2000年6月23日(金)

VDT検診


今年で七年目?

 VDT検診が今年で何回目になるのだろうと考えてみると、七年目になります。スケジュール管理のソフトは、昔はDay Makerというとても使いやすい統合データベース型予定表を使っていたのですが、94年の終わりからStar Dateという、Star Trekのデザインのスケジュール管理ソフトに乗り換えました。

 このデータは、いつもPowerBookに入っていて、これを見ると、一瞬で、これまでの間の自分の歴史を調べることが出来ます。たとえば、ヴェンダース監督の名画『リスボン物語』"Lisbon Story"をいつ見たのだろうかと気になったら、検索をすれば、すぐに、95年秋に、名古屋では名宝シネマという比較的小さな劇場で見たことがすぐにわかります。あの竜巻の"Twister"を調べてみたら、96年の六月に、ハリウッドのチャイニーズシアターで見ていました。山岳部の生徒たちと霊仙に登ったのはいつだろうかと気になれば、霊山に登った全ての日が、一瞬で示されるのです。

 いつも不思議な感懐に襲われるのは、Star Dateを使っていると、去年同じ事をした日から、もう一年もたってしまったのかという時です。一年は、何と、あっという間に過ぎていってしまうことでしょう。一年どころではなく、三年前の今日が、昨日のように思い出されたり、十年前からの三千六百日の短さに驚いたりしています。

 たぶん、その理由は、毎日毎日が充実しすぎているせいかなと思います。普通の方が一週間でする作業を一日で仕上げて、二日で読む本を十数分で読んで、たぶん、十年で旅する分を、一年で旅してしまっています。密度が濃くなれば濃くなるほど、忙しすぎて過ぎた時間は早く感じて、連続する時間のつながりも深くなるので、一年前を昨日のように感じるのだと分析しています。



VDT検診

 VDT検診は、県教委が、コンピュータのモニターに向かう時間が長い人を対象に実施する検診で、毎年、詳細な検査を受けるのですが、一日十時間以上もモニターに向かうにもかかわらず、それなりに目を守ることが出来ています。93年には17インチモニタを使い、94年には21インチ、95年には21インチを二台(いわゆる、ツーページ)、おまけに、ナナオの最高級のものを奮発して、部屋の照明にも気を付けて、目への負担を最小限にしました。ここ二三年は、液晶の比率がどんどん高くなって、最近二年は、液晶しか見なくなってきたようです。

 若い頃から、健康に心がけてきたですが、特に、目や耳を守ることには、最大限の努力を続けました。年をとっても、美術館で本来の色で、コンサートホールでダイナミックな音を楽しみたいと思って、普通の人が意識しない、姿勢、目の休養、耳のチェック、耳の休養、様々な努力を続けました。

 おかげで、今でも、赤ちゃんのような耳ではありませんが、十代の子ども並みの周波数特性の耳を維持しています。目も、裸眼で、2.0の記号を見ることが出来ます。でも、目と耳で大切なのは、数で示される部分ではなく、見分ける、聞き分ける部分ではないかと思います。

 味覚や嗅覚に関しても同じだと思うのですが、人生を深く豊かに生きる感覚というものがあると思います。同じ絵を見ても、同じ景色を見ても、普通の人が気がつかない所も見分けると、世界の見え方が変わってきます。勉強することによって深くなる部分もありますが、感覚の修行によってしか得ることが出来ない境地というものもあります。

 この話は、いつかまた、人生論メモで扱いましょう。



実は、今夜から美濃加茂にいます。

 今年は、仕事で、どこかに出かけることが多く、このサイトに掲載している公式の職務の宿泊だけでも、1/27〜30の、全国教研の山口三泊、今回の美濃加茂二泊、7/19〜28のバンクーバー九泊、8/6〜9の美濃加茂インターハイ三泊、合計17泊。今年の5%は、職務の外泊です。これにボランティアの宿泊を加えると、かなりの日数になります。

 今泊まっている所は、典型的なビジネスホテルのシングル・ルームです。今日の画像は、この部屋からの夜景です。長良川鉄道と高山線の列車が動いている軌跡が、わかるでしょうか?

 空手の東海大会の付き添いで、クラスの生徒の要望もあって、選手本人もO.K.をくれたので、明日は、彼の形を撮影して、このサイトで、急遽生中継を始めます。

 明日、6/24土曜日、午後四時過ぎを予定していますが、本人に見てもらってから、画像入りの速報をします。空手に興味のある方、または、僕の高校の方は、楽しんで下さい。



素敵に年をとる

 毎年のVDT検診の時に、その時まですっかり忘れていて、その方を見た瞬間に思い出すのですが、素敵に年を重ねている女性がいます。僕は、実は、人間を見る目がとても厳しくて、内面から滲み出る深い教養に根ざした豊かな感性からくる美しさの要求水準は高く、めったに、素敵な方だと感じることはありません。

 その方は、たまに、フランスで見かける、素敵に自分らしく年を重ねたナチュラルな女性の美しさに満ちている方で、僕よりは年上のはずなのに、化粧気も少なく、勤務の白衣の姿なのに、物腰、しぐさ、表情、話し方、どれをとっても、優雅な透明感のある、素敵な女性です。姿を見て、思い出すときに、毎年、この方のように、素敵に年を重ねなくてはと、思いを新たにします。

 それだけ僕が年をとった証拠なのでしょうが、今の三十代までの女性の中に、そのような魅力をたたえた方は全くいません。(もちろん、四十代以降の方で、そのような方は、僕の基準では、ほんの数人しかいないのですが。)

 自分が、そのような部分で、成功しているかどうかは、わかりませんが、少なくとも年を重ねて老化が進んだ分、加齢が素敵さを生み出すような、そんな風に、人生を楽しみたいものです。

 若い人々へ:年をとるのは、とても素敵なことなんだよ!



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