1999年10月14日

NHKのドキュメンタリー収録

 

授業中の生徒の姿を収録

 言うまでもないことですが、桐谷の姿を収録するのではありません。1999年しし座流星群高校生国際観測会の中心となって活躍する生徒は、去年のしし座流星群全国高校生同時観測会を代表して、春休みに京都大学の日本天文学会で発表しました。その時に一緒に発表した友人の生徒との二人を中心に追う、流星観測のドキュメンタリーが、11/23に放送されるのですが、その中で、授業中の二人を収録したいということで、たまたま僕の古典の授業中に収録することになりました。

 この二人の生徒とは二年生の時からの仲良しで、二人とも、自分の世界を持ち、積極的に高校時代を生きて、豊かな可能性を持つ、素晴らしい人物です。この二人と、地学部を追うのなら、きっと感動のドキュメントが生まれることでしょう。

滅多にないリンク、「しし座流星群高校生国際観測会 <Leonids'99>

 この"Kirium"サイトでは、基本的に他のサイトへのリンクはしていません(例外はトップページの"Apple technology at work"です。)。深いポリシーがあるのですが、それは、また、いつかどこかで。

 今回は、彼らが活躍する<Leonids'99>へリンクします。去年の「しし座流星群全国高校生同時観測会」は、何と276グループ約三千名の高校生たちが、全国で観測しました。今年は、その観測ネットワークを地球全体に広げるとは、とても素晴らしいですね。今度バナーを手に入れて、"Kirium"のトップページからリンクさせます。

 もしも、海外の高校生に知り合いがいる方がいたら、是非、この話を伝えてみて下さい。参加登録は十月末日までという話です。

今日の授業について

 今日の画像は、ディレクターさん自ら撮影されいる光景です。主役の二人は、後ろの方に写っています。ラフな服装で教師らしくない桐谷が画面に入るのはまずいという判断もあったようですが、はっと気がついたら、レンズはこちらを向いていました。

 桐谷は、なかなかインパクトのある教師なので、ディレクターさんも興味を持って下さったのでしょうか。でも、授業風景であることをドキュメンタリーの中で最短時間で提示する一番いい方法は、三秒間教師が授業をする姿を流すことなので、ほんの一瞬使っていただけるかもしれませんね。

ディレクターさんのお話

 このチャンスに、生徒たちと一緒に、ディレクターさんのお話をうかがいました。お忙しいスケジュールがあるでしょうから、申し訳なかったのですが、快くお相手をしてくださって、深いことをわかりやすく話して下さいました。

 生徒が、旅番組で都合良くレポーターが集まりに招待される部分は本当におこったことかどうかを質問したのですが、「起こりうることの再現」という含蓄のある業界用語を使って説明して下さいました。

 決して起こることがあり得ないことを映像化するのは、よくないことですが、もしも、たまたま、その集まりがある時に、そこを通りかかれば、そのようなことが起こりうることを演出するのは、許容範囲なんですね。

 もう一つ、意義深い話がありました。それは、画面を通じて示される姿を、割り引いて考えなければならないことです。たとえば、今回のように、高校生が活躍するプラスの面が報道されることは少なくて、多くの場合ニュースとして意味を持つのは、高校生のマイナスの面なので、画面を通じては、高校生のマイナスの面が数多く流れるけれど、それを見て高校生の現実の姿と判断するのは誤りであるように、画面を通じての実態をどのように判断するかという問題でした。桐谷の言葉で言うと、情報のフィルタリングということと相通ずるものがあって、生徒たちも、深く納得しているようでした。

 いつも思うのですが、NHKの方は、謙虚で深い方が多いように思います。何かのチャンスにお話しする幸運に恵まれると、いつも、テレビというメディアの様々な特質について、深く考えるきっかけをいただきます。

 実際、放送局関連の方は、このようなメディアに関わりつつ、人間の様々な姿を見つめるので、哲学する人になるのだと思います。僕自身、地元の民放のドキュメンタリー番組の音楽の作曲を担当していた時に、様々な刺激を受けました。正味72時間(そのうち3〜4時間だけは眠ります)で、二十曲作曲して、フレーム単位で時間が合うように演奏する、ちょっときつい仕事ですが、打ち上げの時に、お話をするのが楽しみでした。

授業のゲスト

 授業に、ゲストが来るのは楽しいことです。教育実習生が授業を見に来る時も、きっと生徒にとって、とてもよい刺激になるだろうなあと思います。いろいろな方に来て欲しいなあと思っています。

 よく考えてみると、桐谷自身も、教師としての姿以外の、自分が生きている姿を示せば、生徒にとって素晴らしい刺激になると思うのですが、教材に追われて、なかなか自分の体験を話すことが出来ないのが残念です。その分を、生徒向けに発行している新聞"Kirium"で、少しずつ表現していかねばと考えています。


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