|
|
宮沢賢治国際フェスティバル2000 *第2回宮沢賢治国際研究大会 THE SECOND INTERNATIONAL CONGRESS OF MIYAZAWA KENJI 宮沢賢治国際フェスティバル・第2回宮沢賢治国際研究大会については、5月に実行委員会設立(会長・力丸光雄)後、各事業ごとの会議がもたれ、その内容がほぼ具体化してまいりました。 大会日程(8月24日〜27日)プログラムにつきましては、前回事務局だよりにてお知らせしてきたところですが、各講演・研究発表のテーマが最終的にまとまりましたので、ご確認願います。 なお大会は、会員だけでなくご希望の方どなたでも参加できます。 記念講演等いずれも無料(一部有料の催しあり、ご注意願います)で入場自由、来聴歓迎ですが、資料パッケージ確保のため、大会費千円による登録受付を開始いたします。登録希望の方は、同封しております申込用紙にて、事務局あてお申し込みください。 ■8月25日(金)14:00〜17:00 ◆記念講演 ・サトヤ・ブシャン・ヴァールマ (インド ジャワハルラル・ネール大学名誉教授) インドと宮沢賢治 ・山折哲雄(京都造形芸術大学院長) 『坊ちゃん』と“デクノボウ”−漱石から賢治への道− ・サカイ・セシル フランスにおける宮沢賢治の受容 −翻訳の形、意図、視野をめぐって− ■8月26日(土)10:00〜14:40 ◆研究発表 会場 Aなはんプラザ Bホテルグランシェール花巻 ・奥山文幸(神奈川県)A10:00〜 七 −賢治童話の構成− ・ギータ・A・キニ(インド)A10:30〜 宮沢賢治「よだかの星」とインド哲学 ・アブラハム・ジョージ(インド)A11:20〜 インドから見た「よだかの星」 ・ヘレン・C・キルパトリック(オーストラリア)A13:10〜 「やまなし」の絵本化 ・鈴木健司(高知県)A13:40〜 《多元的宇宙》としての「銀河鉄道の夜」論−キリスト教と仏教− ・岡屋昭雄(京都府)A14:10〜 賢治と『十善法語』とのつながり ・安井猛(宮城県)B13:40〜 宮沢賢治とパウル・ツェラン−異文化と出会う場所− ・山根久之助(高知県)B13:40〜 宮沢賢治とハーディ−その類似から見えてくる未来への指針− ・佐藤容子(東京都) 賢治のコスモス−W・B・イェイツ、ウィリアム・モリスとの関わりを中心に− ■8月26日(土)15:00〜17:00 ◆シンポジウム 「銀河鉄道の夜」−異文化へ ・基調報告 天沢退二郎(明治学院大学教授) ・パネルディスカッション 司 会 ロジャー・パルヴァース (オーストリア 東京工業大学教授) パネリスト 天沢退二郎 アブラハム・ジョージ(インド ジャワハルラル・ネール大学準教授) サラ・M・ストロング(アメリカ メイン州ベイツ大学教授) ★研究発表時間割表(AB会場とも在来線花巻駅前・隣接施設です) 8月26日(土)
8月27日(日)
■8月27日(日)9:30〜11:50 ◆研究発表 会場 Aなはんプラザ Bホテルグランシェール花巻 ・澤田由紀子(大阪府)A9:30〜 詩法の交錯する場所(トポス)−「文語詩稿」− ・杉浦静(埼玉県)A10:00〜 「歌稿〔B〕の成立」 ・周龍梅(中国)A10:50〜 賢治童話の“いじめ”について ・佐藤栄二(千葉県)A11:20〜 アンデルセンの「絵のない絵本」と宮沢賢治 ・崔博光(韓国)B9:30〜 「雨ニモマケズ」のもう一つの読み ・水野達朗(東京都)B10:00〜 翻訳される宮沢賢治−「なめとこ山の熊」英語テクストの文体− ・小林節子(千葉県)B10:50〜 賢治の環境にみる環境倫理−仏教と環境を考える ・ボグナ・ヤンコフスカ(ポーランド)B11:20〜 賢治におけるユートピア思想 本年も、当定期大会のプログラムのひとつとして、宮沢賢治研究発表大会を下記のとおり開催いたします。 ここに、その発表者を募集いたしますので、どうぞご応募くださいますようご案内申し上げます。 期日 9月23日(土・祝) 午前10時から 会場 宮沢賢治イーハトーブ館 発表時間 発表時間20分、質疑時間10分とし、一人(一件)の持ち時間30分。 発表者数 会場と時間の都合で、人数を限らせていただくこともあります。 申込方法 所定の申込用紙に発表要旨(四百字以内)を添えて事務局あてお申込みください。 申込用紙は事務局に請求してください。 締め切り 2000年7月31日(事務局必着) 選考 申込者が定員を上回る場合は、大会実行委員会において、発表者を選考させていただきます。 発表資料 発表者は発表会場用資料として、800字以内の要旨を提出してください。 これ以外の必要とする資料は、発表者において準備願います。 なお、研究発表の記録集を作成するため、後日発表の内容を原稿にして提出願います。 その他 発表者の旅費は各自負担願います。 イーハトーブ館ショップ「猫の事務所」の書籍等販売図書をお知らせいたします。 宅配もしておりますので、どうぞご利用ください。 ▼翰林書房 ・押野武志『宮沢賢治の美学』 (価格三、二〇〇円+税) ▼花伝社 ・岩川直樹『〈私〉の思想家 宮沢賢治』 (価格ニ、〇〇〇円+税) ▼朝日新聞社 ・唐仁原教久(絵)『雨ニモマケズ』 (価格一、〇〇〇円+税) ▼企画展関連 ・光村推古書院 松田司郎『イーハトーヴへの切符』 (価格一、二〇〇円+税) ・国土社 松田司郎『光と風と イーハトーヴ写真館 第一集』 (価格一、〇〇〇円+税) ・ワルトラワラの会『ワルトラワラ』6号〜12号 (価格 各税込八〇〇円) 図書・資料受入れ報告(2000年3月13日〜2000年4月21日) 【寄贈図書・資料】 〔配列は受入日付順(ただし継続刊行図書等はひとつにまとめて記載)で、記載項目は、寄贈者(出版社)・書名・発行書(寄贈者・寄贈出版社と同じ場合は略)の順〕 ・織笠利雄『街・きたかみ』(第174号コピー) ・サンマーク出版『英語版・宮沢賢治絵童話集7 Crossing the Snow』((財)国際言語文化振興財団・刊) ・西山泰男「超賢治を行く−原子郎著『新宮沢賢治語彙辞典』を質す」(『海岸線第三期第5号』抜刷) ・花巻農業高等学校『「賢治先生を偲ぶ会」記念読書感想文・作文集』 ・梅花女学院大学日本文学会『日本文学研究』35号 ・法蔵館『親のしごと教師のしごと−賢治の学校の挑戦』(鳥山敏子・著) ・田口昭典『あるびれお通信』518〜523号 ・銀河工房『研修リポート イーハトーブの旅』 ・ポーラ文化研究所『is』83号 ・日本近代文学館『日本近代文学館』174号 ・アトリエ海『竹久海インタビュー集 私と宮沢賢治』 ・青山学院高等部『鍋−一九九九年度「国語表現a卒業文集」』 ・Д文学研究会『Д文学通信』801〜830号 ・金城学院大学国文学会『金城国文』76号 ・国学院大学栃木短期大学国文学会『野洲国文学』64・65号 ・漉林書房『苦土節詩語り 津軽まで』(田川紀久雄・著) ・Д文学研究会『ケンジ童話とその周辺』(山下聖美・著) ・兵庫教育大学言語表現学会『言語表現研究』16号 ・山猫通信編集室『山猫通信』100号 ・朝日出版社『宮澤賢治 雨ニモマケズ』 ・釧路宮沢賢治を語る会『マグのリア』77・78号 ・鎌倉・賢治の会『かま猫通信』42号 ・真世界社『真世界』6132号 ・新美南吉記念館『研究紀要』6号 ・上智大学国文学科『研究紀要』17号、『国文学論集』33号 ・筑摩書房『ちくま』349号 ・文教大学女子短期大学部文芸科『文藝論叢』36号 ・大橋和夫『絵本やまなし』『絵本虔十公園林』 ・鎌田均平『名著復刻全集 春と修羅』(日本近代文学館・刊) ・川勝博『科学進行仁科財団・第7回生誕記念講演会「宮沢賢治の科学思想から」』 ・新美南吉記念館『記念館だより』69号 ・大藤幹夫「宮沢童話童話研究資料覚え書(11)」(『学大国文』第43号抜刷・大阪教育大学国語教育講座・日本アジア言語文化講座・館) ・(財)地域創造「公共ホールの計画づくりに関する調査研究」 ・森美紗「第2生徒海外派遣事業報告書 夢を翼にのせて」(岩手県立福岡高等学校・刊) ・曹洞宗教科研修所『教科研修』第43号 ・大阪府立大学英米言語文化研究会『英米言語文化研究』第47・48号 ・実践国文学会『実践国文学』第57号 ・花巻農業共同組合『ぽらーの花巻』第26号 ・大東文化大学『紀要』第38号 ・田口昭典「宮沢賢治入門(二十二)宮沢賢治の受けた教育(三)」(秋田懸教育雑誌『風土』コピー) ・広島大学国語国文学会『国文学巧』第161号 ・菊忠印刷『暁烏敏著作・佛教の根本思想外』 ・日大大学院芸術学科文芸学専攻『キリツボ』5号コピー ・柴円堂『宮沢賢治「春と修羅」の奇跡−七会まほろ論文集1・2・3』 ・賢治の学校『CD銀河のかなたへのメッセージ』(語り・朗読 谷口秀子) |
|
メインページへ |
宮沢賢治のページへ |
☆星のページへ |
△山のページへ |