事務局だより 第55号
   

The Miyazawa kenji Association Iihatobu Center

事務局だより 第55号
2001,02,02
Office Kenji

宮沢賢治学会
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事務局だより
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事務局だより 第55号
 *春季セミナー 一泊バスツアー 2001年八戸賢治の旅
〜〜開催のご案内〜〜


 21世紀となりました。 花巻は大雪ですが、みな様のところはいかがでしょうか。本年もどうぞよろしくお願い申し上げます。
 さて、来る3月19日と20日の2日間にわたって、宮沢賢治春季セミナー一泊バスツァーを開催します。
 今回は「2001年八戸賢治の旅」と題して、大正十五年八月、宮沢賢治が妹シゲ、その長男、末妹クニを連れて八戸地方への小旅行にでかけておりますが、その一行の足跡をたどることをメインとしたコースを企画いたしました。  定員になり次第締め切らせていただきますので、申込はお早めにどうぞ。
 開催要項は次のとおりです。

◆期日 2001年3月19日(月)・20日(火・祝日)
◆日程

 第1日(3月19日)
(1) 9:00〜花巻駅(在来線)正面玄関前に集合
       花巻インター(東北自動車道)
   10:30 盛岡駅地下道通ってすぐのホテル甚玄関前(開運橋)に集合
       盛岡インター(東北・八戸自動車道)
   11:30 昼食(自己負担)
   12:00 八戸
       鮫駅(一行が降り立った駅)
       蕪島(ウミネコの島)
       白浜海岸 種差海岸
       身照寺(花巻身照寺の元寺とされる)
   17:30 岩手県九戸郡野田村旅館「えぼし荘」着
       (講演会・夕食交流会・宿泊会場)
(2)講 話 18:00〜19:00
      「宮沢賢治と八戸」
      講師 吉見正信
(3)夕食交流会 19:30〜(飲み物代自己負担)

 第2日(3月20日)
    8:30〜旅館「えぼし荘」発
(4) 9:30〜宮沢賢治詩碑「発動機船一」見学
       岩手県下閉伊郡田野畑村
       (大正十四年一月の旅)
   11:20 昼食(自己負担)
(5)13:00〜久慈琥珀博物館見学
       (入館料自己負担)
       (八戸・東北自動車道)
   15:30〜ホテル甚玄関前着(時間厳守)
      盛岡駅まで地下道通って5分
       (東北自動車道)
   16:00頃 花巻着
◆参加費 12,000円(当日バスにて)
 内訳 バス代・宿泊費(1泊2食)
 なお、宿泊は数人の相部屋となりますが部屋割り等については、事務局に一任願います。
◆定員 80名 定員になり次第締切らせていただきます。 参加受付者には後日詳細な旅程資料を送付いたします。
◆申込 電話・FAX・葉書・電子メールで本会事務局まで。
  025-0014 岩手県花巻市高松1ー1ー1
  電話 0198-31-2116
FAX 0198-31-2132
◆本会の催しものはすべて会員以外のかたも参加できます。
お誘いあわせのうえ、ご参加ください。
定員になり次第締め切らせていただきます



 *研究発表記録集発行


 昨年9月の第10回研究発表記録集を発行いたします。 これは、本会の定期大会とあわせておこなっている研究大会の記録で、次の4名の発表を収録しております。 内容は次のとおりです。

 樋口 恵
 「ルーラルデザインとしての「春と修羅」〈第三集〉」

 高橋梯子
 「日英対訳・賢治童話の読み取りから学ぶ事〜「オツベルと象」に頻出するオノマトペの英訳手法を中心に〜」

 杉山 諭
 「賢治と芸術宗教科学観について」

 板谷栄城
 「異空間の冷たさと匂い」

 なお、斎藤文一さんの発表は、本人の申し出により収録されておりません。  ご希望の方はイーハトーブセンター事務局までお申込ください。 一部五百円(送料別)


 *冬季セミナー報告


 去る11月25日、26日の両日、宮沢賢治イーハトーブ館にて冬季セミナー「宮沢賢治と〈児童文学〉」が開催され、およそ120名の受講がありました。 初日は佐藤通雅理事をコーディネーターに、私市保彦、谷本誠剛、寮美千子の三氏によるシンポジウム、続いて花巻市の語り部・小田島眞幸氏による花巻弁昔話。 二日目は、児童文学研究者・鳥越信氏による講演と続き、もともとの「児童文学とはなにか」ということがクローズアップされました。 このセミナー概要は、三月刊行の『会報22号』に報告されます。



 *イーハトーブ館ショップ 猫の事務所(ご案内)


 イーハトーブ館ショップ「猫の事務所」の新書籍等販売図書と当学会出版物についてお知らせいたします。 宮沢賢治に関する図書・CD・ビデオ・雑誌・グッズ等多数そろえております。 宅配もしておりますので、どうぞご利用ください。
 なお、会員は5l割引(一部対象外あり)となります。

▼河出書房新社
 ・萩原昌好『宮沢賢治「銀河鉄道」への旅』
       (価格2,500円+税)

▼偕成社
・田原田鶴子絵『銀河鉄道の夜』
       (価格1,800円+税)

▼パロル舎
・小林敏也絵『詩集 賢治宇宙』
       (価格1,942円+税)

▼現代企画室
・モンツェ・ワトキンス スペイン語訳『EL MESON CON MUCHOS PEDIDOS(注文の多い料理店)』
       (価格2,500円+税)



 *イーハトーブ館図書資料の利用について


 宮沢賢治イーハトーブ館では、開館以来宮沢賢治の作品及び関係研究論文、エッセイその他の各種刊行物の収集につとめるとともに、これまで、会員の皆様をはじめ、多くの出版社、団体、図書館、大学、著者の方々から、多数の図書資料をご寄贈いただき、それらは全てデータベース化してきております。
 それらのイーハトーブ館(一部宮沢賢治記念館)所蔵の図書資料のうち1993年12月まで刊行されたものは『宮沢賢治イーハトーブ館所蔵図書資料目録』(有料頒布)にまとめられ、また1990年以降のものについては、本会の機関誌『宮沢賢治研究Annual』(現在10号まで刊行)のビブリオグラフィーに掲載し、同じく、イーハトーブ館図書室への「図書・資料受け入れについては、この「事務局だより」にそのつど報告し、それら全ての収集整理にむけて努力を続けております。
 このイーハトーブ館図書室は、直接ご来館によるほか、電話やFAXでの問い合わせも受け付けており、特に、個人的に入手、閲覧等の難しい図書、資料類につきましては、著作権法等関係法令に触れない範囲で、コピー等の有料サービスも行っておりますので、どうぞ併せてご利用ください。



 *会費納入のお願い


 本会の会費は、毎年4月から翌年3月までが年会費となっております。 今年度の会費未納の方には、今回事務局だよりとともに郵便振替の用紙を同封いたしましたので、納入についてよろしくお願い申し上げます。 なお、会費未納の方には『会報21号』(昨年9月刊)を送付しておりませんので、受納確認後お送りいたします。 同時に、会費の受納は随時受け付けておりますので、イーハトーブ館への来館のおり、郵便局、銀行へお立ち寄りの際納めてくださっても結構です。
 なお、すでに納入されているにもかかわらず振込用紙が同封されている場合は、お手数ですがご一方いただければ幸いです。 また、このお知らせと行き違いにお支払い済みの場合は、何卒ご容赦願います。

郵便振替口座02330=7=26637
岩手銀行花巻支店普通口座0480908
名義 宮沢賢治学会イーハトーブセンター
会費年額 一般・3,000円 学生・1,500円
     賛助会員・30,000円


 イーハトーブ館図書室
図書・資料受入れ報告(2000年8月24日〜11月6日)



【寄贈図書・資料】
〔配列は受入日付順(ただし継続刊行図書等はひとつにまとめて記載)で、記載項目は、寄贈者(出版社)・書名・発行書(寄贈者・寄贈出版社と同じ場合は略)の順〕

・杉尾玄有『若き日の宮沢賢治と「正法眼蔵」宇宙の声を聴く』〔前編稿本〕〔中編稿本〕
・宮城一男『緑の笛豆本・宮沢賢治と秋田』(緑の笛豆本の会・刊)
・崔博光『中級日本語』(日本語教材編纂委員会・刊)
・かたりよみ研究所創造の会(児玉朗)『和英朗読カセット「よだかの星」「セロ弾きのゴーシュ」』(放送教材社・刊)
・遠山しげる『平成10年度にいがた市民大学「いのちの文化論」ゼミナール終了レポート集」(にいがた市民大学事務局・刊)
・世界文化社『スケルトンファン』3号
・聖教新聞社「聖教新聞「光と風」展掲載紙」
・宮沢賢治研究会『宮沢賢治文語詩の森第二集』(柏プラーノ・刊)
・漉林書房『漉林』97号
・火山弾の会『火山弾』51号
・田口昭典『あるびれお通信』542〜551号
・真世界社『真世界』6137〜6139号
・筑摩書房『ちくま』351〜356号
・松田司郎『ワルトラワラ』13号(ワルトラワラの会・刊)
・佐藤栄二『銀河地人通信』8・9号(路傍舎・刊)
・川勝博『科学・社会・人間』73号
・歴程社『歴程』474〜476号
・くまがや賢治の会『ミミズク通信特別号』
・劇団あしぶえ『「セロ弾きのゴーシュ」パンフレット』
・安田女子大学言語文化研究所『要覧』『研究叢書5岑嘉集詩集〈上巻〉』
・ぶりメタ舎『ぶりきのメタル』3号
・赤旗編集局文化部「しんぶん赤旗掲載紙」
・千葉賢治の会『雲の信号』1号
・帝塚山大学人文科学部『紀要』
・日本近代文学館『日本近代文学館』177号
・鈴木豊『鈴木東蔵のあゆみ』(東山町教育委員会・刊)
・鈴木兌子『バオバブ』41号(バオバブの会・刊)
・宮沢賢治研究会『賢治研究』82号
・山猫通信編集室『山猫通信』103号
・佐藤成『ふるさとケセン』56・57号(ふるさとケセン社・刊)
・天沢退二郎(訳)『ヴィヨン詩集成』(白水社・刊)
・花巻病院『雨ニモマケズ詩碑の由来』(高村記念会・刊)
・鎌倉・賢治の会『かま猫通信』47・49号
・佐藤謹悟『ビデオ 第35回賢治先生を偲ぶ会 賢治祭』
・木原豊美『佐藤泰正先生第七回宮沢賢治賞受賞記念祝賀会記録集』
・大迫町全国神楽大会ハヤチネ96実行委員会『ビデオ全国神楽大会ハヤチネ96』
・PHP研究所『自立元年-経済と心の敗戦を超えて』
・中安宏規『書道』10月号(五禾書房・刊)
・香川大学教育学部『研究報告』第T部110号
・田口昭典『風土コピー「宮沢賢治入門(二三)」「宮沢賢治の受けた教育(四)」』
・木本雅康『論叢第54号別冊宮澤賢治「風の又三郎」における異界表現』(長崎外国語 短期大学・刊)
・佐藤謹悟『ビデオ 第5回賢治葛丸祭 早池峰神社奉納』
・宮沢賢治記念会『イーハトーブ短信』32号
・岩手県児童文学研究会『ノロギボッコ』15号
・大澤謙一『日医ニュース』939号コピー
・天沢退二郎『投壜通信』56号コピー(矢立出版・刊)『宗教への問い4宗教と政治』(岩波書店・刊)
・游氣の塾三島治療室『游氣風信』130号




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