2000年12月04日(月)

次は33年後



毎年見るもの

 今日の画像は、名古屋の中心部の100m道路の中にある並木道。リバー・パークと呼ばれる所で、この部分には見えませんが、この画像の左側と右側には人工の川が流れています。長い間、晩秋の夕方勤務が終わって、この道を通って映画館へ走ったものです。

 最近は、この道はめったに走ることがなくなって、美しい晩秋や初夏の葉の色の思い出だけが残ったのですが、11/18空手の付添の時に通りました。この画像の上の葉がない部分には、TV塔が見えているのですが、知らない人には、見えないと思います。歩いてくる二人も、もちろん、遙か彼方なのですが、QVの32倍ズームのパワーは大きいですね。

 晩秋の葉の色は毎年出会うことが出来るものです。今年はもう、葉も落ちてしまっていると思いますが、あと四ヶ月もすれば、また新芽がふくらんで、若葉がひろがってきます。オリンピックだって、四年たてば、また次のオリンピックが開催されるし、小学生だって六年で卒業します。

 それを思えば、昨日で御開帳が終わった、清水の、十一面千手観音が次に見える三十三年後は、かなり先のような気もしますが、人生で多くの人が一回しか見ることが出来ないハレー彗星ほどではないし、僕は三十三年前も、昨日のように鮮やかに思い出します。楽しいことも少なくはなかったけれど、つらい思いをすることが多かった時期でした。

 昨日の、最後に扉を閉める時は、スタッフの人々は、どんな気持ちだったのでしょう? 御開帳後、すぐ見に行って、何度も見に行ったのですが、最初は、やはり肌寒かったし、途中は暑くてたまらなかったし、最後の一回も、新築されたお店で甘酒が飲みたくなるような寒さでした。一般的な博覧会よりも長い会期が終わる充実感は、大きなものがあったのかもしれません。

 平均的に生きいて、地球に人類が住める環境が続いていれば、たぶん、この次の御開帳にも出会うことが出来るはず。今から、とても楽しみにしていますが、次のハレー彗星は、たぶん無理だろうなあ。



 テスト問題印刷

 明日は、最後の古典のテストなので、これまで作り上げてきた設問から最終決定をしなくてはなりません。いつもながら、取捨選択には、本当に迷います。出来れば、がんばって勉強した生徒が、やってよかったと思えるような問題を出したいし、頑張らなかった生徒が、次は頑張ろうかなと思える問題にしたいし、少しでも公平な問題にしたいし、ついつい願いが多くなってしまいます。

 それでも、50分の時間で解ける分量でなくてはならないし、合計点も百点。最後に決定するときに考えるのは、とりあえず、勉強した人としなかった人の区別が出来るはずだから、という点になります。どういうことかと言うと、出題される箇所が、たとえ最重要箇所ではなくとも、その近辺に六つある重要箇所から、それ一つだけしか出題されていなくても、その設問が正解できるかどうかは、勉強したかどうかのチェックにはなるはずだという考えです。

 そんな思いで、今回も、最終決定をしたのですが、製版してみると、素晴らしい問題に見えてくるのが不思議ですね。週末から風邪気味だったのですが、どうやら、間違いなく風邪をひいてしまったようで、今日は、試験監督の時に、咳き込んで、思わず廊下に飛び出して、咳をしていました。明日は病院に行かなくては。



前回12/03 「若い人への手紙:本物を求めて その3 『情報を捨てる』」を読む
12/02 「若い人への手紙:本物を求めて その2 『本物を決定』」を読む
12/01 「若い人への手紙:本物を求めて その1 『何が本物か』」を読む
11/30 「処刑……。」を読む
11/29 「掃除」を読む
11/28 「若い人への手紙」を読む
11/27 「PCBその後」を読む
次回 12/5「最後の一葉」を読む
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