ハレー彗星がやってくる年の1月にも大彗星が地球に接近していました。
1910年1月12日に南アフリカのヨハネスバーグ近くトランスバールのダイヤモンド鉱山の人が太陽のすぐそばで輝いているのを発見
しています。通称「1月の大彗星(Great January Comet)」「真昼の彗星(Daylight Comet)」と呼ばれ、彗星の頭部は金星のごとく
輝いていたと言われています。
野尻抱影著「星三百六十五夜」の『1月23日 白昼の彗星』に、この1月の大彗星の思い出が述べ
られています。
ここでは、1910年の1月27日の宵の様子をシミュレートしました。近くには金星もあったので、
その姿を競ったことでしょう。この時賢治は盛岡中学1年の冬でした。
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