2000年5月26(金)

首相としての資質


 今日の記者会見を楽しみにしていましたが、まず記者たちの追求の手の弱さにはがっかり。僕なら、森に、すでに答えたことであるなどと言わせませんよ。

 今回の、愚かな答弁は、大きなチャンスです。いかに日本国民といえども、これで納得して理解するほど、愚かではありません。迫ってきた総選挙で、国民の審判が下るのを楽しみにしていましょう。その意味では謝罪しなかったことが幸運だったのです。

 今日の画像は、伊勢海老丼。三重県南部は伊勢海老がおいしい所で、大好物なので、よく食べに行きます。


リーダーとしての資質

 今日の記者会見を見ていて、あれ、このタイプの「リーダー」をどこか身近で見たぞと、不思議な感覚になりました。彼は、答弁の後半で語っていたように、自分に寄せられた意見は、賛成の方が多いと思い込んでいたようです。一部の困った人間が苦情を言っているだけで、国民の皆さんは、発言を撤回しなくても、理解して下さる、と信じ込んでいたようです。

 そもそも、リーダーが、自分の発言に対して、言葉通りに解釈するのではなく、真意をくんでほしいと答弁しなくてはならないことが、リーダーとしての資質の欠如を如実に示しています。このパターンなら、どんな発言をしても、真意はこうだったと後から弁明すれば許されることになってしまいます。さらに、彼は、いまだに、自分の発言は間違っていないと信じ込んでいるようです。

 見ていて苦痛に思ったのは、質問に真正面から答えない姿勢です。答える場合も、論理的ではなく、表面の言葉ではなく真意をくんでほしいという発想に終始しました。しかし問題点はそこではありません。森がそのような人間であることは、以前からわかっていたわけで、そんな森でも、答えに窮するような追求をしなくてはならなかったのです。その点、記者団の追求の不充分さが悔やまれます。

 それでも今回明らかになったことは、森が、この程度の答弁で終わらせることが出来ると考えていたということで、世界中に大きな波紋を呼んだことにも気がついていなかったことです。

 桐谷は、今度という今度こそ追求の手を緩めてはならないと考えます。森は、発言全体を読めばわかる、一部だけを取りあげて揚げ足を取るな、と言うのですが、これは、読むはずがないと考えてのことで、国民を馬鹿にした態度です。発言全体を読めば、文脈から「神」とは、神道の「神」であることは明らかであり、日頃から「教育勅語」にはよい所もあると言っている森にとっては、「天皇」が「象徴天皇」を意味しないことも明らかです。僕たちは、あの発言を(要旨でいいから)しっかりと読んで、森の言い逃れの嘘を見抜いて、今度こそ、民主的な国家を作るために頑張らなくてはなりません。



ひどい事件も活用しなくては!

 どんなに、困った出来事からも、何かを見いださなくてはなりません。今回は、二ついいことがありました。まず、今回の総選挙が、「小渕の弔い合戦」という、政策とは全く関係ないところで、同情票を集めて、相変わらず自民政権が続いてしまった所を、一気に、「神の国」発言で、吹き飛ばしたこと。

 もう一つは、もしかすると、今回の発言で、「昭和の日」を阻止できるかもしれないことです。衆議院で審議されなければ、廃案になってしまうのですが、総選挙に向けて解散のカウントダウンが始まっている中、あのような記者会見で野党が納得するはずがありません。来週の国会の紛糾は必至です。

 日本の国民の多くが、あのような人物を認めてしまうようでは、仕方がありませんが、撤回をすることはなく、発言は間違いではないが、誤解を与えたことは陳謝するという姿勢への追求の手を緩めてはなりません。



伊勢海老丼

 この伊勢海老丼は、的矢湾にある橘という名前の料理旅館の料理です。僕自身は、素材そのものの味を大切にしたいので、たれをつけずに伊勢海老の刺身を食べたいのですが、この丼は、気に入っています。ちょっとしたサラダと、具足煮風の味噌汁がつくのですが、そちらも、伊勢海老のだしがよく出て、なかなかの味です。

 でも、伊勢海老と言えば、やはり、志摩観光ホテルの高橋料理長の伊勢海老料理ですね。明日は、さらに伊勢海老画像を用意して、新たに料理シリーズを始めようと思います。



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