2000年10月02日(月)

このサイトで授業!



千秋の初物

 今日、いちばんうれしかったことは、大好物の林檎、千秋の初物を食べたことです。八十年代初めに出会って以来、僕の一番好きな林檎であり続けています。僕が林檎に求める、しゃりしゃり感と、適度な甘酸っぱさが兼ね備えられた林檎で、「味の千秋」と言われるのも、当然でしょう。

 その年、体育の日の連休の軽井沢からの帰りに、長野で、特急しなのの待ち時間に、駅からのびる商店街で、りんごを試食してびっくり。この世に、こんなにおいしい林檎があるのかという感動でした! 名前を聞いたら、「せんしゅう」という返事。文字を見ると、「ちあき」と読みたくなるのですが、千秋楽の「千秋」なのでしょうし、千の秋でもあるのでしょう。いつか、どこかで、命名の逸話を聞くのも楽しみですね。

 今年は、9/29に収穫した、奥田茂さんの、完全堆肥もの。無農薬ではないのが残念ですが、最低限の低農薬です。最初の頃は、名古屋では入手困難でしたが、十年ほど前から、名古屋でも手にはいるようになりました。今では、名古屋勤労生協の初物を楽しみにしています。



やらなければならない授業

 今日は、新学習指導要領の、総合的な学習の時間についての話し合い会がありました。大きく二つの意見を述べましたが、一つは、この時間を活用する授業案を作ってしまいたいということ。もう一つは、新たなビジョンを抱く前提としての、今生徒たちと過ごす中で感じている危機感について、何か共有できるものがないだろうか、ということでした。

 僕が高校ではやらなければならないと考えている授業は、この時間でなければ出来ないことばかりです。二つだけ例をあげると、日本語や英語でウェブサイトで創造的に表現して、反響をもとに工夫する双方向的な表現。もう一つは、映像表現の実習を通じて、映像の嘘を見抜く力を含めて、映像を読みとる力の育成です。

 今の高校生というよりも、現代人を見る中で、僕の危機感はつのるばかりです。たとえば、僕の学校の高校生で、許してはならない人権侵害を続ける「ミャンマー」軍事政権を、日本政府が支援するような行動をとっていること、アウン・サン・スー・チーさんを代表とする民主化運動を苦しめることばかりしていることを、何人が知っていて行動をとっているのでしょう? 

 世界の科学技術の最先端の基本的な部分を、将来は十分理解できる自分になるビジョンを持って、学び続けている高校生がどれだけいるのでしょう? 

 僕の言葉で表現すると、自らが生き抜く力を鍛えるということになるのですが、そのような力を育む教育とは、遠い所に高校の国語の授業は続いています。

 近い将来、教師を退職するときに、インターネットを活用すれば、今自分が本当は、やりたくてたまらない授業を、することが出来そうです。本当に本当に、今の地球で自分がやらなければならないことに、時間を使う人生に変えなくては! (と考えながら、今夜は水曜日に返却する答案の採点に励まなくてはなりません。明日火曜日の古典のテストは、水曜日にすぐ二クラス返却するので、明日は徹夜モードかな?)

 さて、今日の画像は、毎年気になる彼岸花白バージョン。あちこちに自生していますが、通学ルートにも何カ所かあります。




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9/22「風邪をひいたらしい?」の内容を読む
(9/19〜21は学校祭代休)
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(9/13〜18は「学校祭2000」の更新に専念)
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