2000年7月7日(金)

七夕は颱風


本来の七夕とは違うけれど……。

 言うまでもなく、七夕は秋のものであって、旧暦の7/7の行事ですが、夏休み中になってしまうこともあって、このあたりでは、今の暦の7/7にお祝いするので、どうしても梅雨の最中になってしまい、天の川を見ることも出来ません。

 日本人は、お盆もお正月も新暦の日にしてしまっている所は、嫌な所の象徴だなあと考えています。僕自身は、日本土着の先祖崇拝も、仏教的な考えも、全く信じていませんが、文化のルーツを、そのように切り捨ててしまう姿には、日本で、どんどん人の心や命を切り捨ててしまう在り方と共通していると考えているのです。

 たとえば、中国や韓国へ旅することが多い僕にとって、旧暦は大切なものです。旧暦のお祭りを大切にしているので、毎年、その日は変わります。たとえば、今年のお正月は2/5でした。本当の七夕は8/6になりますし、韓国では民族大移動の日となる、中秋の名月は9/12になります。

 日本では、中秋の名月の日は残っていますが、多くの人々は、月を見ることさえなく生活しています。僕の言葉で整理すると、日本の公的な効率優先の人生では、このような自然に向き合う生活のために休むことは、許されていないということです。こんな部分が、過労死を生み、自由に休暇を消化することが出来ない人々があふれる根底にあります。



七夕画像

 二年生の多くのクラスでは七夕を楽しんでいました。それなりのゆとりがあるのでしょう。あるクラスでは緑の壁に、七夕の装飾や短冊を貼っていたし、この画像は笹に短冊を結んでいたクラスのものです。

 様々な願い事が書いてあって、今の高校生の心を垣間見る気持でした。

 若かった頃は、担任の方から提案して、笹も、自分でとってきたりしましたが、最近は、そのようなことを口出しすることを避けるようになりました。生徒たちが、その時々に、本当にやりたいことを自分たちの気持ちで楽しむことが大切ですね。担任クラスの生徒たちは、今、学校祭のクラス展示の大切な話し合いの真っ最中。とことん、話し合って、全員が納得できるものを探って欲しいものです。

 素晴らしいなあと思うのは、今日は保護者会第一日目で授業は半日なのですが、スポーツ大会(いわゆる球技大会・クラスマッチのようなもの)の練習の後、二時半から和室を借りて、議論を続けたことです。110HRは話し合いのクラスだと思います。現代の高校には、こんなにすごいクラスは滅多にないなあと、感動することの多い日々です。そのうちに、クラスのサイトが立ち上がるので、楽しみにしていて下さい。

 僕の七夕は、もちろん8/6ですが、翌日からインターハイの付き添いになる日なので、夜は名古屋にいます。



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