のお薦めは、このFactory Bargainsブームの引き金になった、"HONG KONG FACTORY BARGAINS"です。表紙には、"The Complete Guide To HONG KONG FACTORY BARGAINS"と書いてあって、その言葉の通りの本で、毎年のように改訂されていて、HONG KONG FACTORY BARGAINS VIII"(1991刊)のように、ローマ数字でバージョンが示されています。
 著者はDana Goetz。出版社は、Delta Publications Ltd.で、14cm×10cmくらいの文庫本サイズで、だいたいHK$49〜で売られています。まだ今年度版を入手していないのですが、たぶん値上がりしているでしょう。洋書が置いてある本屋さんならどこでも手に入ります。

 中身はもちろん英語ですが、地域別に掲載されていて、地図も詳しく、索引も分野別のものも巻末にあるので、単語さえわかれば使いこなすことが出来ると思います。情報も豊富で、一軒一軒のお店は、急いで回りたい人でも立ち寄る価値のあるストップウォッチマーク、ブランドのタグがわかるお店のラベルマーク、お店の建物の状態のマーク、男性ものもあるマーク、様々なカテゴライズがされていて、とてもわかりやすく、クレジット・カードが使えるかどうか、TCが使えるかどうかも表示されています。
 交通手段や、品質チェックの方法なども詳しく、単なるノウハウに留まらないFactory Bargainsの哲学が漂うような本でもあります。
 特に僕が毎回楽しみにしているのは、"Foreword"の巻頭言で、その文章中に見え隠れするDana Goetzの人となりは、とても魅力的です。

 昔は、Factory Bargains入門と言えば、Hung Hom紅[石勘]と相場が決まっていましたが、天安門事件以後、Tsim Sha Tsui尖沙咀やCentral中環でも多くのお店を回ることが出来るようになりました。次回は、入門向けのCentral中環のランドマーク横のPeddar Buildingを紹介します。 


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