緑いろの通信 2011年12月
   

KENJI MIYAZAWA NEWS PAGE

緑いろの通信
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(C)1996-2011


- 緑いろの通信 2011年12月 目次 -


緑いろの通信

 「緑いろの通信」へようこそ! 2011年12月号をアップしました。 今年の時間経過のスピートは異常なほど。 新年まであとひと月を残すのみ。 今月の写真は、大阪にある万博公演の「太陽の塔」です。 駅のコンビニ「NEW DAYS」とかに居るペンギン君を思い出してしまう。 巨大なペンギン君もいいかも。





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緑いろの通信

 新着情報でも更新ページを知ることができますが、少し紹介加えたりしてプラス・アルファの書き込みです。 日付を付けて書き加えますので、時々のぞいてみてください。


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12月1日(木)
 晴れ。

 ku:nel(クウネル)という雑誌の11月号に、盛岡のカフェ「クラムボン」とおじさんの写真が出ていました。 いつも焙煎作業で忙しそうにしている後姿しか記憶にないのですが、本誌ではいきなり最初に出ていました。 特集は「街とコーヒー。」です。 ここは確か田原田鶴子さんの原画展もやっていた場所。 盛岡は雰囲気の良いカフェが多い。



(「ku:nel」よりクラムボン 2011年12月1日撮影)

12月2日(金)
 晴れ。

 夜、所用あり。

 年末、忙しくなってくると複数の予定が重複してしまうことが多い。 今夜もそんな状態。



(「星空年鑑2012」ほか 2011年12月2日撮影)

 天文関係の書籍を数冊購入。 資料用や、読み物、また入門書も欠かせません。 最近では、漫画のキャラクターが案内役として登場する天文入門書まであってユニーク。 写真は、柏原麻実著「宙のまにまに 天体観察「超」入門 機材ゼロでも大丈夫!」(アフタヌーン新書)。

 「アストロガイド星空年鑑2012」には、5月21日の(日本では本当に久々の)金環日食の特集記事があります。 (これは、宮沢賢治が小学生の時代、1904(明治37)年3月17日に見られた部分日食[花巻:食分0.53](インド洋〜東南アジアで金環日食)の6サロス後に相当します) しかし、「ほんたう」の天文ファンなら11月の皆既日食の方が重要なイベントです。

12月3日(土)
 雨。

 雨が降ったり止んだり、中途半端なお天気の一日。

 最近の賢治の新刊を2冊紹介。


賢治の新刊
宮沢賢治 祈りのことば
悲しみから這い上がる
希望の力

石寒太著
実業之日本社

 賢治の言葉の力によって、大震災の悲しみを乗り越えようという著者の賢治解説集。 以下、目次から。 序章祈りのことば、第一章魂の誇り、第二章ふるさと賛歌、第三章希望といのち、第四章自然とともに、第五章隣人の幸せを願う、終章永遠の星ほか




賢治の新刊
雨ニモマケズ
風ニモマケズ−宮澤賢治詩集百選
ミヤオパブリッシング

 同社の「復興の詩セット」の一冊。 出版社の独自選賢治詩集。「〔雨ニモマケズ〕」「屈折率」「日輪と太市」「コバルト山地」「恋と病熱」「林と思想」「春と修羅」ほか。 巻末には賢治の略年表あり。収録



 「賢治の図書館」  石寒太著「宮沢賢治 祈りのことば 悲しみから這い上がる 希望の力」(実業之日本社)、 「雨ニモマケズ 風ニモマケズ −宮澤賢治詩集百選」(ミヤオパブリッシング)を追加しました。



(「雨ニモマケズ 風ニモマケズ −宮澤賢治詩集百選」 2011年12月3日撮影)

 午後、都内で賢治学会の方々と打ち合わせ、その後懇親会へ。 杉浦さんから、戦時中の大政翼賛会の「常盤樹」に収録された「雨ニモマケズ」と、戦後、昭和22年の文部省の教科書に掲載された「雨ニモマケズ」を見せていただく。 「雨ニモマケズ」本文中、「一日ニ玄米四合ト」の部分、戦時中の国策として「一日ニ玄米三合ト」に改ざんされたと思っていたら、実は敗戦後の教科書の方で改ざんが行われていたことを確認。 つまり、戦後の食糧事情を背景にした改変ということ。

 宴会2回戦まで出席、臨時のお茶の会・・・。 夜は都内泊。 ホテルにて所用。

 そういえば、加賀谷氏はお仕事うまくいったでせうか・・・。 とうとう「スターリー・テイルズ」DVD発売ですねえ。 (なんだか早いものです) (プラネタリウム番組「スターリー・テイルズ」はこちら

12月4日(日)
 晴れ。

 ゆっくり起床して、新宿駅から立川駅に向います。 今日はいいお天気。 中央線の車窓には、雪の富士山、そして遠くにはなんと筑波山まで見えました。 立川駅近くの立川市女性総合センター・アイムで、宮沢賢治学会の冬季セミナーです。

 今回は「東日本大震災復興支援企画」ということで、会場で募金案内があったり、震災以降話題となった「〔雨ニモマケズ〕」を取り上げるなど、テーマの明確な会となりました。 コーディネーターは平澤信一さん。



(セミナー受付付近にて 2011年12月4日撮影)

 杉浦代表理事の挨拶に引き続き、入沢康夫さんによる基調講演「「雨ニモマケズ」と宮沢賢治」です。

 1993年に書かれた「「雨ニモマケズ」の真意」という文章を参照しつつ、ご自身の作品への意識や、賢治がこの作品を書き綴った当時の状況にも触れながら、その意味についてわかりやすくお話がありました。 最後に、作者が詩に託した本来のメッセージに留まらず、社会がそれを別の意味として解釈し、評価されてゆくことについて、「柔軟な読み」への許容が示されたことは、新鮮に感じられました。



(講演中の入沢康夫さん 2011年12月4日撮影)

 引き続いて、シンポジウム「「なぜ、いま宮沢賢治なのか」を考える」です。 司会:平澤信一。 パネラー及び発表題目: 栗原敦「〈ブドリ〉の発心−あたり前の民のひとりとして」、 秋枝美保「「雨ニモマケズ」の視点−被災地の外に立って」、 富山英俊「「雨ニモマケズ」の伝わりかた−最近の英語圏での状況など」。



(当日の配布資料 2011年12月4日撮影)

 それぞれについて、意味深い講演内容だったと思います。 あの会場の中のことだけにしてしまうのは残念ですね。 講演の内容を資料を添えた形で文章にまとめ、公表されることを期待したいと思います。 (個人的希望として)

 シンポジウムのあと、林洋子さんによる「雁の童子」の朗読がありました。

 プログラムを終えて、近くの会場で懇親会。 参加された大勢の方々とお話することはできませんでしたが、熊谷賢治の会から「ミミズク通信」をいただいたり、いつもメールをいただく蒼丘書林の石森さんとお話(なんとビートルズファンで、ジョージ好き)をしたり、有意義な時間となりました。 お世話いただきました栗原さんに感謝です。

 感謝といえば、栗原敦さんには、實践國文學掲載論文の抜刷「宮沢賢治の仏教とはどのようなものであったか−「法華経」との出会いまで−」を、宮沢俊司さん(ワルトラワラのメンバーです)には小林健二氏の個展情報を、また地質調査所の加藤碵一さんには高額な新刊本「宮澤賢治地学用語辞典」(愛智出版)を著者謹呈としていただきました。 他にも資料やら情報やら、ひたすら感謝です。


 そして、賢治情報です。 NHKの「美の壺」という番組(テーマは「ツイード」)で、賢治のことについて(少々かも知れませんが)取り上げられます。 ご協力いただきました岩手の皆さま、そしてNHKの吉岡様にも感謝! (番組ホームページ「美の壺」はこちら

 放映日は次のとおり。 BSプレミアム:12月15日(木)午後7時半〜7時59分、16日(金)午後3時〜3時29分、21日(水)午前8時〜8時29分。 12月18日(日)総合テレビ午前4時30分〜4時59分。



(番組ホームページ「美の壺」)

12月5日(月)
 晴れ。

 通常どおりの勤務。

 今週から始まるロジャー・パルバースさんの賢治の番組、NHKのホームページができていました。 第1回放送は、7日(水)午後10:00〜10:25/Eテレ(教育)にて。 (番組ホームページ「100分de名著 銀河鉄道の夜 宮沢賢治」はこちら

 盛岡の泉澤竹男さんが先月15日に75歳で亡くなられていたという連絡。 いつもカメラを持って学会の行事に参加されていたこと、昨年秋の研究発表会で、賢治碑のあれこれを面白くお話されていたことなどが思い出されます。 ご冥福をお祈りしたいと思います。

 天沢さんからお話を聞いていましたが、賢治の童話「グスコーブドリの伝記」のアニメ映画化が諸般の問題をクリアして来年公開になるというニュースが報道されています。 かつての「銀河鉄道の夜」のスタッフによる制作で、原画はますむらひろしさんです。 (「宮沢賢治の名作を映画化で被災地支援」はこちら(朝日新聞2011年12月4日))

12月6日(火)
 晴れ。

 今週末、土曜日深夜の皆既月食の予告です。 深夜に食分が最大となる条件としてはなかなかいいものです。 日食と異なり、地球上の月が見える場所であれば、どこでも見えるという「市民の味方」的天文現象です。 不自然な欠け方なので、月が天に浮かぶ「球」のように感じられます。



(21時30分〜1時30分まで30分毎の月)

 上図中、二重の円は天球上の地球の影の位置です。 この円の内側に月が入ると太陽からの光が遮られて欠けることとなります。 外側の円に入ると「半影」、内側の円では「本影」の食となります。 月が完全に内側の円に入った時に、全部が欠けた「皆既」状態となります。



(最大食分時刻の月 2011年12月10日23時32分)

半影食開始   20時31.8分
本影の欠け始め 21時45.4分
皆既食始め   23時05.7分
皆既食の最大  23時31.8分
皆既食終り   23時58.0分
本影の終わり   1時18.3分
半影食終了    2時31.7分

 今回の月食の皆既時間は、1時間を超えることはありませんが、50分以上に渡って継続します。 この間は、月明りの影響を受けず、周辺の星座の観察にも好適な時間帯となります。 以下に、月の周辺の星座を示しておきましょう。



(最大食分時刻の南の星空 2011年12月10日23時32分)

 観察する際の情報源として、以下にリンクです。 (「12月10日(土)夜、皆既月食を観察しよう」はこちら(国立天文台))

 ところで、賢治も、詩「月天子」のなかで、「また私は三度かそれの蝕を見た/地球の影がそこに映って/滑り去るのをはっきり見た」という月食を見た体験を記していますが、賢治の時代にもこの季節、非常に良く似た月食が起こっています。 1927(昭和2)年12月9日(8日の深夜)の皆既月食ですが、どれほど似ているのか皆既中の夜空をシミュレーションした図で示しておきましょう。



(最大食分時刻の南の星空 1927年12月9日2時40分)

 星座中の位置関係で見ると明らかですが、どちらの食も、おうし座の「角」の間で起こっています。 ・・・すっかり寒い季節ですが、熱いコーヒーつき(お茶の時間)で、赤い月の姿を楽しみましょう。

 彗星の話題もあってそわそわ・・・。

12月7日(水)
 晴れ。

 あっという間に週の中盤。

 昨日話題にした皆既月食の新聞記事もありました。 (「10日夜、全国で皆既月食 各地で観測会」はこちら(朝日新聞2011年12月7日))

 明日はジョンの命日。 日本武道館では恒例のライブ。 (ジョン・レノン スーパーライブはこちら

12月8日(木)
 曇りのち雨。

 残業で遅くなって帰宅。

 週末の準備など・・・。



(今夜のデスクトップ[iTunes] 2011年12月8日)

 ジョンのアルバム(邦題)「ジョンの魂」を聴く。 CD化された最初の盤、2000年のリマスター、2010年のリマスター、「マザー」最初の鐘の音が全然違う。 改めて、レコード盤の音を聴き直してみたい。

12月9日(金)
 晴れ。

 天文のイベント用に調べもの。 資料作成。

 明日の晩は月食ですが、大阪滞在による観測器材は持参しません。 続いて、14日晩は、ふたご座流星群の極大があります。 (かに座付近に月があって、月明りタップリで条件は良くありません)

12月10日(土)
 晴れ。

。  午前中から都内で、所用。 神保町東京、そして銀座へ。



(銀座4丁目交差点にて 2011年12月10日撮影)

 午後になって、kiroro(キロロ)というグループのヴォーカリスト、玉城千春さんの招待制ライブに出かけてみました。 ある偶然が重なって新譜を入手して聴くこととなったのですが、よく出来た良質のポップ・アルバムで、最近は良く聴いています。 アルバムの曲がいいです。

 狭い会場の、しかも3列目、息遣いまでわかるほど。 喉を痛めて活動をお休みしていたことや、最近の活動をお話しながらのライブでした。 プロのヴォーカリストの素晴らしさを身近に感じてきました。



(玉城千春「Brand New Days」 2011年12月10日撮影)

 その後、新幹線で大阪へ。 先月19日、国際児童文学館で行われたますむらひろしさんの講演会で来たばかりでしたが、またしても大阪です。 こちらは、晴れ時々曇り。

 ホテルに着いてテレビを見たら、坂本龍一「音楽の学校」で、ロック・ミュージックの誕生を辿る講義「ロックの要ギターリフの発明」をやっていました。 ロバート・ジョンソンのクロスロード・ブルースが課題曲で、生徒たちへの実習として、独自にアレンジして演奏する場面がありましたが、リフを越えたその先の(時代の)編曲が当然にように行われているバンドもあり、むしろ紹介されたクリームの地味な演奏が新鮮でした。 クリームのアレンジ、オリジナルから見るとすごく斬新!、 (坂本龍一「音楽の学校」はこちら

 遅くなって皆既月食。 用事がなければ多分高山(こうざん)に出かけて、「皆既月食と冬の星座」・・・とか撮影していたかも。 新大阪駅近くのホテル前で眺めましたが、行き交う人たちが皆「上を向いて」歩いているのがなんだか滑稽でした。

 皆既中に交差点で信号待ちをしている青年たちが、「月が大変だ」と叫んでいました。 そういえば、前回の皆既月食は10年以上前、だから10〜20代の若い人たちにとっては、初めての『天文現象』体験だったのかも・・・。



(iPod touchで撮影した月食 2011年12月10日)

 皆既月食の間、もし月に立って地球を見れば、地球による「皆既日食」が起こっていることになります。 見かけ上、月の直径の約4倍ほどで「黒い地球」が見えるはず。 見ることができたらすごい存在感、しかも太陽のコロナが周囲に出ていたり、周辺の薄い大気が赤く見えているかもしれません。 望遠鏡があれば、地球の夜景も見えることでしょう。 月にカメラを設置して生中継なんてないのでしょうか。



(月から見た地球 2011年12月11日23時32分)

 おまけ:皆既時間中のYahoo! JAPANのリアルタイム検索結果は、1.月食、2.月触、3.オリオン座、4.日食、5.赤い月、6.雲、7、星、8.三日月、9.望遠鏡、10.地球、11.ダイヤモンドリング、12.双眼鏡、13.ust、14、三脚、15.ワンピース、16.皆既。17.天体観測、18.紅い月、19.ピカル、20.かぐや でした。

 意外なのは、「オリオン座」の上位進出と、「日食」「三日月」「ダイヤモンドリング」といった語句の検索もあって、・・・何か勘違いされている方も多いという事実。(ちょっと新鮮) ツイッターでは、「月食が満月に見られて条件が良い」といった書き込みまで! 天文教育普及研究会、がんばらないといけません。

 次回の皆既月食は、2014年10月18日です。

12月11日(日)
 曇り。

 大阪駅近くで昼食後、会議。 花巻から、そして関西の委員の方々にお集まりいただいた。 お忙しいなかありがとうございました。 メール会議も便利ですが、(レスポンスの早い)リアルタイム意見交換も有意義です。 会議後、夕方まで懇談しつつ、予約した新幹線で夜帰宅。

 山梨県立科学館の高橋真理子さんから、天文イベントの情報。 以下のとおり。

★星空クリスマスコンサート「讃・二人の銀河鉄道」
12月24日(土)15:00〜17:00
プラネタリウム番組「二人の銀河鉄道」でナレーションを担当された、金田賢一さん・山形由紀子さん、音楽の丸尾めぐみさんによる、リーディングあり、星あり、歌ありコンサート。
「聖夜の肖像」「あなたの・・夢を形にしてください」の朗読や、「星めぐりの歌」、そして、ライトダウンのときにも感動よんだ「星の海TUNAMI」(寮美千子)+「ほしぞらとてのひらと」(覚和歌子)もあります。
詳細は http://www.kagakukan.pref.yamanashi.jp/web/event.php?id=964&year=2011&month=12

★八ヶ岳で星空合宿&ワークショップ
1月14日(土)15:00ぐらい〜15日(日)お昼
毎年、「星の語り部」で八ヶ岳山麓で合宿しています。
満天の星空を一晩中、床暖房つきのアストロハウスで見ることができる素晴らしい施設「川崎市立八ヶ岳少年自然の家」におじゃまして、毎年、素敵な若宮先生のお話を聞いています。
「星の語り部」でなくても、みんなウェルカムなので、もし、このチャンス!と思ったらぜひご連絡ください。

★プラネタリウム・ワークショップ「からだの宇宙をよびさまそう」
1月21日(土)18:00〜20:30
今年2月の奈良での「臨床するアート」でお会いした、ダンサーの佐久間新さんをお呼びして、星や月や太陽のめぐりに体をあわせ自分の中の宇宙のめぐりを感じていくようなワークショップ。
いったい何が起きるのか?? まだぜんぜんわかりません(笑)
12月21日から申込開始します。

12月12日(月)
 曇り。

 1926(大正15)年の今日、12月12日、花巻農学校を退職して上京中の賢治は、東京国際倶楽部の集会に出席し、フィンランド公使のラムステットに会っています。 この上京中の12月25日に、大正天皇が崩御となります。

 映画「ゲット・ラウド」のDVDを見る。



(「ゲット・ラウド(GET LOUD)」 2011年12月12日撮影)

 ジミー・ペイジ(元ZEP)、ジ・エッジ(U2)、ジャック・ホワイト、3人の有名ギタリストのドキュメンタリーです。 生い立ちから、ギタリストとして世に出るまでの活動、音楽的指向の変遷・・・、ライブシーンや最後はセッションまで。 個人的に、ビートルズ以降の好きなギタリストとしてジミー・ペイジが出演しているということで購入しました。 ジャック・ホワイトが良かった! (映画「ゲット・ラウド(GET LOUD)」はこちら

12月13日(火)
 曇り。

 購入CDから。



(村松健&ビリー・ジョエル 2011年12月13日撮影)

 どちらも新譜です。 村松健は、初期の作品を中心としたフュージョン2枚組ベストアルバム。 2枚目の中〜後期に相当する時期の作品が良いです。 ビリー・ジョエルは、1973年にリリースされた「ピアノ・マン」に、当時(1972年)のスタジオ・ライブをつけて、「レガシー・エディション」として発売となったもの。 格安の輸入盤で購入。 ピアノ1台で、「これでもかっ!」という熱演、すばらしい。

12月14日(水)
 曇り。

 今夜はふたご座流星群の極大日。 近所ではみぞれとなったところもあったようですが、夜遅くなって、少し晴れ間も出てきて観望。 学生の頃はよく筑波山などに出かけたものですが、ふたご座流星群については恵まれなくて、「流れない」というイメージがあるのです。 雲間のお月見も少々。

 「銀河鉄道の夜」の星座について、新潟の方から問い合わせ。 「銀河鉄道の夜」の新しい本が出ていました。


賢治の新刊
アニメ版
銀河鉄道の夜
理論社

 ますむらひろしさんの原画で映画化された「銀河鉄道の夜」(1985年作品)の絵本化です。 以下、編集部による「各シーンの映像を、絵本のための画像処理をして使用し、テキストも再構成しました。ただし、セリフについては、映画で使われたものをそのままテキスト化し、掲載しています。」



 「賢治の図書館」  アニメ版「銀河鉄道の夜」(理論社)を追加しました。 オールカラーで、映画での映像がとてもきれいに再現されています。

 下の写真は、左側が表紙カバー(帯)、右側が銀河の図の掲載されたページです。



(理論社版「銀河鉄道の夜」 2011年12月14日撮影)

12月15日(木)
 曇り。

 NHK BSにて、「鑑賞マニュアル 美の壺」(ツイード)で、賢治の話題が出るところでしたが、テレビがないので、ネットで確認。 岩手の話題多数。 (番組ホームページ「美の壺」(最新の放送:ツイード)」はこちら

 陸前高田に賢治の「雨ニモマケズ」全部を記したポスト「復興祈念ポスト」が設置されました。 複数のメディアの画像を見ると、正面には中央に「一本松」、その両側に賢治の自筆文字を刻んだ「雨ニモマケズ」「風ニモマケズ」の文字が左右に、そしてポストに向って右側には、横書きで「〔雨ニモマケズ〕」全文が記されたパネル(南部鉄製)が取り付けられています。 これはもう、ほとんど「詩碑」の様相。 (「復興へ「一本松」ポスト 陸前高田住民ら年賀状投函」はこちら(岩手日報2011年12月15日)、場所はこちら(〒MAP))

12月16日(金)
 曇り。

 仕事を終えて、週末の準備など。

 なんだか毎年のことですが、すごく忙しくなってきて更新が遅れてます。 (すみません)

 賢治の新刊を一冊。 (ちょっとだけ)


賢治の新刊
もの食う本
木村衣有子著
ちくま文庫

 文学作品などに出てくる食の場面を取り上げた本。 宮沢賢治は、「銀河鉄道の夜」。 著者紹介に「東京・浅草に暮らしながら、盛岡通いを続ける」とあるのがいい。




賢治の新刊
柳田國男と今和次郎
畑中章宏著
平凡社新書

 サブタイトルは「災害に向き合う民俗学」。 民俗学の柳田國男と、考現学の今和次郎、二人の交流を紹介しています。 賢治は、第I部柳田國男のところで「農民芸術概論綱要」、賢治と地震、「グスコーブドリの伝記」があります。



 「賢治の図書館」  木村衣有子著もの食う本(筑摩書房)、畑中章宏著「柳田國男と今和次郎 災害に向き合う民俗学」(平凡社)を追加しました。

12月17日(土)
 晴れ。

 昼間は神保町新宿。 新宿駅南口のビル建設本格化。 駅前からドコモ・ビルが見えにくくなっていました。

 夕方から茨城に移動して、の天文同好会の例会に参加。 藤代駅前に大きな空き地が出来ていました。 皆既月食、ふたご座流星群の観測状況についての報告など。

 皆既月食観望会では、深夜にもかかわらず、本影食の最後まで皆残って見ていたとか・・・。 家族連れも多かったとのこと。

 今日も賢治の新刊です。 韮崎の向山さんから聞いていましたが、山梨の方が賢治の本を刊行です。


賢治の新刊
八ヶ岳の空から
本当のしあわせを求めて
−宮沢賢治と共に−
大村紘一郎著
山梨ふるさと文庫

 宮沢賢治と保阪嘉内との交流、賢治作品紹介に加え、地元の偉人の取り組みにも言及。 地域における活動の拠り所として、賢治の生き方を紹介。



 「賢治の図書館」  大村紘一郎著八ヶ岳の空から 本当のしあわせを求めて −宮沢賢治と共に−(山梨ふるさと文庫)を追加しました。

12月18日(日)
 晴れ。

 午前中は、柏で雑用を一件。 その後帰宅して、片づけなど。 部屋から夕日がきれいに見えました。

 今夜も賢治の新刊。


賢治の新刊
宮沢賢治の末妹クニの義弟
刈屋中尉の戦中日誌

復刻版 苦斗じだい
刈屋隼人著
朝文社

 賢治の遠戚にあたる方の戦中日記です。 「碑文」という題には「さくらの里の小高い所に 一碑あり」という書き出しで、詩碑を訪れたこと、賢治の生き方への賛意、「宮沢賢治名作集」を戦地に持ってきたが高温多湿でだめにしてしまったこと、戦地での厳しい生活に「雨ニモマケズ」を思い出し、「何となく今の生活と さくらの碑文とを想い浮かべて 幾分似てゐる所があるではないかなと一人心楽し されど賢治義兄さんと吾とでは まだまだ大人と子供の相違あり」と結んでいます。



 「賢治の図書館」  刈屋隼人著宮沢賢治の末妹クニの義弟 刈屋中尉の戦中日誌 復刻版 苦斗じだい(朝文社)を追加しました。

 賢治の末の妹にあたる宮沢クニ(1907.3.4〜1979.6.8)の夫となった刈屋主計(1903.6.23〜1980.8.10)の末の弟にあたる人物がこの本の著者、刈屋隼人(1919.4〜1945.3)です。 宮沢クニと主計の間には長女フヂがいますが、賢治の描いたデッサンでご存知の方も多いのではないでしょうか。 フヂの弟にあたる淳郎は「伯父は賢治」を書いた宮沢淳郎さんで、三男にあたる方の宮沢信夫さんが本書に「あとがき 五十四年の長い道のり−日誌が私に届くまで」を寄せておられます。



(宮沢フヂのイラスト、伯父は賢治、苦斗のじだい 2011年12月18日撮影)

 写真左下の絵が、賢治の書いたフヂです。 文語詩稿 一百篇「巨豚」の下書稿裏面に書かれたものですが、「Fuji Miyazawa 30th Aug. 1933.」とあり、賢治の亡くなる直前に書かれたことがわかります。

 なお、この本の出版について検討されていたことが、今年5月に新聞記事になっていました。 (「宮沢賢治の義弟、戦地で日誌 親族「出版したい」」はこちら(朝日新聞2011年5月11日))

12月19日(月)
 晴れ。



(旅の友 2011年12月19日撮影)

 右からApple iPod classic(160GB)、Apple iPod touch(64GB)、SONY Headphone XBA-NC85D。 左側はノイズキャンセリングヘッドフォンですが、普通のタイプとインナーイヤータイプを使い分けています。 移動中に、ためておいた音楽をいろいろと聴くのは、旅の大きな楽しみです。 最近は音も良くなってきている(特に列車内でのクリアさは、一昔前のものとは全然違います)し、しかもコンパクト。 ・・・というわけで、愛用品を紹介してみました。

 今夜はポールの海賊盤 Wild Life Demos を聴きながらの作業。 荒削りのデモが、リハーサルを重ねてポップなナンバーに仕上がってしまう。

12月20日(火)
 晴れ。

 今朝は、部屋から富士山が良く見えました。 10×70の双眼鏡を三脚に載せて出勤前にコーヒーを飲みながら見物。 窓ガラス越しですが、冬の楽しみです。

 今日、12月20日といえば、賢治の童話集「注文の多い料理店」の「序」が書かれた日です。 西暦でいえば、1923年の12月の出来事でした。 1923年9月には、あの関東大震災が起こっています。

 今年は、少なくとも日本史年表に掲載され、後の時代まで語られるであろう東日本大震災がありました。 時代は異なりますが、同じ大災害のあった年の12月20日です。



(「注文の多い料理店」序 2011年12月20日撮影)

 わたしたちは、氷砂糖をほしいくらゐもたないでも、きれいにすきとほつた風をたべ、桃いろのうつくしい朝の日光をのむことができます。
 またわたくしは、はたけや森の中で、ひどいぼろぼろのきものが、いちばんすばらしいびろうどや羅紗や、宝石いりのきものに、かはつてゐるのをたびたび見ました。
 わたくしは、さういふきれいなたべものやきものをすきです。
 これらのわたくしのおはなしは、みんな林や野はらや鉄道線路やらで、虹や月あかりからもらつてきたのです。
 ほんたうに、かしはばやしの青い夕方を、ひとりで通りかかつたり、十一月の山の風のなかに、ふるへながら立つたりしますと、もうどうしてもこんな気がしてしかたないのです。 ほんたうにもう、どうしてもこんなことがあるやうでしかたないといふことを、わたくしはそのとほり書いたまでです。
 ですから、これらのなかには、あなたのためになるところもあるでせうし、ただそれつきりのところもあるでせうが、わたくしには、そのみわけがよくつきません。なんのことだか、わけのわからないところもあるでせうが、そんなところは、わたくしにもまた、わけがわからないのです。
 けれども、わたくしは、これらのちいさなものがたりの幾きれかが、おしまひ、あなたのすきとほつたほんたうのたべものになることを、どんなにねがふかわかりません。

  大正十二年十二月二十日
                    宮沢賢治

12月21日(水)
 晴れ。

 天頂をゆく木星、日々満喫。 あれっ、木星どこ、今曇り? と思ってみれば真上から見下ろされ・・・



(しし座と火星〜種山が原から見た風景 2011年12月21日23時50分)

 夜中になるともう春の星座も姿を見せています。 しし座の足元には火星が。 明るさは0.4等、視直径は0.3秒。

 賢治の新刊を一冊。


賢治の新刊
科学の栞
世界とつながる本棚
瀬名秀明著
朝日新聞出版

 魅力的な科学書の世界を紹介する書評集です。朝日新書の一冊。 宮沢賢治関係では、「IV 空を見上げて 気象・地球・宇宙」に、「賢治と鉱物 文系のための鉱物学入門」(加藤碩一・青木正博著)が紹介されています。



 「賢治の図書館」  瀬名秀明著科学の栞 世界とつながる本棚(朝日新聞社出版)を追加しました。 アマゾンの書評はいま一つでしたが、読んでびっくり。 巧みな文章で、「これ読んでみようかな」と、ついその気にさせる内容です。 賢治の記事がなかったとしても、科学書を読みたいけいれど、どんな本がいいかわからない・・・、そういった方々に推薦できる一冊と思いました。

12月22日(木)
 晴れ。

 年末の作業いろいろ。

12月23日(金)
 天皇誕生日、晴れ。

 年末の雑用はさっぱり片付かない状態は続く。(遊んでいるからに違いない)

 今日は天皇誕生日。 現天皇は、1933(昭和8)年12月23日の生まれ。 すなわち、賢治の没年の冬の生まれ。 亡くなったあと、約3ヶ月後の誕生です。

 Wikipediaで調べると、その年生まれの著名人をみると・・・。

[1月]渥美國泰、森村誠一、三遊亭圓楽、市川昭介、石橋雅史、米山光男、藤島泰輔、初代コロムビア・ローズ 、三善晃、田口計、小林清志、岡田茉莉子、山田利昭、ジーン・スチブンス、恩地日出夫、コラソン・アキノ、生島治郎、藤本義一、春山希義、75センツ、石井敏郎、ベルナルド・プロベンツァーノ

[2月]渡辺貞夫、タン・シュエ、濱田隆士、志賀節、一柳慧、式貴士、香西洋樹、ミッキー安川、キム・ノヴァク、エマニュエル・ウンガロ、岡本健一郎、吉田喜重、ラリー・ジェニングス、オノ・ヨーコ、八代駿、大石誉夫、山田吾一、上田敏也、渡辺省三、真船禎、山川静夫、枝村勉

[3月]南田洋子、森川敏雄、高木ブー、猿若吉代、ウィリアム・フランシス・マクベス、天野新士、ロベルト・バルボン、クインシー・ジョーンズ、マイケル・ケイン、フィリップ・ド・ブロカ、針すなお、浅利慶太、澤田隆治、フィリップ・ロス、本田靖春、ジョージ・アルトマン、ヘイス・アラン・ジェンキンス、戸川昌子、横森良造、生方恵一、ばばこういち、中丸忠雄

[4月]原藤夫、ジャン=ポール・ベルモンド、内司正弘、永六輔、中西太、ジャック・ラドラ、荒巻義雄、藤田まこと、矢田耕司、エリザベス・モンゴメリー、渡辺岳夫、島原幸雄、赤江瀑、円谷一、服部公一、河上和雄、宮本敏雄、天野祐吉、山村新治郎、ウィリー・ネルソン

[5月]沖山光利、ジェームス・ブラウン、野沢太三、穴吹義雄、泡坂妻夫、扇千景、ピーター・ファーストブルック、伊丹十三、三浦秋鶴、アーノルド・ローベル、金山勝巳、飯塚昭三、ジョン・ブラウニング、砂田弘

[6月]横山光次、篠沢秀夫、土井淳、クリスチャン・フェラス、和田功、デーヴ・ロバーツ

[7月]オリバー・サックス、ピエロ・マンゾーニ、河西昌枝、吉沢岳男、淡路恵子、シド・ミード、コーマック・マッカーシー北原三枝、吉田義男、小田晋

[8月]金田正一、ジェリー・パーネル、ロミ山田、黒柳徹子、太田正男、廣松渉、菅原文太、野田昌宏、ロマン・ポランスキー、菅原洋一、西山和良、池田文雄、三浦方義、ウェイン・ショーター、イダ・ゴトコフスキー、河村英文

[9月]森下整鎮、重山規子、小堀桂一郎、鈴木隆、奥田昌道、サモラ・マシェル、小野正一

[10月]河合保彦、ピーター・マンスフィールド、備前喜夫、佐々木信也、石川克彦、飯尾為男、草笛光子、渡辺淳一、半村良

[11月]アマルティア・セン、池内淳子、横内章次、若尾文子、辻村寿三郎、高畠通敏、シャーロット・モーマン、平幹二朗、クシシュトフ・ペンデレツキ、鈴木則文、ジェームス・ローゼンクイスト、ジョン・メイオール

[12月]藤子・F・不二雄、野田宣雄、河津憲一、芦屋小雁、ヘンリク・ミコワイ・グレツキ、鎮西清高、宍戸錠、マルセ太郎、ペギー葉山、北川智絵、ゴーディ・ウインディ、今上天皇(第125代 現在の天皇)、安西孝之、岸田秀、児玉清、伊藤芳明


 最近亡くなられた方が多いようですが、オノ・ヨーコさんとかも含まれていました。

 恵比寿駅近くの画廊、「ギャラリーまぁる」で開催中の「10人の装画家 + 5人の装丁家による宮沢賢治装丁展」を見学。 書籍の装丁作業を通じて、オリジナルの賢治作品本を制作するという取り組み。 緑に包まれたギャラリーの雰囲気もとてもいいものでした。 (「ギャラリーまぁる」の「10人の装画家 + 5人の装丁家による宮沢賢治装丁展」の案内ページはこちら、プロデュースの宮川和夫さんのページはこちら



(「宮沢賢治装丁展」会場にて 2011年12月23日撮影)

 予想以上に良くて、すぐに出版できる出来で、こんな展示を宮沢賢治イーハトーブ館でも開催していただけたら・・・。 もうだいぶ売り切れてしまったとのことですが、気に入った装丁のものを一冊、作品目録と共に購入してきました。



(装丁本と目録など・・・ 2011年12月23日撮影)

 賢治の作品は、雨ニモマケズ、狼森と笊森、盗森、虔十公園林、注文の多い料理店、セロ弾きのゴーシュ、なめとこ山の熊、氷河鼠の毛皮、春と修羅、どんぐりと山猫、よだかの星の10作品。 装丁家と挿画家のペアは抽選で決めたそうです。

 暗くなって、東京駅丸の内側で開催のライトアップイベント「丸の内イルミネーション2011」を見学。 寒い中、大勢の方々が集まっていました。 円筒形の灯りには、著名人のメッセージが書き込まれていました。 (「丸の内イルミネーション2011」はこちら[注:サウンド有])



(東京駅丸の内駅前のライトアップイベント 2011年12月23日撮影)

 南半球では、大彗星(C/2011 W3(Lovejoy))が出現していて、なんだか落ち着きません。 (「ラヴジョイ彗星:夜空を架ける虹 2011/12/23A」はこちら(中川昇ブログ)、 「Space Station Commander Captures Unprecedented View of Comet」はこちら(YouTube))

 2番目のリンクの方は、国際宇宙ステーションから撮影された地球から昇る彗星の動画です。 拡大して見ると圧巻です。 「みなみじゅうじ座」〜「ケンタウルス座α、β星」に続いて彗星が尾の方から出てきて夜明けとなります。

12月24日(土)
 晴れ時々曇り。

 今日は甲府の山梨県立科学館のプラネタリウムで「二人の銀河鉄道」に関連したイベントがあります。

 昨日「宮沢賢治装丁展」で購入した本です。 パラパラとめくってみるとこんな感じです。 作品ごとに個性的なイラストが・・・。



(宮沢賢治装丁展にて購入した本 2011年12月24日撮影)

12月25日(日)
 クリスマス。晴れ。

 昼は都内。 夜、帰宅したら、いろいろと荷物が届いていました。

 岩手からは、ラ・クラの最新号が届いていました。


岩手の新刊
rakra(ラ・クラ)
2012年1・2月号
あえるクリエイティブ

 北東北を紹介するエリアマガジンです。 特集は「だから今夜は、この店で。」です。 居酒屋の特集です。 北東北三県の観光ポイントなどを紹介。


 

 今月は居酒屋の特集号。 岩手からはつるかめ食堂、鴨富亭、ハタゴ屋、大吉の記事がありました。 ホルモン、焼き肉、おでん・・・。 お酒の飲めない私には無縁そうです。

 熊谷の小川さんから今年最後の「さきたま新聞」(2011年12月26日・第27号)が届きました。 ありがとうございます。



(さきたま新聞 2011年12月25日撮影)

 「日輪の遺産」の記事で佐々部清監督が出ていた。 嬉しい。 佐々部清監督の名前に、ふとプロデューサー菊池敦夫さん(お会いした時に名前が同じだったので印象的だった)のことを思い出して、最近の作品を調べてみたら東映の「はやぶさ」映画が出てきました。 また見に行かないと! (「はやぶさ 遥かなる帰還」はこちら

12月26日(月)
 晴れ。

 朝冷え込んで、職場の池が全面凍結。



(「美の壺」DVD・・・ 2011年12月26日撮影)

 昨日の到着物の続き。 NHKの吉岡さんから、NHK-BS「美の壺」12月15日放映分「ツイード」の収録DVDが届きました。 ありがとうございます。 岩手のツイード産業を取り上げるなかで、賢治の詩「産業組合青年会」との関連に触れていただきました。

 テレビがないので、DVDでその内容を初めて見ることができました。 視聴率1パーセント(100万人が見た!)という数字に驚きです。 高視聴率おめでとうございます。 ツイード暖かそうですね。 吉岡さん24日に甲府のイベントに行かれる予定とのこと。 お会いできず残念でした。

12月27日(火)
 晴れ。

 今日もだいぶ冷え込んでいます。

 最近の賢治ニュースから。 花巻市に「賢治課」が誕生するのでしょうか。 (「まちづくりへ「賢治課」新設を 花巻市委員会が提言」はこちら(河北新報2011年12月27日))

 そして、宮沢賢治イーハトーブ館の猫が、2度目の新聞記事登場を果たしました。 「トラ」と「シロクロ」というなんとも明瞭なお名前。 (「2匹の猫がお出迎え 花巻・賢治イーハトーブ館」はこちら(岩手日報2011年12月27日))

12月28日(水)
 晴れ。

 宵空に金星と月、そして木星。 明るい天体が見えています。 冬の金星は眩しいくらい。

 最近の賢治ニュースから。 今日は、岩手日日新聞でも「賢治課」の話題。 (「市役所に「賢治課」を 花巻・賢治のまちづくり委員会」はこちら(岩手日日新聞2011年12月27日))

 「賢治のまちづくり委員会」の報告書では、

  コンセプト:「賢治さんの香りあふれるまち」

  目指すまちづくり:
   ・「賢治精神が息づく人の和のまち」
   ・「自然がたいせつにされているまち」
   ・「賢治の文化を引き継ぎ未来を創造するまち」

  その実現に向けて次の四つのプロジェクトを推進
   ▽ひと(人材育成)
   ▽もの(情報発信や商品開発)
   ▽景観(賢治スポット・賢治ゾーン)
   ▽イベント(企画・開催)

とありました。 行政が一人の詩人を取り上げてこれだけの総合的な事業に取り組むのはそうはないことと思います。 今後どのように展開するのか楽しみです。

 加賀谷氏からは、プラネタリウム番組「スターリーテイルズ 星座は時をこえて」のDVDが送られてきました。 どうもありがっとうございます。 (作品パンフレットつき) DVDのケースの中には、パンフレットと同様のプラネタリウム番組の星空解説と、ナレーションをお願いした水樹奈々さんのインタビュー記事(取材スタッフは川口さん)のリーフレット付き。 (YouTube「『スターリーテイルズ−星座は時をこえて−』予告編(日本語版)」はこちら



(「スターリーテイルズ」DVD 2011年12月28日撮影)

12月29日(木)
 晴れ。

 朝から年末の雑用など。

 明日から、恒例、年末・年始の北行き。

 プラネタリウム版「銀河鉄道の夜」で音楽を担当された加賀谷玲さんのホームページで、今年4月から毎月、その時期毎の季節の花を感じさせる楽曲を発表されています。 「花想曲」というシリーズです。 ピアノ曲ですが、YouTubeのサイトで映像つき。 いい曲が揃っています。 (「加賀谷玲公式サイト」はこちら、 「花想曲」はこちら

 それから、来年1月14日(土)には東京・代々木駅近くのイタリアンレストランでライブです。 「銀河鉄道の夜」からの曲が、ピアノ演奏で聴けそうです。 (ライブのお知らせはこちら

12月30日(金)
 晴れ。

 昨日の夕方、金星が美しく眺められました。 毎日宵空を見ていると、月が天球上を西から東に向って移動していることがよくわかります。 元旦には上弦、9日(成人の日)には新年最初の満月となります。 その間、5日にはおうし座のすばるにも接近します。 ・・・ということは、来年のしぶんぎ座流星群の条件が悪いということ・・・。



(12月30日〜1月10日までの月の動き(毎日20時))

 これを書いているのは12月30日です。 (12月31日分は、追って更新いたします。) 明日は不在ということで、年末のご挨拶を・・・。


12月31日(土)
 大晦日。晴れ。

 そんなわけで、新年(1/4)になってからの書込みです。

 12月30日の夜の飛行機で羽田を発ち、北海道、新千歳空港に向いました。 北海道では低気圧が勢力を上げていて、例のごとく「着陸できない場合には、羽田空港に引き返す」という条件つきの離陸となりました。 それでもなんとか着陸できて、無事空港に着陸できたのはいいのですが、空港上空で待機したりいろいろあって、札幌駅前近くのホテルにチェックインしたとき、時刻は23時30分を過ぎていました。 (新千歳空港発の最終列車でした)

 翌31日は朝から晴れ。 札幌は風もなくいいお天気です。

 駅前の紀伊国屋書店に寄って、少々お買いもの。 続いて、苫小牧に行ってみました。 苫小牧は、宮沢賢治も実際に訪れているし、作品も残している場所です。 何度か行っていますが、昼間ゆっくりすることもなかったので、今日はここで半日過ごしてみることにしました。

 札幌駅からは、函館行きの特急北斗ですが、今日は大晦日、指定席も空いています。 進行方向右側の車窓には、樽前山がよく見えています。 南千歳を過ぎると、すぐ苫小牧駅に到着しました。 大晦日というのに、近くの王子製紙工場の煙突からは噴煙が上がっていました。

 駅近くのお店で遅い昼食を取り、海の方に向って歩いてみました。 今では立体駐車場になっている富士旅館跡(1924年5月賢治が宿泊)から海辺までは、徒歩でも十分移動可能な距離です。 とは言え、道路は凍っていて、注意しないと転倒してしまいます。 注意深くあること約10数分でしょうか、国道を越えて、汐見通までくれば、あと僅かです。



(「賢治の旅の夜空」より)



(苫小牧市高砂町にて 2011年12月31日撮影)

 やっと海の見渡せる前浜に到着しました。 以前、初めてここに着いたときには、遠くからでも「ゴオーッ・・・」という海鳴りが聞こえたのですが、防波堤が整備されてからはすっかり静かになってしまいました。

 次の写真のとおり、実に穏やかです。 (「海鳴り」は、この地を舞台にした賢治の詩「牛」の初期形(一)のタイトルでした。)



(前浜と製紙工場 2011年12月31日撮影)

 超広角レンズを使って、海に突き出た防波堤から、賢治がやってきた前浜と、詩にも登場するパルプ工場(王子製紙苫小牧工場)を同じ写野におさめてみました。 もちろん、現在は牛の姿はありません。 浜辺を歩きながら、今年最後の日没を眺めました。



(前浜にて 2011年12月31日撮影)

 夕暮れの道を駅まで戻り、宿泊地の>小樽を目指しました。 今年の年越しは小樽です。

 ここ10年ほどの年越しの場所(大晦日の宿泊地)を、過去の「緑いろの通信」の記録から調べてみました。

  2000年 盛岡
  2001年 盛岡
  2002年 自宅
  2003年 エアーズロック(オーストラリア)
  2004年 旭川
  2005年 旭川
  2006年 旭川
  2007年 旭川
  2008年 函館
  2009年 釧路
  2010年 札幌
  2011年 小樽

 北海道が年越しの場所として、すっかり定着したようです。

 夜は、ホテルで年賀状を書いたり・・・。 深夜、NHK総合の番組「ゆく年くる年」では、賢治ゆかりの鐘が「除夜の鐘」で使われ中継されることから(今年も中尊寺から必ず中継されると予想して)MP3レコーダーを予め持参して、鐘の音を録音しました。 例年の中継では鐘の音だけですが、今年はメインになって、鐘楼の中にテレビカメラが入っていました。 珍しいですね。

 今年は小樽運河の見下ろせる場所のホテルです。 運河沿いの灯りがいい感じです。 もうこの時間(深夜0時)は誰も歩いていません・・・。




以上で、本年のページ更新はすべて終了いたしました。
メールをいただいた皆さんありがとうございました。
よき新年をお迎え下さい!
そして新年1月号でお会いしましょう。


賢治の事務所


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緑いろの通信

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