2000年9月12日(火)

翌朝……。



寒かった!

 何と、名古屋駅で担任クラスだけで数人の生徒が夜更かししていました。本当に寒かったと聞いて、昔三月に岡山駅で、翌朝の始発を待って寒くて眠れなかったことを思い出しました。

 さぞかし、つらかっただろうに! 後から考えれば、反省項目がたくさんあります。携帯電話も通じなくなったけれど、電池がきれて使えなくなってしまったPHSを、まだ電池のたっぷりあった前日に充電しておくのでした。僕自身も、家族の看病状態で離れることは出来なかったし、あの雨の中で移動するのも困難だったけれど、もしも、離れることが出来たら、テントと寝袋を持ってレスキューに向かうことが出来ました。

 生徒の親の気持ちは、生徒たちのつらさ以上につらいものがあったことでしょう。何が何でも助けに行ってあげたいのに、今の自分には何も出来ないというつらさ。子どもの携帯に連絡をとろうとしても、連絡がつかない、もしかしたら、帰宅途中に、あの洪水に流されてしまっているのではないかという不安。

 以前に担任クラスの子を何人か泊めてあげたり、夜遅くレスキューに向かったことがありましたが、最近は、そのような場面がなくて、安心してしまっていたようです。今度のようなことがあっても、いつでも対応できる対策を整備しなくてはと、心から悔やみました。



家まで水が来た生徒たち

 それでも、お昼までには八割の生徒が揃いました。特に、交通機関が不通になって、本当なら絶対に来ることの出来ない生徒たちが、こちらに泊まったせいで、学校に来ることが出来たのは、ちょっと皮肉な話で、さぞ、疲れたことでしょう。もちろん、来ることが出来なかった二割の生徒たちは、交通が遮断されたり、家まで水が来て、携帯電話も通じなくなって、通常の電話も通じにくくなっている中での連絡でした。無事に家を守ることが出来るといいのですが……。

 そんな生徒たちがパワフルに、クラス展示の準備にがんばる姿は、こちらの心を奥底からもりあげるものがありました。今日は、様々な事情に配慮して、校舎を締める時間を、90分早くしたのですが、作業はどんどん進んでいきました。

 中秋の名月の話題は、明日にしましょう。これから、少しだけお月見を兼ねた休憩をして、またがんばろう!

 そうそう、今日の画像は、駅のつらさにもめげず、がんばって作業する生徒たちの姿です。

 それから、『青春』についてのエッセイは、全く違うものになって、登山についてになりました。生徒が原稿を受け取りに来る直前に、自分を振り返ってみて、やっぱり青春は山だとひらめいて、勢いにまかせて書いた文章です。昨日のお昼に受け取りに来てくれたのですが、原稿は印刷していましたが、夕方に渡せるように最後の推敲中だよと答えたら、明日でいいよと言ってくれたので、今日作り替えました。少し、教訓臭くなったかなと反省するのですが、六百字では、そのような匂いが出てしまうのでしょう。刊行後、このサイトに、二千字バージョンを書こうと思います。




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9/09「大好きな香港」の内容を読む
9/08「青春について」の内容を読む
9/07「新しい髪型の反応は?」の内容を読む
9/06「髪を切ったよ」の内容を読む
9/05「採点完了!」の内容を読む
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