事務局だより 第65号
   

The Miyazawa kenji Association Iihatobu Center

事務局だより 第65号
2003,01,31
Office Kenji

宮沢賢治学会
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事務局だより
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事務局だより 第65号
 *春季セミナー 賢治の青春を訪ねて 開催のご案内


 03年となりました。 本年もどうぞよろしくお願い申し上げます。
 さて、来る3月22日23日に開催の春季セミナーは、テーマを「賢治の青春を訪ねて」と題して、賢治がその青春期をすごした盛岡を訪ねるたびを企画いたしました。 盛岡市内には、賢治ゆかりの地が数多く、バスよりも徒歩の方が利便がいいことから、いつもと異なり、今回は歩いて散策することといたしましたので、ご留意ください。
 初日は、啄木・賢治の学んだ盛岡中学校があった場所である岩手医科大学(盛岡市)を会場に、お三人の方から、それぞれ盛岡と賢治の関わりを語っていただきます。
 2日目は、盛岡市内の賢治のゆかりの地を、グループごとに歩いて散策。 参加者のペースにあわせて「健脚」と「ゆったり」がありますで、ご希望のコースにてご参加ください。
 現在、盛岡賢治の会の協力を得ながら、内容をあれこれ具体化しております。 定員になり次第締め切らせていただきますので、申し込みはお早めにどうぞ。

開催要項は次のとおりです。

◆期日 03年3月22日(土)・23日(日)
◆会場 初 日 岩手医科大学60周年記念館研修室(循環器医療センター8階)
    2日目 歩いて盛岡市内散策
◆日程(案)

 第1日(3月22日)
(1)受 付 13:00〜
(2)講 演 13:00〜14:50
      「宮沢賢治と盛岡中学校」(仮題)
       講師 小川達雄
(3)講 演 15:00〜16:20
      「宮沢賢治と盛岡高等農林」(仮題)
       講師 田口昭典
(4)講 演 16:30〜17:50
      「宮沢賢治と宗教」(仮題)
       講師 黒澤勉
(5)交流・懇親会
   (会場・岩手医科大学60周年記念館研修室隣のラウンジ)
   希望者による会員制(2000円、当日会場にて)

 第2日(3月23日)
(6)グループごとに、盛岡市内を歩いて散策希望により
   A健脚コース……(教会・お寺めぐり、盛岡一高、岩手大学、光原社など)
   Bゆったりコース(おでって手紙館、啄木・賢治青春館など)
(7)昼 食(ABコース一緒に・自己負担)
   15:30〜盛岡解散
◆受講料 無料
 参加受付者には、後日詳細な旅程資料を送付いたします。
◆定員 100名 定員になり次第締切り。
◆申込 電話・FAX・葉書・電子メールで本会事務局まで。
  025-0014 岩手県花巻市高松1-1-1
  電話 0198-31-2116
  FAX 0198-31-2132
  E-mail: Iiha0828@city.hanamaki.iwate.jp
◆宿泊 お手数でも各自お手配ください。 なお、参加受講者には、参考資料として会場周辺のホテル一覧表を送付いたします。
◆本会の催しものはすべて会員以外のかたも参加できます。
お誘いあわせのうえ、ご参加ください。



 *理事会・委員会の構成が替わりました


 昨年の定期総会におきまして理事が改選されましたが、それにともない代表理事・副代表理事と各常設委員会も次のとおり変更になりましたので、お知らせいたします。

▼代表理事
  萩原昌好

▼副代表理事
  栗原敦(企画委員長兼務)
  佐藤道雅(賞選考委員長兼務)

▼企画委員会
  阿部弥之
  斉藤征義
  外山正
  中野由貴
  山口紀士

▼編集委員会
  青木美保
  安藤恭子
  大沢正善
  大塚常樹
  富山英俊(委員長)
▼賞選考委員会
  黒沢勉
  佐藤良介
  中川真平
  中地文


▼電子メディア委員会
  遠藤純(委員長)
  加倉井厚夫
  杉浦静
  渡辺宏

▼全ての委員会に出席できる理事
  照井善耕
  原子朗
  宮沢雄造



 *【2003年度】会費納入のお願い


 本会の会費は、毎年4月から翌年3月までが年会費となっております。 今年度の会費未納の方には、今回事務局だよりとともに郵便振替の用紙を同封いたしましたので、納入についてよろしくお願い申し上げます。 なお、会費未納の方には『会報21号』(昨年9月刊)を送付しておりませんので、受納確認後お送りいたします。 同時に、会費の受納は随時受け付けておりますので、イーハトーブ館への来館のおり、郵便局、銀行へお立ち寄りの際納めてくださっても結構です。
 なお、すでに納入されているにもかかわらず振込用紙が同封されている場合は、お手数ですがご一方いただければ幸いです。 また、このお知らせと行き違いにお支払い済みの場合は、何卒ご容赦願います。

郵便振替口座02330=7=26637
岩手銀行花巻支店普通口座0480908
名義 宮沢賢治学会イーハトーブセンター
会費年額 一般・3,000円
     学生・1,500円
     賛助会員・30,000円
     小・中学生・無料



 *小・中学生会員会費無料化に伴う配布資料について
(理事会報告)



 会員の皆様には、すでに報告しておりますように、昨年の総会にて、小。中学生会員の会費無料の規約改正が承認され、その資料等の配布にあり方については、理事会に委ねられておりました。 これにともない、昨年12月1日の理事会にて審議され、小・中学生会員への配布資料は、『会報』と「事務局だより」とし、小・中学生むけの情報提供(「子ども版だより」等)については、企画委員会にて検討していくことにする。 となりましたので、お知らせいたします。
 入会の方法等は今までとかわりなく、会員の資格についても変更ありません。 なお、この規約改正の適用については、本年度は従来通りの経過措置とし、来年度分(本年4月から翌年3月)からとなりますのでご了承願います。

 学会イーハトーブセンターでは、今後こども向けのワークショップなどを企画中。 これを機会に、たくさんの小・中学生の皆さんの入会をお待ちしております。



 *冬季セミナー報告


 去る11月30日、12月1日の両日には、定例の冬季セミナー『「すきとほったたべもの」ってなんだろう?』が開催されました。
 初日は賢治の妹・トシゆかりの「旧県立花巻南高校」(現生涯学園都市会館)を会場に鎌田東二さん、宮沢賢治の食と生命を語っていただきました。 次に現在イーハトーブ館で開催中の企画展「宮沢賢治のごちそう博覧会」監修者・中野由貴さんによる、かつての精養軒の紹介、その後蓄音機レコードコンサートと続きました。 会場は満席となり、イスも追加されるという盛況でした。
 その後の「交流・懇親会」は、会場をやぶ屋に移動し、連続企画の第4回「たべる会」との合同企画。 はたしてメニューのラスト「天ぷらそばとサイダー」のお味は?
 二日目は、大快晴のもと、会場をイーハトーブ館に移し、斉藤征義さんを司会に、「すきとほった ほんとうの たべもの」についての報告会。 4名のパネリストの方々から報告がありました。
 このセミナー概要は、三月刊行の『会報26号』にて報告されます。



 *イーハトーブ館ショップ 猫の事務所(ご案内)


 イーハトーブ館ショップ「猫の事務所」の新書籍等販売図書と当学会出版物についてお知らせいたします。 宅配もしておりますので、どうぞご利用ください。
 なお、会員は5l割引(一部対象外あり)となります。

▼大修館書店
・吉江久彌『賢治童話の気圏』
         (価格4,000円+税)

▼鳥影社
・山下聖美『検証・宮沢賢治の詩「春と修羅」』
         (価格2,500円+税)

▼アスク
・『「銀河鉄道の夜」TYPING』
  ナレーション 桑島法子
         (価格7,800円+税)

▼麦スタジオ
・畑中純 カレンダー2003
       (価格1,000円+税)
    和紙製(価格2,500円+税)



 イーハトーブ館図書室
図書・資料受入れ報告(2002年6月28日〜9月6日)



【寄贈図書・資料】
〔配列は受入日付順(ただし継続刊行図書等はひとつにまとめて記載)で、記載項目は、寄贈者(出版社)・書名・発行書(寄贈者・寄贈出版社と同じ場合は略)の順〕

・田口昭典『あるびれお通信』637〜648号
・南郷十四八『詩誌霧笛』69号(霧笛の会・刊)
・筑摩書房『ちくま』376〜378号
・真世界社『真世界』6159〜6161号
・でくのぼう出版『でくのぼう』2号(でくのぼう宮沢賢治の会・刊)
・吉江久彌『賢治童話の気圏』(大修館書店・刊)
・鶴田静(訳)『ウィリアム・モリスの庭』(東洋書林・刊)
・新美南吉記念館『記念館だより』96号
・ぎんどろの会『トランクからの手紙』53〜55号
・萩原昌好『日本文化栃論叢』3号(千葉大学文学部日本文学会・刊)
・洋々社『夢よぶ啄木・野をゆく賢治』(山本玲子×牧野立雄・著)
・宮沢賢治研究会『宮沢賢治文語詩の森第三集』(柏プラーノ・刊)
・くまがや賢治の会『ミミズク通信』20号
・ワルトラワラの会『ワルトラワラ』16号
・高橋修『紙芝居注文の多い料理店』(岡田則子・著、えるざはうす・刊)
・須藤与志『「セロ弾きのゴーシュ」の読解』
・中野定幸『北海道の農村と農家の人達に思う』
・歴程社『歴程』493・494号
・日本近代文学館『日本近代文学館』188号
・小林忠明『詩季46号』『ポエムズ ナウNo.51』『冬はかならず春となる』
・三島広志『游氣風信』148・149号
・瀬川恭子『ベトナム語訳「銀河鉄道の夜」』(NHA XUAT BAN TRE・刊)
・東京賢治の学校『賢治の学校』5・6合併号
・島田隆輔『宮沢賢治〈文語詩稿〉/歌ひめの詩系譜へ(下)』(『松江北高校研究紀要39号』抜刷)
・大山尚「続橋達雄先生追悼」(『野洲国文学』68号抜刷)
・今井克佳『水脈 川上美那子先生退職記念論文集』(刊行会・刊)
・山猫通信編集室『山猫通信』114号
・江古田文学『江古田文学』50号
・八戸・賢治を語る会『イーハトーブ海岸』15号
・国際言語文化振興財団『英文宮沢賢治傑作選』
・宮沢賢治記念館『記念館通信』79号
・札幌市立琴似中学校『見学旅行自主研修新聞見・聞・感』
・白泉社『MOE』9号
・新潟大学人文学部国語国文学会『国語国文学会誌』44号
・国際子ども図書館『不思議の国の仲間たち』
・加倉井厚夫『CD-ROM「銀河鉄道の夜」と星』
・国文社『宮沢賢治の春』(斎藤文一・著)
・日本現代詩歌文学館『詩歌の森』
・田口昭典『北域』54号(北域社・刊)
・天沢退二郎「《教師・宮沢賢治》三つの 試み」(『悠』抜刷、ぎょうせい・刊)
・澤口会計『会報』400号(東北税理士会・刊)
・名古屋女子大学『紀要』48号
・越川芳雄『CD「雨ニモマケズ」・辞世の歌』(エッセンス・刊)
・情報企画『イーハトーブ』10〜13号
・JR東日本企画『トランべール9月号』
・菅原賢『平成13年度研究論文集』(神奈川県立私立中学高等学校協会・刊)
・信山社『宮澤賢治掌編集I、II』
・漉林書房『漉林』109号
・路上発行所『路上』93号
・講談社『いわさきちひろ若き日の日記「草穂」』(松本由利子・著)
・上毛新聞社出版局『赤城讃歌』(敷島治郎・著)
・路傍舎『銀河地人通信』27号




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