2000年12月08日(金)

Riverdance



Riverdanceの思い出

 噂を聞いたのは五年前。名前もなかったと思いますが、すごいパフォーマンスだという伝説の七分間の噂は、ぐんぐん拡がりました。まず音楽だけ聞くことが出来て、びっくり! 四年前本物を見て、本当にびっくり! 迫力! ダンスだけで感動したのは、四半世紀前のアーウィン・ニコライ・ダンス・シアター以来でした。

 アメリカのあちこちで、公演がありましたが、旅の計画に、"Riverdance"の公演があるから、ちょっと足を伸ばそうとするようになって、旅に影響を与えるようになりました。

 あれは、何年だったのか、TONY賞のパフォーマンスは、もう不動の地位を築き上げたことを示すものでした。出てきた時は、本当にうれしくて、ますます迫力を増したダンスに、我が子の成長を見るような思いになったものです。

 あっ、もしかしたら、"Riverdance"を知らない人もいるかもしれませんね。アイルランドのあの上体を使わずに、タップしながら、足を高く上げたり伸ばしたり、ものすごく速い動きのダンスです。映画"Titanic"で、下級船室でダンスを楽しむ場面がありますが、あの民族的なダンスが、さらに洗練された競技ダンスを元にしたのが"Riverdance"。もしも全然わからない方がいたら、Riverdance 2000のサイトを見て下さい。

 去年せっかくの日本公演があったのに、名古屋は通過してしまい残念に思ったものです。今回の太平洋ツアーでは日本に来ることになって、大喜び。実は待てなくて、香港公演のチケットをとって、一足先に楽しんできたほどです。今回の難しい新曲も、名古屋に来る間に、さらにこなれたものになっていました。成長する作品なのですね。

 クリスマス休暇のとてもよい席を確保してあるのは言うまでもありませんが、今年は舞台のスケジュールがあまりに混み合っていて、新作映画を観る時間が作れないようです……。


 金曜日の七時から九時半まで

 今は毎年恒例の出国前進行の真っ最中。自分のためのことをする時間は全くないのですが、往復の車内では仕事をすることにして、150分の時間を確保しました。名古屋の会場になったレインボーホールは、ちょうど大阪城ホールのような感じの所で、太平洋バージョンの"Starlight Express"を上演した場所で、広いのですが、音響の反響が雑で、音楽を楽しむには残念な場所ですが、これから、二週間の休みなしの日々を頑張るための、最初で最後のご褒美として、出かけてきました。ちょっとした文章を書かなくてはならなかったので、ちょうどよかったのですが、幕間もPowerBookで仕事をするのは、ちょっと悲しかったかな……。

 数千人収容ですが、ぐるりと見渡せば、知った顔をたくさん見つけました。考えてみれば、僕の知っている人で、"Riverdance"が好きではない人は誰もいないので、三日の名古屋公演のうちの、初日にみんな見に来たのでしょう。遠かったし、わざわざ挨拶はしませんでしたが、

 前にもこんなことがあったけと思い出してみたら、年末進行の最中に、97年の12/6に、トミタのサウンドクラウドを名古屋ドームに見に行きました。98年も、年末進行にひょんなことから招待券をいただいた『34丁目の奇跡』"Here's Love"の話が書いてあります。あの時も、時間を生み出すのが大変でした。ふと思い出すと、毎年、この時期に一回だけ、何かを見に行くことが多いようです。もともと、舞台芸術は、長期休暇中に、海外で楽しむ習慣になっていて、クリスマス休暇にブロードウエーと、ウェストエンド、ヨーロッパの各都市で、鑑賞して、夏休みには、音楽祭とミュージカル、春休みやGWや三連休にも舞台を楽しむ、そんな一年です。だから、自然に、日本では舞台を見ないようになっていましたが、このような、悪くないカンパニーの日本公演は、見に行かなくてはと思うようになっています。今、アイルランドの川の名前がつけられた三つのカンパニーがあって、ダブリンのカンパニー、NYのカンパニー、もう一つが、今回、香港、シンガポール、日本とまわってきたカンパニー。

 でも、150分のつけは大変。結局睡眠時間を削ることになりました……。今夜は睡眠時間が二時間を割ってしまいます……。今日は、Johnか真珠湾のことを書こうと思ったのですが、"Riverdance"で終わってしまいました。



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12/05 「最後の一葉」を読む
12/04 「次は33年後」を読む
12/03 「若い人への手紙:本物を求めて その3 『情報を捨てる』」を読む
12/02 「若い人への手紙:本物を求めて その2 『本物を決定』」を読む
12/01 「若い人への手紙:本物を求めて その1 『何が本物か』」を読む
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