3月31日 春山は比良山系へ


 今日三月三十一日に、僕の高校の校長先生が退職されました。教師になって以来、ろくな管理職に会ったことはなかったのですが、この校長先生は、ちょっと尊敬出来る方でした。もちろん、「管理職」である以上、職務上、僕と対立することもなかったわけではありませんが、彼は、校長である以前に、教育者でした。これまで四人の校長を、この高校から、チップス先生さようならをしたのですが、今日、彼を見送るために、何と大勢の職員が集まったことでしょう! 僕自身、この四年間を思い出すことは、彼に対する感謝ばかりです。
 僕の教師としての熱意を評価して下さった方ですし、僕の良さを引き出すことの出来る方でした。明日からは、僕の自転車通勤途上にある学校で校長をされますが、きっと、明るくなごむ学校経営をされることでしょう。

 さて、明日は、午前五時に起きて、山岳部の生徒たちと、琵琶湖の西の比良を縦走します。
 四月一日は、湖西線蓬莱駅から、小女郎峠に登り、蓬莱山を経て、打見山にテントを張ります。スキー場を通るので、生徒たちに何かを御馳走してあげようかな?

 二日は、比良岳から、金糞峠を経て、八雲ヶ原に泊まります。なんとスキー場のトイレは、24時間暖房付きなので、万が一の時は、ここに逃げ込めば大丈夫。スキー場の営業が終わったら、もう電源は切られてしまうのでしょう。ここ三年連続で、比良山スキー場は、この時期営業しています。

 三日は、いよいよ武奈ヶ岳から釣瓶岳を経て、畑の集落へ出ます。おじいさんやおばあさんが、のどかにゲートボールをしている光景は、桃源郷のようですね。

 生徒たちに食べさせてあげる差し入れを紹介しましょう。まず、紙パック入りカルピス。KitCutをたくさん。チョコレートもいろいろ。あんパンを一人一つずつ。ちょっとおいしいフランス直送のカマンベール。オランダのレモンケーキとチョコレートケーキ。きっと天気が悪くて寒さに震えるから、おしるこ。ポテト・チップス。柿の種。あとは、業務用のシーフードトッピングハンバーグ。

 OBも来るし、もう一人の若手顧問へのご褒美に、88年のCuvee Dom Perignon(アクサンが表示出来ません)を。
 来年こそは、トリュフ入りのフォアグラを食べさせてあげよう。

 この日は、『世界をまわるのは一生をかけて--around the world in eighty years--』の第三回「空港から市内へ」を掲載しました。

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