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返還前夜の重慶マンション

 若い頃、お世話になった重慶大廈Chung King Mansionですが、返還前夜は、やはり強気の料金設定でした。それでも満員になって、あぶれた人も出たとか。
 ある旅舎では、通常ならHK$250程度の部屋が、常連さんの料金でHK$500でした。その常連さんが言うには、一般の人は、さらに数百ドル高く払わされたそうです。
 ドミトリーの料金を聞くのを忘れてしまいましたが、たぶんHK$200を軽く超えたことでしょう。
 夜になってから到着した人の中には、客引きがいなくて真っ青になって、一つずつまわりながら、結局満室ばかりで、通路にたむろしていた人も出たようです。

 ちなみに、僕自身は、かなり前から、重慶大廈のとなりの金域假日酒店Holiday Inn Golden Mileのとなりの美麗都Miradorの中にある安宿に移りました。重慶大廈のエレベータは慢性的に混雑していて、うんざりしたからです。
 それでも、夏の旅行シーズンの時など、一室十人のドミトリーも満員になってしまって、夜十時過ぎに行った時など、ベッドがなくなって、床に数人眠っている部屋に、さらにマットレスを一枚支給されて、敷く場所がなくて困ったのも、なつかしい思い出です。今ではHK$1000前後以上の宿には泊まるようになりました。

 幾つかのホテルでは六月に入って、思ったほど予約が入らずに、料金設定を下げました。その結果、ある中級ホテルでは、朝食ビュッフェがついて、ツインがHK$920となりました。これなら、二人で泊まれば、充分満足。
 『旅のTips & Tricks』の第064章 番外編:香港への道(前編)第065章 番外編:香港への道(後編)で扱ったように、一年前には、あんなに大変だった宿の予約も、香港風の神の見えざる手は、このように機能するのですね。


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