事務局だより 第69号
   

The Miyazawa kenji Association Iihatobu Center

事務局だより 第69号
2003,11,08
Office Kenji

宮沢賢治学会
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事務局だより
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事務局だより 第69号
 *冬季セミナー 「賢治と荘已池の時代」…開催のご案内…


 来る11月29日と30日の2日間にわたって、宮沢賢治冬季セミナーを開催します。
 今回のセミナーは「賢治と荘已池の時代」をテーマに、現在イーハトーブ館にて開催中の企画展示「賢治と荘已池の時代」(来年2月29日まで)にあわせ、「賢治と荘已池」の交流にスポットをあてようという企画です。
 また、今回より冬季セミナー長期新企画として「イーハトーブの郷土芸能」が始まります。 郷土芸能を間近に、じっくりと見ることができる企画ですので、こうご期待。
 初日は、本年『岩手近代文藝家名鑑』を上梓された浦田敬三さんに、「森荘已池と賢治の交流」を語っていただきます。
 続いて長期新企画「イーハトーブの郷土芸能」。 第一弾は、名前はよく知っているけれど、本物の踊りを見たことがないという方が多い、岩手県江刺市田原の「原体剣舞」。 上演に先立ち、心象スケッチ「原体剣舞連」解説と朗読があります。
 2日目は、昨年『宮沢賢治研究資料探索』を上梓された奥田弘さんに、森荘已池さんの思い出を語っていただきます。 続いて、宮沢潤子(父・宮沢清六)さんと、森三紗(父・森荘已池)さんのお二人による、思い出トーク。 最後は、「賢治が荘已池に贈ったレコード」の蓄音機コンサートを予定しております。
 開催要項は次のとおりです。

◆期日 2003年11月29日(土)・30日(日)
◆会場 宮沢賢治イーハトーブ館
◆日程

■第1日(11月29日)
(1) 受付 13:00〜
(2) 講演 14:00〜15:00
  「賢治と荘已池の時代」
   講師 浦田敬三(岩手近代文庫主宰)教授)
(3) イーハトーブの郷土芸能(1) 15:00〜16:00
  ・心象スケッチ「原体剣舞連」の解説と朗読
  ・原体剣舞(岩手剣江刺市田原)
(4) 交流会・懇親会 16:30〜17:30
   希望者による会費制(千円、当日会場にて)
■第2日(11月30日)
(5) 講演 10:00〜11:00
 「森荘已池さんの思い出」(仮題)
   講師 奥田弘(『新校本宮沢賢治全集』編纂委員)
(6) 対談 11:00〜12:00
  「賢治さんのこと、父のこと」
  ・宮沢潤子(父・宮沢清六)さんと、森三紗(父・森荘已池)さんによる思い出トーク。
  ・「賢治が荘已池に贈ったレコード」コンサート
◆受講料 無料
◆定員 200名 定員になり次第締切り
◆申込 電話・FAX・葉書・電子メールで本会事務局まで。
 〒025-0014 岩手県花巻市高松1-1-1
 電話 0198-31-2116
 FAX 0198-31-2132
◆宿泊 お手数でも各自お手配ください。
 花巻観光センターは、宿泊施設のご案内をいたします。
 電話 0198-31-2244
    0198-24-1931

本会の催しものはすべて会員以外の方も参加できます。
お誘いあわせのうえ、ご参加ください。


 *報告 旭川セミナー(北海道)東山町セミナー(岩手県)


 先月(10月4・5日)に開催された旭川セミナー(北海道 会場・旭川建設労働者福祉センター)、続いて(10月18日・19日)に開催された東山セミナー(岩手県 会場・東山農村勤労福祉センター)は、ともに多くの参加者のもと、熱気につつまれた盛会のうちに終了いたしました。 どちらのセミナーも初日が講演と記念行事、二日目はエクスカーションが企画され、秋晴れの天候も恵まれ、充実した内容となりました。 関係者の皆様に深く御礼申し上げます。
 セミナーの様子は来年3月刊行『会報28号』に報告されます。



 *報告 小・中学生会員のみなさんへ 大ぼしゅう


 たくさん会員がふえてます。そこで、
(1)賢治作品等をもとにした絵や写真などを、おまちしています。 イーハトーブ館に展示しますし、会報にものりますよ。
(2)こどもたちによる「おやより」や、「もよおし」の計画をたててみませんか。 やってみたい君、お知らせください。 遠くでも、だいじょうぶ。 まってるぞー。



 *イーハトーブ館ショップ 猫の事務所(ご案内)


 イーハトーブ館ショップ「猫の事務所」の新書籍等販売図書と当学会出版物についてお知らせいたします。 宮沢賢治に関する図書・CD・ビデオ・雑誌・グッズ等多数そろえておりますので、どうぞご利用ください。
 なお、会員は5パーセント割引(一部対象外あり)となります。
▼少年児童出版社
『宮沢賢治童話文集』(中国語訳・周龍梅)
  1風の又三郎
  2水仙月の四日
  3銀河鉄道の夜
『宮沢賢治童話論』(中国語)
(価格各650円税込み・1〜4 4冊セット2,500円税込み)
▼朝文社
・山根知子『宮沢賢治 妹トシの拓いた道』(価格4,000円+税)
▼講談社
・千葉一幹『賢治を探せ』(価格1,500円+税)
▼洋々社
・田中末男『宮澤賢治〈心象〉の現象学』(価格2,400円+税)
▼宮沢賢治生誕百年(1996年)記念刊行
・『「春と修羅」第二集研究』(価格2,400円+税)
・『生誕百年記念特別企画展図録』(価格3,000円税込み)
▼宮沢賢治国際研究大会記録集第1回(1996年)、第2回(2000年)
『第1回宮沢賢治国際研究大会記録集』(定価2,500円 会員価格2,000円)
『第2回宮沢賢治国際研究大会記録集』(定価1,800円 会員価格1,500円)
『第1回記録集』『第2回記録集』セット価格(定価3,500円 会員価格3,000)
▼学会機関紙『宮沢賢治研究アニュアル』1〜13号(会員2割引)
▼学会会報 創刊号〜27号(会員2割引、5・7・9・10号は品切れ)
▼イーハトーブ館蔵書目録(93年12月現在)(会員価格3,600円税込)残200部。増刷の予定はありません。
▼学会主催・第2〜12回宮沢賢治研究発表記録集(価格500円・5回のみ600円税込み)


 *全国〈宮沢賢治の会〉活動紹介 募集


 先日(10月12日)イーハトーブ館にて企画委員会が開催され、これからのイーハトーブ館での展示企画として、全国の〈宮沢賢治の会〉の活動紹介をしてはどうかとの案が出されました。 全国にあつ〈賢治の会〉は、第2回宮沢賢治学会国際研究大会(2000年)の中で、全国の宮沢賢治関連団体(賢治の会、賢治研究会など)による「イーハトーブ交流会」が開催され、全国22団体参加者64名、個人参加31名があり、そこで全国64団体が確認されたところでした。
 それから3年が過ぎ、変動もあるかと思いますが、今回は、5年以上の継続した活動を続けている団体及び個人の方から「活動紹介」希望を募集いたします。
 イーハトーブ館内での展示のみならず、その活動を全国に紹介するパンフレットも同時に刊行してまいりますので、希望の団体及び個人の方は、電話・FAX・葉書・電子メールにて、本会事務局までお知らせください。
 締め切りは、本年12月25日(必着)とさせていただきます。
 なお、詳細につきましては、応募数をみながら、企画委員会にて開催時期や内容について検討し、各団体(個人)とご相談しながら進めさせていただきますので、ご了解願います。



 *会費納入のお願い


 本会の会費は、毎年4月から翌年3月までが年会費となっております。 今年度の会費未納の方には、今回事務局だよりとともに郵便振替の用紙を同封いたしました。 同時に、会費の受納は随時受け付けておりますので、イーハトーブ館への来館のおり、郵便局、銀行へお立ち寄りの際納めてくださっても結構です。
 なお、すでに納入されているにもかかわらず振込用紙が同封されている場合は、お手数ですがご一報いただければ幸いです。 また、このお知らせと行き違いにお支払い済みの場合は、何卒ご容赦願います。

郵便振替口座02330=7=26637
岩手銀行花巻支店普通口座0480908
名義 宮沢賢治学会イーハトーブセンター
会費年額 一般・3,000円 学生・1,500円
     賛助会員・30,000円



 *イーハトーブ館図書室 図書・資料受入れ報告
(2003年5月1日〜7月13日)



【寄贈図書】
〔配列は受入れ日順(ただし継続刊行図書等はひとつにまとめて掲載)で、記載項目は、寄贈者(出版社)・書名・発行所(寄贈者・寄贈出版社と同じ場合は略)の順〕
・広島学院大学国語国文学会『国文学攷』176・177合併号
・青山学院大学日本文学会『青山語文』33号
・青山学院大学日文院生の会『緑岡詞林』27号
・筑摩書房『ちくま』386〜388号
・田口昭典『あるびれお通信』682〜693号
・路傍舎『銀河地人通信』34〜36号
・ぎんどろの会『栃木・宮沢賢治の会通信』63〜65号
・小学館『せりふの時代』第8巻2号
・東京女子大学学会日本文学部会『日本文学』99号
・少年児童出版社・中国語『宮沢賢治童話論』『宮沢賢治童話文集』全3巻(周龍梅・訳)
・文芸者『雑草の声 宮沢賢治の作品を通して聖書に親しむために』(木村百代・著)
・鎌倉・賢治の会『かま猫通信』70・71号
・前橋・宮沢賢治を語る会『プレアデス通信』57号
・さいたま文学館『企画展図録 宮沢賢治とアザリアの友たち』
・田中末男『宮沢賢治〈心象〉の現象学』(洋々社・刊)
・佐藤知良『古文書研究会報』200号(岩手古文書研究会・刊)
・日本近代文学館『日本近代文学館』193号
・路上発行所『路上』95号
・仏教宮沢賢治記念館『記念館通信』82号
・歴程社『歴程』499号
・仏教大学文学部国文学科近現代文学・坂井健ゼミ『国文学 講釈と感想』
・原田紀子(画)『猫の事務所』(冬花社・刊)
・真世界社『真世界』6170・6171号
・兵庫教育大学言語表現学会『言語表現研究』19号
・大阪教育大学国語教育講座・日本アジア言語文化講座『学大国文』45・46号
・安田女子大学大学院文学研究科『紀要』8集
・小林俊子『宮沢賢治−風を織る言葉』(勉誠出版・刊)
・杉田英生『賢治研究』88〜90号(宮沢賢治研究会・刊)
・杉浦静『JAPAN NOW 宮沢賢治の宇宙』(コピー)『東北新幹線20周年特別企画 宮沢賢治という宇宙の旅』(コピー)90号(JR東日本刊)
・山猫通信編集室『山猫通信』119号
・でくのぼう宮沢賢治の会『でくのぼう』4号
・松田司郎『ワルトラワラ』18号(ワルトラワラの会・刊)
・時間と空間の会『時間と空間』4号
・香川大学教育学部『研究報告』I部118号
・力丸光雄『週間きたかみ』888〜898号(河口新聞店・刊)
・花巻農業協同組合『ぽらーの広場』63・64号
・江南大学『紀要』文学編127
・杉浦静『大妻国文』第34号抜刷「心象スケッチ「九九〔鉄道線路と国道が〕」(大妻女子大学国文学会・刊)
・井上寿彦『児童文学論叢』第8号(日本児童文学学会中部支部・刊)『東海学園 言語・文学・文化』第2号抜刷「賢治と『赤い鳥』」
・漉林書房『漉林』114号
・中川真平『イーハトーブ海岸』21〜23号(八戸・賢治を語る会・刊)
・黒沢勉『文苑』10号(岩手医科大学教養部文学研究室・刊)
・くもん出版『蛾ってゆかいな昆虫だ!』10号(岩手医科大学教養部文学研究室・刊)
・米田幸子『賢治と啄木』(米田利昭、大修館書店・刊)
・黒沢勉『IBC木を植える神父』(ビデオ)
・アトリエ海『Lusルース』5・6、8・9月号




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