事務局だより 第67号
   

The Miyazawa kenji Association Iihatobu Center

事務局だより 第67号
2003,7,3
Office Kenji

宮沢賢治学会
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事務局だより
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事務局だより 第62号
 *夏季特設セミナー 長期企画
「風の又三郎」の謎に迫る(第1回)
〈風の又三郎の出現〉 ……開催のご案内……


 本年より夏季特設セミナーは、数年にわたる長期企画(3年、あるいは4年間。ただし国際研究大会開催年は休み)として、賢治童話「風の又三郎」/「風野又三郎」を取り上げます。
 その1回目となる今回のテーマは〈風の又三郎の出現〉。 コーディネーターの天沢退二郎さんより、初期本文史の謎について、「風の又三郎はどのようにやってきたか」の基調報告と、続いて詩人の吉田文憲さんとの「初期全集本文と自筆原稿」についてトーク。
 2日目は、なつかしの映画「風の又三郎」。 この島版「風の又三郎」についての講話と、映画をみながら地元からエキストラ出演の方の思い出を紹介してまいります。
 なお、この夏季特設セミナーの2回目は〈風の又三郎の成立〉として、自筆原稿の検討と映画作品を取り上げ、3回目は演劇・テレビにおける又三郎を検討していく予定でおりますので、どうぞご期待ください。
 開催要項は次のとおりです。

◆期 日 03年8月2日(土)・3日(日)
◆会 場 宮沢賢治イーハトーブ館

第1日(8月2日)
 (1) 受  付 13:00〜
 (2) 基調報告 14:00〜15:00
  「風の又三郎はどのようにやってきたか
   −初期本文史の謎−」
 (3) トークI 15:30〜16:30
  「初期全集本文と自筆原稿」
  天沢退二郎 VS 吉田文憲
 (4) 参加者ディスカッション 16:30〜17:00
 (5) 交流会・懇親会 17:30〜18:00
  希望者による会費制(千円、当日会場にて)

第2日(8月3日)
(6) シンポジウム 10:00〜12:00
  映画「風の又三郎」(昭和15年・日活映画・島耕二監督)
  講話 岡村民夫(宮沢賢治学会ビブリオ委員)
    「島版「風の又三郎」をめぐって」
  お話 映画エキストラ参加の方々
◆受講料 無料
◆申込 電話・FAX・葉書・電子メールで本会事務局まで。
 〒025-0014 岩手県花巻市高松1-1-1
 電話 0198-31-2116
 FAX 0198-31-2118
 E_Mail Iiha0828@city.hanamaki.iwate.jp
◆宿泊 お手数でも各自お手配ください。 花巻観光センターは、市内すべての宿泊施設のご案内をいたします。
 電話 0198-31-2244
◆ 本会の催しものはすべて会員以外のかたも参加できます。 お誘いあわせのうえ、ご参加ください。


 *定期大会 第13回研究発表会 −発表者募集−


 本年も、当定期大会のプログラムのひとつとして、宮沢賢治研究発表大会を下記のとおり開催いたします。 ここに、その発表者を募集いたしますので、どうぞご応募くださいますようご案内申し上げます。

 期日 9月23日(火・祝) 午前10時から
 会場 宮沢賢治イーハトーブ館
 発表時間 発表時間20分、質疑時間10分とし、一人(一件)の持ち時間30分。
 発表者数 会場と時間の都合で、人数を限らせていただくこともあります。
 申込方法 所定の申込用紙に発表要旨(四百字以内)を添えて事務局あてお申込みください。 申込用紙は事務局に請求してください。
 締め切り 2003年7月31日(事務局必着)
 選考 申込者が定員を上回る場合は、大会実行委員会において、発表者を選考させていただきます。
 発表資料 発表者は発表会場用資料として、800字以内の要旨を提出してください。 これ以外の必要とする資料は、発表者において準備願います。  なお、研究発表の記録集を作成するため、後日発表の内容を原稿にして提出願います。
 その他 発表者の旅費は各自負担願います。 これ以外の必要とする資料は、発表者において準備願います。
 なお、研究発表の記録集を作成するため、後日発表の内容を原稿にして提出願います。


 *企画委員会 ちょっとキキミミ


 去る6月15日、イーハトーブ館にて本年度第1回企画委員会にて、いつか〈サハリン〉へでみんなででかけようとの声が。 なかなか実現の壁は高そう。 その他さまざまな会員のみなさんの声を、どうぞお寄せください。


 *イーハトーブ館ショップ 猫の事務所(ご案内)


 イーハトーブ館ショップ「猫の事務所」の新書籍等販売図書と当学会出版物についてお知らせいたします。 宮沢賢治に関する図書・CD・ビデオ・雑誌・グッズ等多数そろえております。 宅配もしておりますので、どうぞご利用ください。
 なお、会員は5パーセント割引(一部対象外あり)となります。

▼角川書店
 ・池澤夏樹『言葉の流星群』
  (価格一、六〇〇円+税)
▼勉誠出版
 ・小林俊子『宮沢賢治−風を織る言葉−』
  (価格三、五〇〇円+税)
▼岩手総合文化研究所
 ・吉見正信『改訂版 雫石と宮沢賢治』
  (価格六〇〇円+税)
▼冬花社
 ・画・原田紀子『猫の事務所』
  (価格一、〇〇〇円+税)
▼未知谷
 ・『黒葡萄』
  (価格一、二〇〇円+税)
 ・イーハトーブ館企画展関連
  森荘巳池著
 ・『浅岸村の鼠』
  (価格一、四〇〇円+税)
 ・『カエルの学校』
  (価格一、四〇〇円+税)



 *地方セミナー来年度開催地募集


 本会のセミナーは、花巻での定例のほかに、本年度の北海道旭川市(10月4・5日)、岩手県東山町(10月18・19日)のような他地方セミナーを1993年より企画しております。 開催にあたっては、会員のみなさんからの申込制となっておりますので、ここに来年度の開催地を募集いたします。
 なお、今回より申し込み締め切り日が8月末日となりますので、ご注意願います。 これにより、年内に開催地が決定することとなります。
 開催基準、申込要領は次のとおりです。

▼主催・主管(申込者)
 セミナーの主催は、宮沢賢治学会イーハトーブセンター。
申込者は、本会会員で、個人もしくは団体・グループの代表者、あるいは会場施設・機関の代表者など。
申込者は、主管として実際の運営にあたっていただきます。

▼運営費用
 セミナー開催に要する費用のうち、本会は概ね次の費用を負担します。
 ・講師謝礼
 ・講師派遣旅費
 ・会場使用料(できるだけ公的施設を利用)
  運営費用のうち一部を受講者負担として受講料をいただく場合もあります。

▼事務分掌
 主管者(地元開催者)に担当していただく事務局は、次のとおりです。
 ・セミナーの企画作成
 ・会場の確保
 ・講師依頼・交渉
 ・受講申し込み受付
 ・セミナー当日の運営
 ・講義記録の作成など
 これらのことは、主催者と協議しながらすすめていくものとします。
また、主管者のほうで困難なものは直接主催者が担当することもあります。

▼申し込み決定
 この制度を利用してセミナーを開催しようとする場合は、8月末日までに申込書を事務局に提出してください。 用紙は事務局にご請求ください。 申し込みのあった企画は、本会企画委員会および理事会において審議し、決定します。


 *会費納入のお願い


本会の会費は、毎年4月から翌年3月までとなっております。 前年度分滞納の方及び今年度の会費未納の方に、今回事務局だよりとともに郵便振替の用紙を同封いたしましたので、納入についてよろしくお願い申し上げます。 同時に、会費の受納は随時受け付けており、イーハトーブ館への来館のおり、郵便局、銀行にお立ち寄りの際、納めて下さっても結構です。
 なお、このお知らせと行き違いにお支払い済みの場合は、何卒ご容赦くださいますようお願い申し上げます。

 郵便振替口座 02330=7=26637
 岩手銀行花巻支店普通口座 0480908
 名義 宮沢賢治学会イーハトーブセンター
 会費年額 一般 三千円 学生 千五百円
      賛助会員 三万円

 また、前年度分滞納の方で、本年9月末日までにお納めいただけない場合は、やむなく退会扱いとさせていただいておりますので、どうかお早めにご納付ください。



 *イーハトーブ館図書室
図書・資料受入れ報告
(2002年12月17日〜3月5日)


【寄贈図書・資料】
〔配列は受入日付順(ただし継続刊行図書等はひとつにまとめて記載)で、記載項目は、寄贈者(出版社)・書名・発行書(寄贈者・寄贈出版社と同じ場合は略)の順〕

・深澤中孝「一茶と近・現代詩 一茶−賢治−雁」(神奈川大学経営学部『国際経営論集』24号抜刷)
・時間と空間の会『時間と空間』50号
・賢治・センダードの会『宮沢賢治学会地方セミナーinセンダード記録集』
・天沢退二郎「フランス芸術鑑賞会 現代詩朗読プログラム」(明治大学フランス文学科・刊)
・明治学院大学言語文化研究所『宮沢賢治の詩を読む 新しい試み』
・東京女子大学学会日本文学部会『日本文学』98号
・アスクデジタルソフト第二事業部『銀河鉄道の夜 TYPING CD-ROM+単行本』
・田口昭典『あるびれお通信』664〜675号
・石と賢治のミュージアム「太陽と風の家」『第4回グスコーブドリの大学校報告書』
・サンリオ『詩とメルヘン』31巻2号
・冨永幸夫『プレアデス通信』55・56号(前橋・宮沢賢治を語る会・刊)
・栃木・宮賢治の会〈ぎんどろの会〉『通信』59〜61号
・真世界社『真世界』6165〜6167号
・筑摩書房『ちくま』382〜384号
・日本近代文学館『日本近代文学館』191号
・中川真平『こーひーかっぷ』240・241号(太陽企画・刊)、『イーハトーブ海岸』18・20号(八戸・賢治を語る会・刊)
・ビル・フライア『WESTENDER』5番12号
・漉林書房『漉林』111号
・春風社『妊娠するロボット1920年代の科学と幻想』
・丸善仙台出版サービスセンター『日本近代文学と西洋音楽』(井上二葉・著)
・路傍舎『銀河地人通信』31・32号
・高知天沢退二郎『投壜通信』61号(矢立出版・刊)
・奥澤竹彦『聴覚刺激小説案内』(音楽之友社・刊)
・高知大学宮沢賢治研究会『注文の多い土佐料理店』6号
・亀井茂『早池峯』28号(早池峯の会・刊)
・山猫通信編集室『山猫通信』117号
・路上発行所『路上』94号
・鎌倉・賢治の会『かま猫通信』67・68号
・中四国宮沢賢治研究会『論攷宮沢賢治』5号
・花巻農業協同組合『ぽらーの花巻』59・60号
・小林忠明『詩季』47号〈ヤマニ書房・刊〉
・盛岡大学日本文学会『東北文学の世界』10号、『研究会報告』9号、『会誌』14号
・宮沢賢治記念館『記念館通信』81号
・矢沢中学校1学年『郷土の宝 再発見!!』
・大阪国際児童文学館『紀要』17号、『REPORT』21号別冊
・池川敬司『学大国文』45号(大阪教育大学国語教育講座・刊)
・信時哲郎「宮沢賢治とハヴロック・エリス」(神戸山手大学環境文化研究所紀要6号抜刷)、「宮沢賢治「文語詩五十篇」評釈四」(神戸山手大学紀要4号抜刷)
・林正文『宮沢賢治と浄土真宗』(熊谷印刷出版部・刊)
・くまがや賢治の会『ミミズク通信』22号
・日本大学大学院芸術学研究科『芸文攷』8号(文芸学専攻)、『キリツボ』8号
・昭和女子大学『学苑』750・751号
・安田女子大学日本文学会『国語国文論集』33号
・江古田文学会『江古田文学』52号
・岩手県立花巻農学校『「賢治先生を偲ぶ会」記念読書感想文・作品集』




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