2000年10月10日(火)

九月十三夜



画像撮影

 もう、八月十五夜から四週間も過ぎてしまったかと思うと、不思議な気持ちになりますが、一番驚くのは、やはり、このサイトの月面写真が大きく進歩したことです。今日の画像は、三脚も使わずに、軽い気持ちで、数枚撮影した中の一枚です。普通なら、細かな設定をしないと撮影することが出来ない、こんな画像も、簡単に撮影できるので、本当に自慢したくなります。

 土曜日の夜は、流星観測をする時間が作れない状態だったので、せめて、群流星を幾つか見ようと思いました。名古屋と比べると空気が澄んでいたので、天の川の見え方も、ずいぶんちがいます。月が邪魔でしたが、谷間なので、山にさえぎられて、あまり悪い影響は出なかったようで、少しだけ見ることが出来ました。

 時間不足で試してみませんでしたが、まだ愛用し始めて間もない、CASIOの使いやすいデジタルカメラQV-2800UXを使えば、流星写真も撮影できそうです。ASA感度は320相当にしか出来ませんが、バルブ開放が出来るし、絞りもシャッタースピードもマニュアルで細かく設定できるので、よくある、北極星を中心に星が回る写真なんて、簡単に撮影できてしまいます。

 八月十五夜と比べて、今回は、静かに月を眺めることが出来ました。とは言っても、仕事の山に囲まれているので、のんびりと眺めるわけにはいきませんが、ちょっとした休息にはなったようです。

 前回の写真と比べれば、根本的に違いますね。デジタルカメラも、一般人向けモデルが、ここまで来たかと思うと、不思議な思いですね。ちょうど録音する時に、一般の音楽ファンは、DATのかわりにMDで、ある程度の音質が楽しめるように、フィルムを使わないデジタルカメラも、この程度の画像なら、簡単に楽しめる時代になったようです。(言うまでもなく、MDは圧縮のしすぎで、雑踏の中で音楽を聞くときやBGMとして流す時以外は、ちょっと使えないかなと考えています。現代人が、このような状態に馴染みすぎてしまうことの問題点は、そのうち"What's New"で扱います。CDも、アナログ・ディスクを愛する桐谷にとっては、音楽を楽しみにくいメディアでした。フィルムへのこだわりも持っていますが、その話は、いつかまた。)



肝心のお月見

 言うまでもなく、月は、どんな姿の月を、どんな時間に、どんな場所で見ても風情があるものです。九月は十三夜を愛でていますが、もちろん、九月十五夜も、澄んだ空気ならではの味わいがありますし、九月の十六夜(いざよい)も、なかなかの気分です。

 今年は温暖化の影響もあって、薄の姿は、九月十三夜の方が良かったようです。たぶん、人類(特に日本人)の活動が、自然の自己修復力の限界を超えて、無理なことばかりしているので、これからどんどん季節感がずれてくることでしょう。特に、今年の名古屋では、日中の気温が三十度近くまであがったこともあって、汗を流しながらの九月十三夜になりました。

 数年連続して暖冬が続いています。これまで、一時的な現象であると主張していた気象関係者も、そろそろ温暖化の影響を認めなくてはならないでしょう。今一度、これからの地球との付き合い方を、みんなで考えなくてはなりません。




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