2000年3月16日(木)

明日は最後の授業


最後の授業の思い出

 我々教師のとって、授業というのは、特別なものがあって、自分で言うのもおかしなことかもしれませんが、本当に授業が好きなんだと思います。全ての時間をそのような時間にすることが出来ないのが残念ですが、生徒たちが、自分の考えを発言して、お互いに議論しながら、授業を展開するのが理想です。

 一年間の最後の授業には、伝えたいことがたくさんあります。一年生や二年生の場合でも、たぶん七割くらいの生徒たちとは、もう授業時間を共にすることはないわけで、これからの人生でサポートしていきたいことを伝えたいし、みんなよりも、はるかに長く人生を生きてしまったものは、人生を励ますメッセージを、何らかの形で伝えなくてはなりません。

 常日頃考えることですが、人生の師を目指すなら、決してしてはいけないことがあると思います。人生を生きたものの犯しやすい誤りは、人生の道を示してしまったり、この道を進めば、このような失敗はないからと、ある特定の道に導こうとしてしまうことだと考えています。

 道しるべになることや、発見の楽しみを奪わない範囲で地図になることや、人生の道を照らす灯りになることは、許されるかなと思うのですが、結果を含めたガイドになってしまっては、その人の人生の醍醐味を奪ってしまいそうで、申し訳ないのです。

 ただ、逆にそういったことを望む若い人もいるわけで、難しいなあと思います。だから、自分の人生の体験を、そのまま生の形で明示して、若い人が人生展望を考えるヒントになるような、人生そのものの姿は、提示できるなら、素晴らしいことなのでしょう。



今日は松葉杖を返却!

 今日、うれしかったのは、あまり使わなくなった松葉杖を回収していただけたことです。まだ、階段の上り下りの激痛は残っていますが、平面なら、早歩きと走ることの中間くらいも出来てしまうほどで、緊急の時など、走るように進んで、心配して下さっていた方々をびっくりさせてしまったほどです。

 保証金2500円が返ってきて、レンタル料は、差し引き五百円でした。今、後悔するのは、人生で初めての松葉杖の写真を写さなかったことです。ひょいひょいと、歩くよりも速く進む姿は、ビデオに残すのでした。

 それでも、腫れは引いていないので、まだ湿布と消炎剤はあと一週間は続きます。

 今日の画像は、昨日の画像の合掌造りの中で行われた、囲炉裏を囲んでのお話です。いちばん左の、切り株に腰掛けた方が、やまんばの話をして、僕たちは、じっと、聞き入っています。いい話で、おもわず涙が出ました。お話で、いつも思い出すのは、ボランティアで小学生たちと過ごすときに、お兄さん、お話ししてと、体によじ登ってきた子どもたちの姿です。

 実は、僕は、お話が得意で、特に怪談など、大人でも泣き出すほどです。子どもの頃は、どもりで、教科書を読むのは、苦手だったはずなのに、親や先生たちが、励ましてくれたおかげで、弁論大会で優勝するまでになり、大人になるまでには、話すのが大好きになっていました。創作力もかなりある方なのです。


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3/8「さらに一日静養」の内容を読む
3/7「恢復期」の内容を読む
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3/4「興奮はさめやらず……」の内容を読む
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