1999年10月22日

修学旅行直前

秋は夕暮れ

 清少納言は、どうも好きになれない人なのですが、だからといって、紫式部が好きというわけでもありません。言うまでもなく、二人とも、全作品を原文で研究しながら読んだ作家です。直筆の原稿ではなく、当然写本からですが、人物像を、ある程度正確に理解しているつもりなので、二人とも、尊敬する大人物であることは、もちろんのことです。

 毎朝五時には必ず起きて働いている人間なので、春の曙は、しっかりと味わいます。僕の録音スタジオは、日中は直射日光が入らない北向きの部屋ですが、春から秋までの夜明け時だけは、太陽の光が入ります。春の曙の素晴らしさを、あのように切り取った清少納言は、すごい。今は、もう旧暦では晩秋で、今半月がどんどん膨らんでいる月が、新月になる時は、もう冬になりますが、新学期が始まって以来、夕暮れ時は、楽しみでした。

 今日は、毎日CASIOのQV7000-SXで写し続けた秋の夕暮れの中から、一番気に入っている一枚を使うことにしました。雲の色がもっと複雑で美しいものもあったのですが、この老松のシルエットが気に入っています。僕の身近で働いたことがある人なら、どこで写したかもわかるかもしれませんね。

 自分自身は、夏の時代を過ぎて、そろそろ刈り入れの秋を迎え始めています。人生を振り返ってみると、特にこの十年は、全力で走り続けてきて、自分の未来の夢のための肥やしをやるよりも、いつも自分の所にくるS.O.Sのレスキューに、かけずり回っていたようです。誰よりも時間を大切にして、時間の密度も濃い方だと思いますが、ずっと、やりたいことをするための時間は確保出来ませんでした。

 これからは?

 近頃考えるのですが、やらねばならない仕事を、なんとか早く済ませようとじたばたするよりは、どっしりと腰を落ち着けて、神様が桐谷に与えた最重要任務と考えて、その任務の密度を濃くして、楽しんでしまうことが出来る境地に到達してきました。

今週を振り返って

 先週末の花火を見逃したのは残念ですが、この一週間に成し遂げたことは、ちょっとすごかったかなと思います。

 まず、突然木曜日に、保護者に案内状を発送する宛名を入力する仕事が来ました。昨年度は、僕の方から提案したのですが、手書きで、みんなでがんばろうということになりました。もちろん、桐谷が頑張れば、のべ作業時間は、うんと短くなるので、がんばって、木曜日の夜徹夜しました。

 桐谷の高速タイプ能力を使えば、氏名、郵便番号、住所、電話番号データベースを作るとき、一人あたりの時間は、ほぼ六秒ですが、入力完成後は、ものすごく疲労するので、もちろん、スキャナーでOCRすることにしました。Macが標準で使うことの出来る三十以上の言語のうち九割の原稿を読みとることの出来る、すごいソフトを使っているので、ある程度は楽なのですが、どうしても、読みとりミスがあるので、やはり、少し大変な作業でした。住所録ファイルを貰ってしまえば楽なのですが、個人情報を扱うので、どうしても、この方法を使うしかありません。

 それにしても、本体を買うだけで、三十以上の言語が扱えるのは、すごいことですね。もちろん、インターネットでウェブサイトを見るときも、ハングル、アラビア語、ユダヤの文字、中国語全て、インドの文字まで何でも、その文字で表示されます。昔からマルチリンガル対応のOSなので、タイで買ったワードプロセッサーソフトを使って、タイ語と欧米の全言語と日本語の混在書類なんて、簡単に作ることができました。えっへん。

 木曜日には、「進路のてびき」という小冊子の編集をすませて、印刷屋さんに入稿しました。火曜日の学年の会議には、進路の委員に配布する資料を提出しました。

『桐谷のセンター試験90%得点法』

 先週末の花火を見逃したのは残念ですが、この一週間に成し遂げたことは、ちょっとすごかったかなと思います。

 一番大きな仕事は、先週のはじめに全バックナンバーを印刷した『桐谷のセンター試験90%得点法』が、あっという間になくなってしまったので、もう一度印刷をしなおしたことです。

 これを勉強するだけで、センター試験の国語で満点を取る力がつくという、桐谷の秘伝を開示するシリーズなのですが、授業でその教科の分を配っています。宣伝はしていないのですが、桐谷の授業ではない生徒たちがもらっていってくれるのは、とてもうれしいことです。桐谷の机の上に、完成した部分のバックナンバーが箱に入れて整理してあるのですが、ある知らない生徒が取っている時に、通りかかった生徒がその生徒に何をしているのかを聞いたら、「すごくいいって聞いて、授業をとってなくても貰ってもいいらしいと聞いたから」と答えていました。疲れがふっとんだ気分でした。

 評論・小説・古文・漢文の四つのシリーズを出していて、それぞれの生徒が苦手な科目をもらっていきます。全22講なのですが、今の所、十四講前後まで2000年版が完成しています。毎年改訂して新しい部分を二講を四科目の合計八講付け加えて、あまりに膨大になってきました。

 来年度の課題は、六講分の『桐谷のセンター試験80%得点法』と、十二講分の『桐谷のセンター試験90%得点法』と、二十四講分の『これで満点! センター試験』に分割することです。かなり大きな作業になりますが、これまでずっとMacを使って電子的に製版してきたので、作業は、とても楽になるでしょう。今年の冬は、『直前鉄則編』も、大幅に改定したいものです。

世界遺産「水原(SuWon)」の八達門のQTVRパノラマムービー

 かなり前に仕上げて、そのままハードディスクの肥やしになっていた画像を救出しなくてはと、探してみたら、適当なサイズのムービーが見つかりました。韓国紹介サイト「アンニョンIMF」の重要コンテンツになると思いますが、先行公開します。アップルが無償配布するQuickTimeプラグインが必要ですが、八達門(土地の人は南門といいます。)のロータリーの東南から撮影しました。臨場感を楽しんで下さい。

 実は桐谷は歴史が大好きで、遺跡を積極的に訪れ続けて、はっと気がつくと、世界遺産の半分以上を訪れたことになります。このサイトでも世界遺産サイトを立ち上げる計画がありますし、当然のことですが、日本と韓国は、全世界遺産を制覇していますし、イタリアも制覇してしまったようですし、東南アジアもそのほとんどを生はしました。「アンニョンIMF」の重要コンテンツとして、韓国の水原を扱う第一歩です。どうか、お楽しみ下さい。

修学旅行体感生中継

 くわしい話は、この次の更新の時に書きますが、「まつたけ食べ放題」と「正倉院展」の更新が順調に進むなら、来週の月・火・水の修学旅行を実況中継するサイトをプライベート公開します。誰にでも公開すると、万が一問題になった時に困るので、限られた人がアクセス出来るサイトにします。見ることが出来るのは、生徒、保護者、職員、桐谷の知り合い、電子雑誌読者、かな、と考えています。

 


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