2000年11月11日(土)

信用トラブルを生むのは人間



人為的ミス

 原子力を扱うように、人間が扱う以上、絶対に安全ということはあり得ません。操作性がよく、人間のミスを十分考慮したMac OSにおいても、人間が勘違いしてしまうと、トラブルが発生することがあります。今回は、E-Mail関連のファイルを失ってしまった話を聞いて下さい。

 そもそもの始まりは、愛用のE-Mailアプリケーションの、Eudora Pro 4.2を、Eudora 4.3にアップグレードしたことです。今回から、データのフォルダの名前が、「Eudora フォルダ」から、「Eudora Folder」に変わることになり、インストールして起動してみたら、新たにEudora Folderが自動作成されていました。そこで、これまでの設定ファイルや、送受信したE-Mailのデータを、全て、Eudora Folderに移して、アップグレードは完了しました。

 さて、全てが順調に進んで、数日たったので、古いEudora フォルダのデータを処分したのですが、びっくり。新しいEudora 4.3は、古いEudoraフォルダにデータの書き込みをしていたのです……。つまり、せっかく整備したEudora Folderは、作成時のままの状態でした。

 要するに、11/7朝から11/11昼にデータを処分した時までのE-Mailの送受信データが消えてしまったということです。もちろん三重にバックアップしていたのですが、自分自身が設定したバックアップルーティンは、書き込みがされていないEudora Folderだったので、意味がないバックアップを続けていました。

 一応、メール・サーバーに十日間データが残っていますが、それは、個人的な特別なアドレスだけで、もちろん受信は完璧に再現されました。毎日百通を軽く越えるE-Mailを受信しているので、誰もに公開するアドレスのサーバーには、データを残さない設定でした。この期間には五百通以上のE-Mailを受信して、百通以上のE-Mailを送信しましたが、送信したE-Mailのデータは残っていません。

 本当に、ぼけていました。元気なら、万が一のことを考えて、処分するファイルが本当に処分してよいかどうか、ファイルの修正時間をチェックするのですが、注意力散漫になっていたのだと思います。修正時間をチェックすれば、すぐに、こちらのファイルが、重要なファイルで、たった今、受信したE-Mailが書き込まれていることに気がついたのですが、残念。

 このようなミスは、徹夜が続くときに発生しがちなもので、本当に気をつけなくては。それでも、僕以外には被害者が生まれないトラブルで、本当によかった。ただ、万が一、11/7朝から11/11昼の間に、桐谷に送信したE-Mailの返信がない時には、念のために、再送信して下さると幸いです。


奈良シリーズの画像

 奈良の画像は、本当に蓄積していて、毎年数百枚ずつ増え続けています。必ずしも天候に恵まれているわけではないので、使える画像ばかりではありませんが、ちょっとしたガイドブックを作ることが出来そうです。今日の画像は、誰でもわかる東大寺の大仏。

 たぶん、京都なら清水と金閣のように、誰もが必ず行く場所で、あまりに俗っぽいのですが、やはり、すごい場所なのだと思います。少なくとも、大仏がなかったら、正倉院も残っていなかったかもしれません。西大寺も素晴らしいお寺だったはずなのに、残っている物は、あまりに少ないですね。

 とりあえず、今年の正倉院展の更新は、図録が二冊にわかれたことと、お薦めの、鐘楼から法華堂(三月堂)へ登り、二月堂から正倉院まで降りてくる裏参道の画像による紹介です。この部分は、僕の大和古寺風物詩の第一歩になるべき部分であって、五カ年計画で、若い人に向けた奈良の散歩と仏像ガイドを作ろうと思います。



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