1999年8月27日

わくわくどきどきの日々

夏休みの終わり

 いよいよ、あと四日で夏休みも終わりになります。中学までは、必死に宿題を仕上げる生徒でしたが、高校になって、アルバイトがぐっと増えて、夏休みしか出来ない体験をするようになると、宿題は、友だちとの共同研究以外は、無視するようになりました。

 大学生になって、宿題からは開放されたのですが、アルバイトの合間に、自分で設定した宿題をせっせとこなす学問に打ち込む学生になって、大学院でも、自分独自の宿題を設定して、教師になった今も続いています。

 今年の一番の宿題は、休養すること。どうしても、やらなくてはならないことが多くて、なかなか休めませんでしたが、それでも、いつもの平均睡眠五時間以下の日々に比べたら、睡眠時間も多くなりました。

 いつだって、目標を全ては達成できませんが、少しでも近づければ、一つでも何かが出来れば、それで十分なのだと思うようにしています。もしも計画が全て実現できていたら、人類の幸福に、ものすごく貢献できていたはずですが、それは人生全体で実現に近づくことにしましょう。

僕の本拠地へ

 中学の頃よく聞いたGrand Funk Railroad(GFRと聞いてわかる方は、僕の同世代ですね。)に、"Closer To Home (I'm Your Captain)"という、オーケストラ付きの名曲があります。十分を超える長い曲で、特に、ライブの"Heartbreaker"とのメドレー・バージョンが気に入っているのですが、終わりの長いリフレインに"I'm getting closer to my home."というのがあって、長い旅から久しぶりに帰るときに、よく頭の中に流れます。短くても、山から下山する時や、長々と、飛行機を乗り継いで、少しずつ日本に近づくときのテーマ曲です。

 本拠地が、僕を呼んでいる気分です。四十五日授業をしていないわけで、出校日や終業式に生徒たちと話しただけ。新学期の授業は、本当に新鮮で、まるで生まれ変わったような気分になります。実際生まれ変わっていて、夏休み前の最後の授業から、さらに成長した自分に、自分で驚いています。

 もしも、これを読んでいる人がいたら、メッセージ。楽しい新学期を始めるよ! たっぷり準備をしたよ。桐谷を見違えるよ!

 新学期にわくわくどきどきしています。生徒たちも、きっと様々な体験をして、見違えるように成長していることでしょう。

長々と続く日々の短さ

 若い頃は、本当に、日常は延々と続くように思えて、一日一日は、長い日常に生まれていましたが、人生の半分が近づく頃から、そんな一日一日が、繰り返しの一日ではなく、特別の一日の連続として特定できるようになってきました。それだけ人生の密度が濃くなったのかなと思うのですが、かけがえのない一日にすることが出来るようになり始めたのかなあと思います。

 たぶん、あっという間に、学校祭が終わって、山の紅葉が麓に降りてきて、中秋の名月、ハロウィーン、アドベントと続いて、はっと気がついたら、クリスマス。もっと、一日一日を大切に味わいたいものです。

 まずは、行く夏を惜しむように、残された夏休みの日々を大切にしなくては。

 今日は、旅のTips & Tricks第91章ソウル発券再入門:中級編「実際に購入」を掲載しました。


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