2000年11月23日(木)

薔薇(復元)



 寒くても咲き続ける薔薇

 11/25記入:実は、11/23に"What's New"に書いた内容が消えてしまっているので、ここに書いてある内容は、復元されたものです。大きなテーマは変わっていませんが、表現は大きく違う部分もあると思います。

 今日の画像はピンクの薔薇。最近は花の時期が長くなって、晩秋のものがどんどん遅れているので、狙っていたのですが、前景に、校門の池の薔薇をとらえて、遠景は、アーチ横の桜の紅葉です。両方にピントを合わせることもできますが、色が近いので、遠景の桜の紅葉をぼけた感じにしてみました。

 最近寒い朝が続いたためもあって、花びらの端が、いたんでいますが、蕾から、こんな感じに開き始めた薔薇が、一番美しいように思います。葉の部分は、逆に、レンズに近いために、ぼけています。デジタルカメラの苦手分野というか、誰も期待していなかったぼけ味が巧みに表現出来るようになったのは、三年ほど前に、QV-700が出た頃だったと思います。絞りをマニュアルで設定できるようになって、表現の幅がぐっと広がりました。

 手前か後かどちらかをぼけさせることによって、見せたいものが明確になるし、形ではなく色合いだけを漠然と示したい背景が生かせるようになります。今回は、もう少し背景がよく見えて、紅葉であることがわかった方がよいのですが、実際背景が紅葉に見えるものも撮影しましたが、色が近いと、明確ではない方がよいようで、こちらの画像を今日の一枚にしました。

 まだまだ蕾も多く、咲き続けると思うので、そのうち、薔薇と、葉が数枚だけ残った桜を、くっきりと撮影しようと思います。



桐谷の百人一首

 『百人一首』が必ずしも名歌の集まりとは考えていませんが、とにかく有名なので、とても意味があるアンソロジーだと思います。もちろん僕は『百人一首』が大好きで、競技も強かったりしますし、もちろん百首全て暗誦しています。これは、国語の教師なら当然の素養ですね。生徒たちには、競技をして桐谷に勝ったら無条件で5をつけてあげるよと公言していますが、もちろん、これまで桐谷に勝った生徒は誰もいません。それでも、そろそろ反射神経がにぶり始めたので、高校生が必死で訓練したら、負けてしまうかもしれないので、今年の授業では、まだ、このことを生徒たちに話してはいません。

 僕の高校では、『百人一首』が、実力考査の範囲に入れられるので、生徒たち向けにテキストを選定して販売しています。先週選定するために、六種類のものを詳しく比較してみたのですが、大同小異、そんなに使いたいものはありませんでした。一時期センター試験に『百人一首』に使われている重要古文単語が頻出したこともあったし、今でも、センター試験古文対策には重要な勉強なのですが、このことは、あまり知られていません。

 さて、推薦できる『百人一首』解釈本がないと言うことは、当然、それならば、自分で作らなくては、ということになります。この構想は、かなり前からあって、今では、このサイトで展開してみて、出版して下さる方を捜してみようかなあと考えています。

 既成のものが物足りない理由は、解釈と鑑賞に、単なる翻訳を越えるものがないことです。つまり、その一首をどのように味わって、人生の出来事にどのように関連づけて読むのかという点での鑑賞が足りないのです。もちろん、この部分は筆者の人生の経験を活用して解説するしかないわけで、桐谷の人生の経験なんて読みたくもないという方もいらっしゃると思いますが、抽象的でもよいから、もっと作品世界に踏み込んだ解説を、高校生たちにしてみたいのです。

 桐谷の構想には、インターネットでの提示がぴったり。これまで『百人一首』の文学散歩をかなりしてきたので、写真やビデオもかなり蓄積したし、それぞれの読者が読みたい所だけを読むことができるのです。例えば、文法的な解釈など、読みたくない方は、その部分をクリックしなければよいのだし、アウトラインだけを示して、もっと深く知りたい人には、さらに解説を続けていけばよいわけで、豊かな内容を用意しておいて、階層に工夫して、とばし読みが出来る状態で提示できるのはうれしいことです。

 それでも、この前「なこその滝」に行ったのは、かなり前のことだし、ちょっと『百人一首』のサイト構築を意識して、撮影旅行に出かけてみてもよいかもしれません。毎週一首ずつ連載しても二年で完成! ちょっと頑張ってみようかなあ。『百人一首』には、若い人の人生を励ますものも、数多く含まれています。 



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11/17「今年のしし座流星群」を読む
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