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立法評議会前返還の時直前

 返還の瞬間を迎えるのにふさわしい場所は、たくさんあります。まず、尖沙咀や銅鑼湾等の繁華街のあちこちでは、若者達がカウントダウンをしました。式典会場前も、公式の決定的な場所としてふさわしいと思います。欧米人の姿、特にユニオンジャックのドレスやマントやTシャツ(つまり、PROMSのラストコンサートの雰囲気)の人々のお祭り風景を見るなら、蘭桂坊ランカイフォンが、ぴったりでしょうし、情報中心で行くなら、大半の香港の人々のように、TVの中継を見るのもよかったと思います。
 明け方に、何人かの若者に、どこでカウントダウンを迎えたか聞いてみたのですが、銅鑼湾のTimes Square前というのが多かったように思います。新聞の写真では、ものすごい数の若者達が、カウントダウンを叫んで(もちろん音は聞こえませんが)いました。
 体調が悪い中で、考えに考えたあげく選んだのは、民主党を始め、様々な民主化運動団体が集会をする立法評議会周辺です。
 立法評議会のバルコニーから午前0時に演説をする話は、日本でも報道されていましたが、現地に来ると、立ち入りが禁止された、たぶん出来ないだろうという情報ばかりで、びっくりしました。民主党の人に聞いてみたら、笑いながら、確かに難しくなったけれど、実は梯子を用意しているから、どうしても登ることが阻止されたら、よじのぼるだけだよ、と教えてくれたので、安心して待つことにしました。
 十時ごろから世界中の報道関係者があふれてきて、フランス語、ドイツ語、英語、?語でTVカメラに向かっていました。みな例の公式式典の身分証明をぶら下げていて、あえてこちらを選んだとわかる人々でした。午前0時の出来事としては、最も「過激」なことなので、決定的瞬間を狙いたかったのでしょうか。
 下のステージでは、何人かが交替で、スピーチやちょっとした出し物を始めました。特に、リズムにのったオッペケペのような風刺は、全く聞き取れず、近くの人が英語で説明してくれるのを聞くばかりでしたが、まるでラップのように、言葉がわからなくても楽しめるものでした。
 香港の人々が圧倒的に多くなるのを期待して、これからの民主の運動の高まりを実感したかったのですが、残念だったのは、数千人の人々の中に、明らかに外国人とわかる人々が数多く目立ったことです。これから、集会、デモも、大きく制約されるようになって、どのようになってしまうのでしょうか。
 

 無事バルコニーに登ったメンバーのスピーチの場面を撮影しました。ビデオ撮影は、日本のMacでデジタイズしてから、EOSの望遠写真も、リバーサルをスキャンしてから、出来がよければ、このサイトで写真展をするつもりです。
 この次に九月に出かける時は、どれだけの集会が行われているでしょうか?


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