事務局だより 第62号
   

The Miyazawa kenji Association Iihatobu Center

事務局だより 第62号
2002,7,5
Office Kenji

宮沢賢治学会
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事務局だより
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事務局だより 第62号
 *夏季特設セミナー
実感 宮沢賢治ホームページ ……開催のご案内……


 夏季特設セミナーは、昨年文語詩をめぐる長期企画が終了し、本年は単年度企画として「宮沢賢治と電子メディア」にかかわるセミナーを開催いたします。
 今回のセミナーは、コンピュータにさわったことのない方でも興味の持てるはじめの一歩「実感 宮沢賢治ホームページ」を企画いたしました。

(1)データをデジタル化するとどんなことができるのでしょうか。 初日はネット上で様々な試みを展開している信時哲郎さんの講演と、具体的に賢治原稿をとりあげて画面でその推敲過程をおいかけてみます。
 また夕方からの懇親会は、現在イーハトーブ館で開催中の企画展「ごちそう博覧会」とリンクして、第2回宮沢賢治を食べる会「イーハトーブのおもてなし」といたします。 どんな創作料理のメニューとなりますか、当日のお楽しみです。

(2)二日目は、ホームページをみてみましょう。 シンポジウムにて、賢治ホームページの紹介と体験談。 そして、みのがせない必見ホームページをネットサーフィンしてみましょう。

 このところ肌寒い日が続く花巻ですが、はたして夏はどこまで暑くなるでしょうか。
 夏休みを利用して、どうぞ皆様おいでください。
 開催要項は次のとおりです。

◆期 日 02年7月27日(土)・28日(日)
◆会 場 宮沢賢治イーハトーブ館

第1日(7月27日)
 (1) 受  付 13:00〜
 (2) 講  演 14:00〜15:30
  『電子メディアと宮沢賢治』(仮題)
  講演 信時哲郎(神戸山手大学助教授)
 (3) ワークショップ 15:30〜17:00
  「へぇー デジタル化ってこうなのか」
  担当 宮沢賢治学会インターネット部会
 (4) 交流会・懇親会
17:30〜18:30
  第2回宮沢賢治を食べる会
  希望者による会費制(千円、当日会場にて)

第2日(7月28日)
(5) シンポジウム 10:00〜12:00
  「実感 宮沢賢治ホームページ」(仮題)
  パネリスト(交渉中の方あり)
   浜垣誠司(京都市)〔宮沢賢治の詩の世界
   川崎 貴(神戸市)〔宮沢賢治Book:神戸賢治の会とリンク〕
   安倍富士夫(盛岡市)〔宮沢賢治ワンダーランド(白百合学園高校)〕
   小田島貢(花巻市)〔イーハトーブの風の森
  司会 宮沢賢治学会インターネット部会
◆受講料 無料
◆申込 電話か葉書で本会事務局まで。
 〒025-0014 岩手県花巻市高松1-1-1
 電話 0198-31-2116
◆宿泊 お手数でも各自お手配ください。 花巻観光センターは、市内すべての宿泊施設のご案内をいたします。
 電話 0198-31-2244
◆ 本会の催しものはすべて会員以外のかたも参加できます。 お誘いあわせのうえ、ご参加ください。


 *定期大会 第12回研究発表会 −発表者募集−


 本年も、当定期大会のプログラムのひとつとして、宮沢賢治研究発表大会を下記のとおり開催いたします。 ここに、その発表者を募集いたしますので、どうぞご応募くださいますようご案内申し上げます。

 期日 9月23日(月・祝) 午前10時から
 会場 宮沢賢治イーハトーブ館
 発表時間 発表時間20分、質疑時間10分とし、一人(一件)の持ち時間30分。
 発表者数 会場と時間の都合で、人数を限らせていただくこともあります。
 申込方法 所定の申込用紙に発表要旨(四百字以内)を添えて事務局あてお申込みください。 申込用紙は事務局に請求してください。
 締め切り 2002年7月25日(事務局必着)
 選考 申込者が定員を上回る場合は、大会実行委員会において、発表者を選考させていただきます。
 発表資料 発表者は発表会場用資料として、800字以内の要旨を提出してください。 これ以外の必要とする資料は、発表者において準備願います。  なお、研究発表の記録集を作成するため、後日発表の内容を原稿にして提出願います。
 その他 発表者の旅費は各自負担願います。 これ以外の必要とする資料は、発表者において準備願います。
 なお、研究発表の記録集を作成するため、後日発表の内容を原稿にして提出願います。


 *イーハトーブ館ショップ 猫の事務所(ご案内)


 イーハトーブ館ショップ「猫の事務所」の新書籍等販売図書と当学会出版物についてお知らせいたします。 宮沢賢治に関する図書・CD・ビデオ・雑誌・グッズ等多数そろえております。 宅配もしておりますので、どうぞご利用ください。
 なお、会員は5パーセント割引(一部対象外あり)となります。

▼笠間書院
 ・横井博・編『宮沢賢治名作集』
  (価格二、八〇〇円+税)
▼蒼丘書林
 ・鈴木健司著『宮沢賢治という現象』
  (価格三、五〇〇円+税)
▼サンマーク出版
 ・王敏『宮沢賢治と中国』
  (価格二、五〇〇円+税)
▼クレス出版
 ・石内徹・編『宮沢賢治「銀河鉄道の夜」作品論集』
  (価格四、八〇〇円+税)
▼河出書房新社
 ・近藤晴彦『宮澤賢治への接近』
  (価格二、二〇〇円+税)
▼宮沢賢治学会(税込み価格)
 ・『第二回宮沢賢治国際研究大会記録集』
  (価格一、八〇〇円 会員価格一、五〇〇円)
 ・『第1回記録集』『第2回記録集』
  (セット価格三、五〇〇円 会員価格三、〇〇〇円)



 *地方セミナー来年開催地募集


 本会のセミナーは、花巻での定例のほかに、本年度の広島県福山市のような他地方セミナーを1993年より企画しております。 開催にあたっては、会員のみなさんからの申込制となっておりますので、ここに来年度の開催地を募集いたします。
 なお、今回より申し込み締め切り日が8月末日となりますので、ご注意願います。 これにより、年内に開催地が決定することとなります。
 開催基準、申込要領は次のとおりです。

▼主催・主管(申込者)
 セミナーの主催は、宮沢賢治学会イーハトーブセンター。
申込者は、本会会員で、個人もしくは団体・グループの代表者、あるいは会場施設・機関の代表者など。
申込者は、主管として実際の運営にあたっていただきます。

▼運営費用
 セミナー開催に要する費用のうち、本会は概ね次の費用を負担します。
 ・講師謝礼
 ・講師派遣旅費
 ・会場使用料(できるだけ公的施設を利用)
  運営費用のうち一部を受講者負担として受講料をいただく場合もあります。

▼事務分掌
 主管者(地元開催者)に担当していただく事務局は、次のとおりです。
 ・セミナーの企画作成
 ・会場の確保
 ・講師依頼・交渉
 ・受講申し込み受付
 ・セミナー当日の運営
 ・講義記録の作成など
 これらのことは、主催者と協議しながらすすめていくものとします。
また、主管者のほうで困難なものは直接主催者が担当することもあります。

▼申し込み決定
 この制度を利用してセミナーを開催しようとする場合は、8月末日までに申込書を事務局に提出してください。 用紙は事務局にご請求ください。 申し込みのあった企画は、本会企画委員会および理事会において審議し、決定します。


 *会費納入のお願い


本会の会費は、毎年4月から翌年3月までとなっております。 前年度分滞納の方及び今年度の会費未納の方に、今回事務局だよりとともに郵便振替の用紙を同封いたしましたので、納入についてよろしくお願い申し上げます。 同時に、会費の受納は随時受け付けており、イーハトーブ館への来館のおり、郵便局、銀行にお立ち寄りの際、納めて下さっても結構です。
 なお、このお知らせと行き違いにお支払い済みの場合は、何卒ご容赦くださいますようお願い申し上げます。

 郵便振替口座 02330=7=26637
 岩手銀行花巻支店普通口座 0480908
 名義 宮沢賢治学会イーハトーブセンター
 会費年額 一般 三千円 学生 千五百円
      賛助会員 三万円

 また、前年度分滞納の方で、本年9月末日までにお納めいただけない場合は、やむなく退会扱いとさせていただいておりますので、どうかお早めにご納付ください。



 イーハトーブ館図書室
図書・資料受入れ報告(2001年12月20日〜3月2日)



【寄贈図書・資料】
〔配列は受入日付順(ただし継続刊行図書等はひとつにまとめて記載)で、記載項目は、寄贈者(出版社)・書名・発行書(寄贈者・寄贈出版社と同じ場合は略)の順〕

・同志社女子大学大学院文学研究科『文学研究科紀要』1号
・私市保彦『天気輪』3号(天気輪・刊)
・大島丈志『日本文化論叢』(千葉大学文学部日本文化学会・刊)『日本近代文学と家族』(滝藤満義・著、千葉大学大学院社会文化科学研究科・刊)
・麗澤大学大学院言語教育研究科『言語教育研究科年報』3号
・宮沢賢治研究会『賢治研究』86号
・鈴木健司「宮沢賢治『教材絵図』−原子・分子の謎」(『高知大学国文』第32号抜刷)
・田口昭典『あるびれお通信』611〜620号『北域』53号(北域社・刊)
・日本文学協会『日本文学』50巻6号
・筑摩書房『新校本宮澤賢治全集』16巻下
・真世界社『真世界』6153・6154号
・周龍梅『世界経典童話全集』(明天出版社・刊)
・笠間書院『宮沢賢治名作集』(横井博・著)
・日本近代文学館『日本近代文学館』135号
・路傍舎『銀河地人通信』22号
・尾道短期大学国文学会『国文学報』44号
・筑摩書房『ちくま』370・371号
・神戸山手短期大学国文学科『山手国文論攷』
・花巻そば友の会『わんこそばなっても』
・矢沢小学校第6学年『宮沢賢治大研究』
・歴程社『歴程』488・489号
・中原中也記念館『中原中也研究』6号
・ダ・ダ・スコ編集室『ダ・ダ・スコ』58号
・北海学園北見大学学術研究会『北見大学論集』23巻第1号
・山猫通信編集室『山猫通信』111号
・文学と教育の会『文学と教育』40号
・菅原實『平成9、10、12年度研究論文集』(神奈川県私立中学高等学校協会・刊)『研究紀要10、11、14号』(神奈川大学附属中・高等学校・刊)『かながわ高校国語の研究33、36号』(神奈川県高等学校教育研究会国語部会・刊)
・鈴木兌子『バオバブ』42号(バオバブの会・刊)
・鎌倉・賢治の会『かま猫通信』58・59号
・原子朗『能楽タイムズ』(能楽書林・刊)
・佐藤謹悟『ビデオ冬季セミナー』
・内田寛『宮沢賢治『銀河鉄道の夜』の物語構造』(文芸社・刊)
・佐藤雅道『路上』(路上発行所・刊)
・栃木・宮賢治の会〈ぎんどろの会〉『通信』48号
・宮沢賢治記念館『記念館通信』77号
・国語・国文学出版会『国語・国文学図書総目録2002年版』(国語・国文学図書総目録刊行会・刊)
・堤完治『マグノリア』88〜91号(釧路宮沢賢治を語る会・刊)
・朝日ソノラマ・加藤龍男『加藤龍男ファンタジー詩画集』
・八戸・賢治を語る会『イーハトーブ海岸』10号
・大橋和夫『版画 祭の晩』
・安田女子大学文学会『国語国文論集』32号
・宮沢俊司『年次大会2001講演論文集』(あらかわ学会・刊)
・猪野勝江『第3回駒ケ岳賢治のつどいレジュメ』
・天沢退二郎『波』36巻3号(新潮社・刊)
・アブラハム・ジョージ『マラヤラム語訳「銀河鉄道の夜」』『マラヤラム語訳「よだかの星」「注文の多い料理店」「さるのこしかけ」「どんぐりと山猫」』(D.C.Press・刊)
・漉林書房『漉林』106号




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