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去る3月18日、宮沢賢治イーハトーブ館において、2000年度第5回理事会が開催され、今年度(2001年度)の事業計画並びに予算が協議されました。 正式な承認、決定は総会に提案され、審議を経てなされますが、ここでは、主な行事の日程等(開催順)をお知らせいたします。 なお、期日・会場が変更される場合もありますので、お含みおきください。 ■夏季特設セミナー■ 長期企画(4年間継続)「宮沢賢治「文語詩」の謎にせまる」(最終回) 期 日 8月4日(土)・5(日) 会 場 宮沢賢治イーハトーブ館 コーディネーター 入沢康夫さん 意見及び発表者募集は別記。 その他詳細は、次号事務局だよりにて。 ■とがくしセミナー(長野県)■ 期 日 8月25日(土)・26(日) 会 場 長野県上水内郡戸隠村中杜地区宿坊 開催チラシを同封 ■第12回定期大会■ 期 日 9月22日(土)・23日(日) 会 場 花巻NAHANプラザ 宮沢賢治イーハトーブ館 プログラム<初日> (1)第11回宮沢賢治賞・イーハトーブ賞贈呈式 (主催・花巻市) (2)第12回(2001年度)定期総会 (3)賢治研究リレー講演 (4)イーハトーブ・サロン−私と賢治− (5)会員交流・懇親会 <2日目> (6)第11回研究発表会 (7)ポランの広場 ■仙台セミナー(宮城県)■ 期 日 10月27日(土) 会 場 仙台文学館 ■雫石セミナー(宮城県)■ 期 日 11月10日(土) 会 場 岩手県雫石町立中央公民館及び小岩井農場 ■宮沢賢治冬季セミナー■ 期 日 12月4日(土)・5日(日) 会 場 宮沢賢治イーハトーブ館 内 容 6月1日より12月27日までイーハトーブ館にて開催される企画展 「賢治研究の先駆者たち:(1)草野心平」に合わせて賢治と 心平、そのめぐる人々をテーマに取り上げる ■宮沢賢治春季セミナー■ 期 日 2002年3月23日(土)・24日(日) 内 容 賢治の歩いた東京(エクスカーション) 「宮沢賢治「文語詩」の謎にせまる」をテーマに、4年間にわたって開催されてきた夏季特設セミナーでは、本年最終回の企画として、「文語詩」研究及び感想意見発表会を下記の内容のとおり開催いたします。 ここにその発表者を募集いたしますので、どうぞ応募くださいますようご案内申し上げます。 期 日 8月5日(日)午前10時 会 場 宮沢賢治イーハトーブ館 発表時間 研究発表については、発表時間20分、質疑時間10分とし一人(一件)の持ち時間は30分。 感想意見発表は、発表時間10分、質疑時間5分として一人(一件)の持ち時間を15分とします。 発表内容 研究発表については、宮沢賢治文語詩についての作品論で、作品全体でも個別作品でもかまいません。 感想意見発表は、発表者が賢治文語詩について興味関心を持っていることで、必ずしも研究的である必要はありません。 発表者数 会場と時間の都合で、人数を限らせていただくこともあります。 申込方法 所定の申込用紙に発言要旨(四百字以内)を添えて事務局あてお申込みください。 締め切り 5月31日 選 考 申込者が定員を上回る場合は、コーディネーターにて、発表を選考させていただきます。 発表資料 事前にお知らせくだされば、発表用資料を事務局にて用意いたします。 また、当日の発表は、4年にわたる夏季特設セミナーの『記録集』として活字化していく予定です。 その他 発表者の旅費は各自負担願います。 イーハトーブ館ショップ「猫の事務所」の新書籍等販売図書と当学会出版物についてお知らせいたします。 宮沢賢治に関する図書・CD・ビデオ・雑誌・グッズ等多数そろえております。 宅配もしておりますので、どうぞご利用ください。 なお、会員は5パーセント割引(一部対象外あり)となります。 ▼白石書店 ・小松健一『作家の風景』 (価格一、八八六円+税) ▼新潮文庫 ・天沢退二郎・編『宮沢賢治万華鏡』 (価格六六七円+税) ▼第2回宮沢賢治国際研究大会レジュメ (価格七〇〇円税込み) ▼宮沢賢治生誕百年(一九九六年)記念刊行 ・『「春と修羅」第二集研究』 (価格二、四〇〇円+税) ・『生誕百年記念特別企画展図録』 (価格三、〇〇〇円税込み) ・『宮沢賢治国際研究大会記録集』 (会員価格二、〇〇〇円) ▼学会機関誌『宮沢賢治研究アニュアル』 Vol.1〜Vol.10 (会員2割引き、2・3・4・5号は品切れ) ▼学会会報 創刊号〜22号 (会員2割引き、5・7・9号は品切れ) ▼イーハトーブ館所蔵図書目録(93年12月現在) (会員価格・三、六〇〇円税込み) ▼学会主催・第2回〜10回宮沢賢治研究発表記録集 (価格五〇〇円・5回のみ六〇〇円税込み) のお知らせ 宮沢賢治イーハトーブ館では、4月1日より展示室におきまして、「日仏美術学生による宮沢賢治の世界展」が開催されております。 展覧会の作品は、賢治作品をテーマに、フランス国立高等装飾美術学校学生が絵本の原画を製作し、京都市立芸術大学学生が装丁デザインしたもので、会場には、原画と装丁された絵本を展示いたしております。 展示は5月27日までの予定ですのでどうぞおでかけください。 また、6月1日からは、(〜12月27日)企画展「賢治研究の先駆者たち(1):草野心平」が開幕しますが、これを記念し講演会を開催しますので、どうぞご参加ください。 ▼期 日 7月1日(日) ▼会 場 宮沢賢治イーハトーブ館 ▼講 演 14:00〜16:00 「草野心平と宮沢賢治」(仮題) ▼講 師 粟津則雄(草野心平記念文学館長・法政大学名誉教授) ▼申 込 参加希望の方は、電話・葉書・FAXにて本会事務局にお申込ください。 〒025-0014 岩手県花巻市高松1-1-1 電 話 0198-31-2116 FAX 0198-31-2132 去る3月19日、20日の両日、春季セミナー一泊バスツアー「2001年八戸賢治の旅」が、大快晴のもと現地参加者も含め75名にて開催されました。 初日は風が強い中、大正15年8月の賢治の八戸小旅行の旅程をたどるべく、八戸市内のゆかりの鮫駅、石田家、蕪島、種差等を見学の後、南下し岩手県野田村の宿泊会場・えぼし荘に到着、午後6時か吉見正信さんの「宮沢賢治と八戸」の講演と続きました。 二日目は風もおさまり、まず大正14年1月の賢治の三陸海岸の旅(「異途への出発」)をたどって南下、賢治詩碑の3基「発動機船」一、二、三をぐるりと見学した後、再び北の久慈市に向かい、「琥珀博物館」を見学、帰路につきました。 今回もまた盛り沢山のツアーとなりましたが、参加者のご協力により、実に中味の濃い旅となりました。 関係者の皆様に厚く御礼申し上げます。 また、今回のセミナーのひとつのきっかけとして、「八戸賢治を語る会」の設立準備がすすめられているとのことです。 とてもうれしいお知らせでした。 本年度は、本年5月末現在での会員名簿を発行予定ですが、項目はこれまで同様、氏名・住所・電話番号・会員番号といたします。 E-メールについては、お知らせいただければ掲載いたします。 また、名簿掲載を希望しない方は、5月末日までにご一報くださいますようお願いいたします。 前回非掲載の方は、ご連絡がなければ、今回もそのまま掲載いたしません。 なお、この事務局だよりを発送した住所等に変更や誤りがあります場合も、ご連絡をお願いいたします。 (2000年11月8日〜2001年1月5日) 【寄贈図書・資料】 〔配列は受入日付順(ただし継続刊行図書等はひとつにまとめて記載)で、記載項目は、寄贈者(出版社)・書名・発行書(寄贈者・寄贈出版社と同じ場合は略)の順〕 ・江古田文学会『江古田文学』45号 ・堤寛治『マグのリア』82号(釧路宮沢賢治を語る会・刊) ・漉林書房『漉林』98・99号 ・佛教大学国語国文学会『京都語文』6号 ・国際言語文化振興財団『英語版宮沢賢治絵童話集8 Judge Wildcat and the Acorns』 ・中村青路『句集 賢治の山河』(角川書店) ・林洋子『林洋子ひとり語り 賢治の詩・タゴール詩』(クラムボンの会・刊) ・田口昭典『あるびれお通信』552号〜560号 ・田原田鶴子『銀河鉄道の夜』(偕成社・刊) ・佐藤孝『賢治さんが見た花巻の自然』 ・アトリエ海『Luz』51号 ・林琳堂『遠野の河童たち』(原美穂子・著)、『エミシの国の女神』(菊池展明・著) ・路傍舎『銀河地人通信』10・11号 ・日本近代文学館『日本近代文学館』178号・179号 ・東京女子大学日本文学会『東京女子大学日本文学』94号 ・中村伸一郎『続 音楽つれづれ』 ・渡辺仁子『りらく』通巻24、28号(理楽社・刊) ・河出書房新社『宮沢賢治「銀河鉄道」への旅』(萩原昌好・著) ・菅原諭貴『禅研究所紀要&抜刷』28号(愛知学院大学禅研究所・刊) ・天沢退二郎『駿河台大学論叢 宮沢賢治の流動世界抜刷』18号(本間邦雄・著 駿河台大学・刊)、『季刊つくる陶磁郎』(双葉社・刊) ・岡村民夫『クラムボン』3号(風信社・刊) ・呉善華『宮沢賢治の法華文学』(東海大学出版会・刊) ・佐藤美次『日・中漢詩林そぞろ歩き』(胆江日日新聞社・刊) ・佐藤成『ふるさとケセン』58、59号(ふるさとケセン社・刊) ・山猫通信編集室『山猫通信』104号 ・筑摩書房『ちくま』357・358号 ・歴程社『歴程』477号 ・真世界社『真世界』6140号・6141号 ・伊藤詔子『緑の文学批評』(松柏社・刊)、『ヘンリー・ソロー研究論集』26号(日本ソロー学会・刊) ・多田実『益富也学館館報8月号コピー ・佐藤竜一『季刊YUI』1号(小山田工房編集室・刊) ・JTB『るるぶじゃぱん』通巻23号 ・萩原昌好『高等国語教育』(甲斐睦朗、田中孝一・監修) ・でくのぼう出版『宮沢賢治の美しい幻想感覚の世界』(板谷栄城・著) ・鎌倉・賢治の会『かま猫通信』49号 ・大沢正善『日本経済新聞 黄瀛の記事コピー』 ・三神敬子『エフエム甲府 お母さんと共にたずねる宮沢賢治の世界』番組録音テープ ・宮田孝平『詩集アルケー』(抒情文芸刊行会・刊) ・香川大学教育学部『研究報告』I部111号 ・国立天文台水沢観測センター『緯度観測100年』 ・田口昭典「宮沢賢治入門(二十四)宮沢賢治の受けた教育(五)」(秋田懸教育雑誌『風土』52号コピー) ・島田隆輔「一九二三(大正十二)年二月の宮沢賢治」(『国語教育論叢』10号抜刷、島根大学教育学部国文学会・刊) ・宮川恵佐巨『宮沢賢治作品散歩』 ・鳥影社『デクノボー』(橘善男・著) ・高橋万里子「寺田寅彦・宮沢賢治の音楽」『学士会会報』830号コピー(佐藤泰平・著 学士会・刊)、「日本農藝文化史私論(2)」『大阪経大論集』51巻4号コピー(徳永光俊・著) |
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