事務局だより 第45号
   

The Miyazawa kenji Association Iihatobu Center

事務局だより 第45号
1999,2,1
Office Kenji

宮沢賢治学会
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事務局だより
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事務局だより 第45号
 *春季セミナー 宮沢賢治と海 異途への旅 PartII
3月21日・22日 一泊バスツアーご案内


 新年となりました。 本年もどうぞよろしくお願い申し上げます。
 さて、来る3月21日22日に開催の春季セミナーは、昨年大きな反響をいただいた一泊バスツアーの第二弾、テーマを「宮沢賢治と海」と題して、往路は宮沢賢治が盛岡中学二年の時に訪れた宮城県七ヶ浜(かつてここにあった「大東館」にて病気療養中の伯母ヤギを賢治は見舞っている)へ向かい、帰路では、賢治が昭和六年石灰セールスで訪れた「斎藤報恩農業館」(本年度取り壊し)に立ち寄ります。
 定員になり次第締め切らせていただきますので、申込はお早めにどうぞ。
 開催要項は次のとおりです。

◆期日 99年3月21日(日)・22日(月・振替休)
◆日程(案)

■第1日(3月21日)
(1) 10:00〜  新花巻駅経由・花巻駅(在来線)
       花巻南インター(東北自動車道)受付
  11:00〜  一関駅経由
       狐禅寺(北上川沿い南下)
  12:00〜  石巻(日和山)・賢治詩碑
       昼食(自己負担)
  13:30〜  松島(瑞巌寺)
  16:00〜  宮城県七里ヶ浜菖蒲田浜
       「大東館」跡
  17:00〜  宮城県七里ヶ浜菖旅館「御殿場」着
  TEL022-357-2329(講演会・夕食交流会会場)
(2) 講話 18:00〜19:00 「宮沢賢治と海」(仮題)
  講師 大沢正善(奥羽大学教授)
(3) 夕食交流会19:00〜(飲み物代自己負担)
  終了後「御殿場」と、宮城県多賀城市「小野屋ホテル」
  (TEL022-362-6381)に分宿(マイクロバス10分)

■第2日(3月22日)
   9:00〜  旅館「御殿場」発「小野屋ホテル」経由
  10:00〜  斎藤報恩農業館(小牛田農林高校内)
       案内 今野博「宮沢賢治と小牛田」
  12:00〜  平泉中尊寺・賢治詩碑など
       (拝観料自己負担)案内 佐々木邦世
       昼食(自己負担)
  14:50〜  一関駅経由
  16:00〜  花巻着(解散)
       「大東館」跡
  17:00〜  宮城県七里ヶ浜菖旅館「御殿場」着

◆参加費 1万2千円(当日バスにて)
    内訳 バス代・宿泊費(1泊2食)
    なお、宿泊は分宿・数人の相部屋となりますが、部屋割り等に
   ついては事務局に一任願います。
◆定員 80名 定員になり次第締め切らせていただきます。
◆申込 電話か葉書で本会事務局まで。
 〒025-0014 岩手県花巻市高松1-1-1
 TEL 0198-31-2116
 FAX 0198-31-2132
◆宿泊 お手数でも各自お手配ください。
 花巻観光センターでは、市内すべての宿泊施設のご案内をいたします。
 電話 0198-31-2244
◆本会の催しものはすべて会員以外のかたも参加できます。
 お誘いあわせのうえ、ご参加ください。



 *研究発表記録集発行


 昨年9月の第8回研究発表記録集を発行いたします。 これは、本会の定期大会とあわせておこなっている研究発表会の記録で、次の3名の発表を収録しております。 内容は次のとおりです。

 白木 健一
 「賢治さんと人造宝石」

 森本 智子
 「心象スケッチにおける<装飾・修飾>
 −(mental sketch modified)をめぐってー

 斎藤 文一
 「賢治はどのような虹を見ていたか」

 ご希望の方はイーハトーブセンター事務局までお申込みください。一部五百円(送料別)


 *会員名簿【改訂版】発行について


 前号の事務局だよりにて、昨年末現在の会員名簿を発行予定とお知らせいたしましたが、3月が異動期にあたっていることから、3月末現在にて発行することといたしましたので、もうしばらくお待ち願います。
 項目はこれまで同様、氏名・住所・電話番号・会員番号といたしますので、名簿掲載を希望しない方は、事務局までご一報願います。 前回非掲載の方はご連絡がなければ今回もそのまま掲載いたしません。
 なお、この事務局だよりを発送した住所等に変更があります場合も、ご連絡お願い申し上げます。


 *会費納入のお願い


 本会の会費は、毎年4月から翌年3月までとなっております。 今年度の会費未納の方には、今回の事務局だよりとともに郵便振替の用紙を同封いたしましたので、納入についてよろしくお願い申しあげます。 同時に、会費の受納は随時受け付けておりますので、イーハトーブ館へのご来館のおり、郵便局、銀行へお立ち寄りの際収め前号の事務局だよりにて、昨年末現在の会員名簿を発行予定とお知らせいたしましたが、3月が異動期にあたっていることから、3月末現在にて発行することといたしましたので、もうしばらくお待ち願います。
 項目はこれまで同様、氏名・住所・電話番号・会員番号といたしますので、名簿掲載を希望しない方は、事務局までご一報願います。 前回非掲載の方はご連絡がなければ今回もそのまま掲載いたしません。
 なお、この事務局だよりを発送した住所等に変更があります場合も、ご連絡お願い申し上げます。

 郵便振替口座 02330=7=26637
 岩手銀行花巻支店普通口座 0480908
 名義 宮沢賢治学会イーハトーブセンター
 会費年額 一般 三千円 学生 千五百円
      賛助会員 三万円


 *イーハトーブ館ショップ 猫の事務所(ご案内)


 イーハトーブ館ショップ「猫の事務所」の新書籍等販売図書と当学会出版物についてお知らせいたします。 宅配もしておりますので、どうぞご利用ください。

▼板垣寛『賢治先生と石鳥谷の人々』
         (会員割引税込価格1,500円)
▼宮沢賢治学会生誕百年記念刊行
 ・『「春と修羅」第二集研究』
         (価格2,400円+税)
 ・『生誕百年記念特別企画展図録』
         (価格3,000円税込み)
 ・『宮沢賢治国際研究大会記録集』
         (価格2,000円税込み)
▼学会機関誌『宮沢賢治アニュアル』
  Vol.1〜Vol.8(会員2割引・2・3は品切れ)
▼学会会報創刊号〜17号
  (会員2割引・5・7・9号は品切れ)
▼イーハトーブ館蔵書目録    93年12月末現在
  (会員価格・3,600)


 *インターネット部会委員の委嘱追加について


 マルチメディア時代に対応すべく、本年度よりデータベース部会と、インターネット部会の二部によりその内容を検討しているところですが、新役員体制になったことにともない、新理事から鹿川博司さん(花巻市)をインターネット部会委員として追加委嘱することが、先の題会理事会で承認されました。 よろしくお願いいたします。
 現在、NTTによるデジタル回線増幅工事待ちという物理的条件により、イーハトーブ館に専用回線をひけないでおりますが、昨年12月6日のインターネット部会(部会長 高橋世織)では、ホームページの具体案の検討がはじまりました。
 なお、部会員でもある加倉井厚夫さんが、この事務局だよりの情報等を網羅したページを開設しておりますのでアドレスを紹介いたします。

http://www.bekkoame.ne.jp/~kakurai/index.html

 また、会員の渡辺宏さんより、「宮沢賢治童話館」というページを開設したとの情報もよせられております。

http://www.cypress.ne.jp/why/

 同じく、花巻市図書館が、昨年10月からホームページを開設いたしましたので、紹介します。

http://library.city.hanamaki.iwate.jp/

 花巻市のアドレスもお知らせいたします。

http://www.city.hanamaki.iwate.jp/



 *アンケート99へのご協力を


 昨年9月の総会にて、力丸光雄代表理事をはじめとする新役員体制がスタートし、皆様のご理解とご協力のもと会の運営を進めているところですが、来る3月には新年度の事業計画の立案に入ります。
 いよいよ今年で設立10年目となる本会は、宮沢賢治生誕百年記念事業という大きな山をこえ、新たなステップをふみだそうとしております。 出発当初はまったくの白紙で、会員の皆様のお力をお借りし、様々の事業を企画立案してまいりました。
 いうまでもなく、会の活動内容やスタイルは、会員の皆様のご意見ご要望により、創造的に発展していくものです。 今回事務局だよりとともにアンケート用紙を同封し、皆さんのご意見を次の事業計画等に反映させていきたいと考えております。 どんなことでもよろしいですので、、どうぞ事務局までお寄せください。
 また、本会は<宮沢賢治>に関心のある方であればどなたでも入会でき、現在、小学生からの会員がおります。 入会申込もつけておりますので、どうぞ知人、友人の皆様へ、呼びかけていただきますようお願いいたします。



 *冬季セミナー報告


 去る11月28日、29日の両日、宮沢賢治イーハトーブ館にて冬季セミナー「イギリス海岸」が開催されました。 快晴に恵まれ、およそ140名の受講があり、充実の二日間となりました。 まずイーハトーブ館企画展の監修者であれる宮城一男さんがスライドによる「イギリス海岸」の講話で始まりました。 続いて力丸光雄代表理事をコーディネーターに、宮城一男、平山健一、地徳力、吉田裕生の四氏によるフォーラムとなり、主に地質学的分野を中心に、それぞれの専門の立場からイギリス海岸をめぐっての発言がなされました。
 二日目は、明治大学教授安藤元雄さんによる「異水流入の主題について−「イギリス海岸」から「銀河鉄道の夜」へ−」と題した講演にて、イギリス海岸を文学的まなざしからとらえていただきました。



 イーハトーブ館企画展
第2回「宮沢賢治・植物の世界」のお知らせ



 イーハトーブ館では、本年1月5日より第2回「宮沢賢治・植物の世界」展を開催しております。 監修は前回に続き、花巻市の桜田恒夫さんで、途中入れ替えで6月30日までの予定ですので、皆様どうぞおでかけください。



 イーハトーブ図書室
図書・資料受入れ報告(1998年9月21日〜)



【寄贈図書・資料】
〔配列は受入日付順(ただし継続刊行図書等はひとつにまとめて記載)で、記載項目は、寄贈者(出版社)・書名・発行書(寄贈者・寄贈出版社と同じ場合は略)の順〕

・王敏『新華僑』(創意総合研究所・刊)
・宮澤哲夫『賢治研究』76号(宮沢賢治研究会・刊)
・牛崎敏哉『子どもの本棚』359号(日本子どもの本研究会・刊)
・高橋万里子『宮沢賢治論』(謝妙玖・著)
・島田隆輔「宮沢賢治/〔月の鉛の雲さびに〕/試注」(『国語教育論業第8号抜刷』、島根大学教育学部国文学会・刊)
・日本国語教育学会『月刊国語教育研究』312〜315号
・遠野物語研究所『遠野物語研究』2号
・盛岡大学『盛岡大学紀要』16号
・島根大学教育学部国文学会『国語教育論業』8号
・日本文学教育連盟『季刊文学教育』48号
・真世界社『真世界』6114〜6116号
・筑摩書房『ちくま』331〜333号
・田口昭典『あるびれお通信』442〜453号
・盛岡大学日本文学会『日本文学会誌』10号『盛岡大学日本文学会研究会報告』6号
・盛岡大学文学部日本文学科『東北文学の世界』6号
・鎌倉・賢治の会『かま猫通信』29〜30号
・日本文学協会『日本文学』3号(コピー)
・河本静夫『Dear Dirhter』69号(D・Dの会・刊)
・歴程社『歴程』455〜457号
・香川大学教育学部『研究報告』第I部104号
・佛教大学国語国文学会『京都語文』3号
・創造の森館(角間貴生)『イーハトーヴ空色の切符』
・ダ・ダ・スコ編集室『ダ・ダ・スコ』45号
・中原中也記念館『中也の軌跡IV』
・くまがや賢治の会『ミミズク通信』8・9号
・日本現代詩歌文学館『日本現代詩歌文学館』27号
・新美南吉記念館『研究紀要』4号
・国際言語文化振興財団『THE Bears of Mt.Nametoko』(訳 カレン・コリガン・テイラー)
・東京女子大学学会日本文学部会『日本文学』90号
・大布磯雄『東経一四一度』(生涯学習研究社・刊)
・鎌倉・賢治の会『会誌 かまくら・賢治』2号
・宮沢賢治記念館『記念館通信』64号
・Le Serprnt a Plumes『Helene Morita著 Les Pieds nus de lumiere』
・江古田文学『江古田文学』18巻37号
・ワルトラワラの会(松田司郎)『ワルトラワラ』10号
・田口昭典『宮沢賢治と秋田県(2)』(コピー)
・国柱会『田中智学・著 攝折論』(真世界社・刊)
・熊谷勇一『盛岡周辺100名山』
・ラボ教育センター『宮沢賢治セット(英日絵本4冊+CD4枚組)』
・若草書房『安藤恭子・編 日本文学研究論文集成35宮沢賢治』
・山猫通信編集室『山猫通信』92号
・健康保険組合連合会『すこやか健保』601号
・奈良女子大学文学部国語国文学研究室『叙説』(コピー)24号
・時間と空間の会『時間と空間』42号
・大山尚『本』通巻268号(講談社・刊)
・天沢退二郎『DARUMA』(コピー)(Philippe Picquier・刊)『月刊漫画ガロ9月号』
・釧路宮沢賢治を語る会(堤寛治)『マグノリア』66号
・米山みゆき『国際日本文学研究集会会議記録(第21回)』(国文学研究資料館・刊)




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