2000年12月10日(日)

花に敏感になる



気になっていた冬の薔薇

 昔から十一月下旬から十二月上旬にかけて気になっていた花があって、それが、この薔薇です。僕の高校にもあって、この前掲載した枇杷のすぐ裏に咲いています。

 最初に気がついたのは、昔香嵐渓に紅葉狩りに向かう途中に、まるで椿のような大きさの木に、ピンクのきれいな花が咲いているのを見かけて、あれは何だろう? と気になっていました。車窓風景だったので、近くで見ることもなく、今度近くで見ようと思いつつ、近くに行くこともなく、時が過ぎていきました。

 この花を初めて見つけたときの、あっ、あの花なんだと気がついた喜び! それからは、あちこちで見つけることが出来て、何と、身近な所にも咲いていました。

 年をとることは、花に敏感になって、四季の移ろいに感じやすくなることだなあと思います。長年通い続けるうちに、タイにも冬があることを実感するようになりました。ほんの一二週間のことですが、確かに、よく言われるように、その時だけは、セーターを着る人も見かけるし、確かに、少しだけ暑さではないものを感じます。

 東北部やチェンマイなどでは、バンコクの「冬」とは違う、本当の冬を感じることも多くあります。特に東北部の早朝は、自分がタイにいることを忘れてしまうし、チェンマイ以北にいる時には、昔は安宿に泊まっていたこともあって、水のシャワーしかなく、震えてしまうことも多くありました。

 今年の冬は(も?)暖かいなあと感じていたのに、それなりに冬になってきて、今では、僕も冬の服装をしています。雪が降るのももうすぐかなあ?


 採点も最終段階

 テストの答案は、とにかく最初の授業で返却する主義なので、テストが終わってからは、すぐ採点に追われます。今回は、水曜日には定期考査が終わって、木曜日に、現代文一クラスと、古典二クラス。幸い金曜日は、木曜日に返却したクラスだったので、先週は、三クラスだけの採点でした。

 金曜日に書き忘れたのですが、この日は、お昼に『百人一首』のテキスト販売の仕事があって、ちょっと忙しい一日となりました。『百人一首』の話は、明日、また。

 それで、今日は、明日返却する古典と現代文一クラスずつの採点に追われました。本当に気をつけて採点をしているつもりなのですが、どうしても、間違えてしまう所が出ます。計算の達人で、電卓よりも速いと豪語していますが、合計は、丸をつけながら同時に足し算をするので、見落としてしまったり、四点の問題をかけ算する時に二点と間違えて二倍してしまったりすることもありますが、クラスに一、二人のことなので、生徒にしっかりと計算をやりなおしてもらうことに、まかせようと考えるようになりました。

 本当は、ミスのない完璧な採点が出来ればいちばんいいのですが、そのために完璧な努力をするよりも、ある程度の努力で許してもらって、その分の労力を他に使った方が、生徒たちにとってもよいのかなと考えています。



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