2000年2月15日(火)

 2月27日記入:明日まで、京都にいます。明日が、土曜日に出勤し続けた代休なので、三連休。本当はスキーに行くつもりでしたが、天気図を見たら、かなり吹雪きそうで、パウダースノーからは、遠そうなので、それなら、雪が降ると美しい場所に行こうと考えて、急遽京都にやってきました。

 基本的に日帰り圏なので、夜九時すぎに京都にいることはあまりないのですが、夜明け前から深夜まで京都にいられるのは、本当にうれしいことです。散策をするだけで、ゆったりとする所です。今日の画像は、そんな散策の終点。今日の食事は、桐谷の全国そばランキングベスト20に入る、しまった茶そばと、桐谷の豆腐ランキングベスト5に入るお店の豆腐づくしでした。

 明日は、早朝から京都を歩き回るので、Macに向かう時間を短くして、もう眠ることにします。明日は、日本庭園から裏山に続くホテル専用バードウォッチングルートの散策から始めます。この宿は、洋式では、京都で最も古く、操業110周年を迎えます。普通なら高いのですが、僕は、ここのグループの会員なので、今のポイントで無料宿泊出来ますが、特別の料金が設定されていてビジネスホテルよりも安いので、今回は、ここに泊まります。

 さて、クイズ。今日の画像は、何を(これは簡単)、どの道から撮影したものでしょう?

富士山を見たよ


東京へ向かう

 今週は、16日は東京にいなくてはならなくて、翌17日には名古屋に帰るのですが、様々な準備があるので、今日中には東京に到着する計画でした。午後は、授業がなかったので、様々な仕事を片づけて、明るいうちに名古屋を出発しました。

 とても寒い日で、新幹線のホームは、伊吹おろしが吹き込んで、凍えていました。昔はヒッチハイクで東京に出かけたものですが、近頃は、忙しさのあまり、新幹線を使ってしまいます。新幹線を使わないことには深い理由があって、騒音をまき散らす新幹線に荷担しないために、不乗運動をしていたのです。もちろん、ビジネス客や危篤の家族のもとに向かう方にとっては、なくてはならない日本の大動脈ですが、高速そう走行する線路の傍に住む方にとっては、地獄の苦しみになるでしょう。

 発想は、こうでした。桐谷が一人乗らないことによって、混雑度は減少して、更なる増発は防げるかもしれない、桐谷の体重分軽いことによって、ごくわずかは、発生する騒音が小さくなるかもしれない、何よりも、自分自身が、人々を苦しめる新幹線の在り方に反対する意見を言って乗らないことは、同じ考えを持つ人を増やす意味があるかもしれない……。高速道路をヒッチハイクする時は、物資の輸送に必要不可欠な仕事をする長距離トラックに同乗させてもらうわけだから、高速道路の騒音や排気ガスには荷担してしまうけれど、桐谷が同乗するのは助手席なので、桐谷が乗るせいで増発には結びつかない、ういたお金を、せめて、人々の幸せのために使おう……。

 若かった頃は、禁欲的に絶対に乗らない生活を続けていました。教師になって、修学旅行の付添で新幹線に乗らなくてはならなかった時は、本当に、つらい思いでした。(東京へ出かける時は、名古屋駅から地下鉄二十分の所に住む僕にとって、ヒッチハイクで東名を走った方が、速かった時代の話です。その後、高速化されて、最近では、我が家を出てから東京駅に着くまでの競争をすると、新幹線の方が速いのですが、渋谷につくまでの競争だと、ヒッチハイクの勝利です)。


批判する思想が他者を傷つける場合

 最近は、どうしても仕事に追われて、新幹線を使うしかない場面が多いので、あまり大きな声で発言できないし、君が代、日の丸を強制することへの批判、原子力発電への批判、ゴミ処理にかんする批判、他の発言が多すぎて、新幹線批判もかすんでしまいますが、若い頃は、全てに一所懸命に批判していたので、同僚の反感を買ったことも、あったように思います。

 若かった頃は、こんあこともありました。桐谷の思想は、少なくとも桐谷自身だけは、新幹線に乗るのをやめようという発想なのですが、もちろん、それは、乗ることそのものが、自分にとっては悪であるという発想です。そんな時、そんな桐谷を見る人のなかには、その方自身が批判されていると感じてしまうことがあったのだと思います。もう十数年前のことですが、年齢の近い同僚に、「新幹線はだめでも東名高速はいいのね」と言われて、その時は、せめて一段階でも悪に荷担しない思想が理解されないのかなと思ったのですが、後になって、その方の発想を知るうちに、桐谷の思想が(その方の生き方と全く次元の違う生き方を目指すこと自体が)、乗ることに何も感じない方を、むかっとさせたことに気がつきました。

 この問題は、いつか人生論メモで扱う予定ですが、様々な反対運動をめぐる人々の気持ちには、難しいものがあるのだと思います。そのうち"What's New"で書くつもりですが、公開日記の意味の一つとして、いつかまとめようと思う、人生の様々な側面を記すことによって、『人生論メモ』の第一の草稿としての意味を持たせたいと思っています。時間の余裕が出来たら、これまでの膨大な公開日記群を読むことによって、『人生論メモ』全体の作品構造を、練ることが出来そうです。

富士山

 やはり、富士山への思いは特別です。東名高速からも、新幹線からも、もう見える場所が頭に入っていて、ヒッチハイクの時は、さりげなく、見える直前に、富士山の話題に持っていったりしますが、新幹線では、あっ富士山なんて、叫ぶわけにはいかずに、知っていたら見たいと思いそうな人々に、教えることが出来ないのが、残念な思いになります。

 今回は、雪が少ないのですが、最近ではこんな時が多いと思います。この製紙工場群を手前に見る富士もなかなかよくて、右手の宝永火口からの風の流れが、おもしろと思いますが、いつ見ても、富士はいいものです。特に、夏のピークの時期に東名高速を夜間ヒッチハイクしていると、ご来光を拝むために、夜間登山する人々の懐中電灯が登山道に沿って見えて、じーんとした気持ちになることがあります。今頃、九合目で、そろそろ高山病症状と闘いながら、一歩一歩懐中電灯の灯りで、登るのだなあと想像すると、人家の夜景を見るときのように、人間の営みを想像しながら、深い思いにひたります。

 ただ、北アルプスで、三時過ぎに朝食を作り始める頃に、乗鞍に「登る」自動車のヘッドライトの列を見るときは、複雑な思いになります。あれだけの光の列をつくる排気ガスは、大自然に、すごい影響を与えるに違いないと思うと、晩秋から初夏への、雪で通行止めになる時期は、本当に、うれしいと思います。自慢なのですが、まだ、自動車で乗鞍岳に登ったことは一度もありません。(きっと、こんな一言が、自動車でしか山に登れない人にとっては、いい気持ちがしないのかもしれませんね。反省。)


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