2000年4月14日(金)

抗議する大切さ


今日の画像

 今日の画像は、一夜明けた、校門前の坂道の桜です。ツツジの時期が始まるまでの間、桜が散り果ててからは新緑が楽しめるのですが、もう、名東区でつつじを発見して、うれしい気持ちになりました。

 桜が時々、はらはらと散る道を、生徒たちが下校していくのは、なかなかいい景色です。明日の雨に耐えてくれればよいなあと思うのですが、どうでしょう。

 今日は、LTと呼ばれるホームルームの時間がありました。クラスの役員選挙は、すぐに終わってしまって、きっと、ボランティア精神の強いメンバーが多いのだと思います。選挙後は、毎年恒例の、所信表明演説。掃除当番が決まる所まで出来てしまいました。普通、一年生は、クラスの委員が決まるまで苦労することが多いのですが、110HRには、そのようなことは無縁ですね。きっと、誰もが羨む素晴らしいクラスになるね!

 今日、一つだけ、悲しかったのは、明日の下見に担任は同行してはいけないことです。生徒たちだけで健脚会で歩くルートを下見することによって、全てを自分たちでやる自信をつけることが重要な目的のようで、生徒が主役になる学校作りは、僕のポリシーでもあるので、尊重しなくては。

 それでも、長年山岳部の顧問を続ける中で、余分なことを何も言わずに、生徒たちの自主性が育まれるような付添をする自信があるのに、残念。でも、うれしかったのは、先生も来て、と誘ってもらえていたことです。



抗議しないことは、黙認すること

 今の日本の救いようのない状況を見てみると、キーワードは、不作為の責任なのだと思います。何もしないということは、自分が中立の立場にいることではなく、放置することになって、今の日本の、差別、人権無視、様々な人を不幸にする動きに、無意識のうちに加担することになってしまいます。

 たとえば、僕の周りの数千人を見てみても、「愛知万博」に反対する人の方が多いのに、愛知万博を実施する方向で進んでしまっています。反対する人の中で、住民投票を求める署名に署名しない方も多いのでしょう。たまたま何かのチャンスに、意見を聞くと反対だと教えてくれる人の中にも、普段から反対であることを発言する人も少ないのでしょう。

 もちろん、書くまでもないことですが、僕は「愛知万博」に強く反対しています。理由をあげればきりがないのですが、理念の前に会場を決めてしまってから、突然発表して、形だけの、まるで環境に配慮したかのようなテーマをつけたして、実体は、まったく自然との共生を目指していない万博。資金に関しても、赤字財政を強調して、僕たち公務員のお給料も年五十万円カットしておいて、おまけに、名古屋の国際女性映画祭への資金までほとんど削ってしまうような状態で、教育・福祉の予算を大幅に削ってしまって、万博はないと考えています。おまけに、赤字は間違いないし、赤字を目立たなくするために、県の予算を、「名古屋デザイン博」の時と同じ手法で、大幅に使ってしまって、決済だけは黒字に見せる手法をとることは、間違いないでしょう。

 もちろん、文化のためなら、お金を使う意味はあるのですが、愛知県は、文化のために予算を使うという意識はなく、おそらく、万博をすることによって、経済的に潤う層のために、やっているようなのです。

 いけない、いけない、愛知県の行うことには、昔から問題点が多いので、つい、たくさん書きすぎてしまいました。



石原都知事の問題行動を黙認してはならない。

 昨日の新聞を見て、ショックだったことがあります。朝日の朝刊には、都庁への意見が「支持」の方が多くなったというのです。「マスコミで反対が多いように報道されているが、私は支持しているので電話した」という内容が多かったそうですが、量になおすと、1028のうち、626なのです。どんなにひどい発言でも、支持者は、差別の心のかたまりであり人権の意識のない所が石原の好きな所なので、数千人の電話なんて、簡単に集まることでしょう。

 「不法侵入した三国人、外国人が非常に凶悪な犯罪をくり返している」、「自衛隊は軍隊だ」、「災害時は治安維持のために出動」という石原発言は、多くの問題点を含んでいますが、この問題点は、明日まとめることにしましょう。

 一言で言うと、歴史を見る目が全くない方なのです。たとえば、ロサンゼルスの地震では、「外国人による凶悪な犯罪」は発生しなかったのですが、彼は、自分の論拠としてロサンゼルスの地震をあげました……。歴史を事実の積み重ねとして考える目がなければ、同じような悲劇を何度も繰り返してしまうでしょう。逆に事実として存在するのは、関東大震災の時に、逆に、朝鮮人を大虐殺する事件が起きたことです。石原のように、地震が来ると外国人が犯罪を起こすぞとあおり続けていれば、地震でパニックになった時に、「身を守るため」と称して、外国人を虐殺する人が出てくる可能性が高くなります。

 もしも、ここが日本でなければ、政治生命が絶たれたはずの、問題発言です。

 まず、都庁にE-Mailで抗議することから始めなければなりません。抗議をしないということは、石原の考え方に賛成することと同じ事になってしまうのです。数字に直すと、六割の人が石原発言を支持していることになってしまうからです。



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(3/19から3/26は更新も春休み)
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