主催
11月20日(土) | ||
受付 | ||
開会式 | オリエンテーション | |
基調講演 | 天沢退二郎(宮沢賢治学会代表理事) | 「宮沢賢治における《目にみえぬものたち》」 |
(休憩) | ||
解説 | 酒巻寛友(日蓮宗清澄寺山務員) | 「如来寿量品第十六」の解説 |
繰り弁 | 道岡日紀(日蓮宗廣福寺住職) | 繰り弁『日蓮聖人の法難』 |
(休憩) | ||
作品と解説 | 朗読:千葉賢治の会会員、林洋子氏(友情出演)、その他 解説:大角修(千葉賢治の会会員) | 「賢治作品から見る仏教の教え」 |
(休憩) | 入浴・休憩 | |
懇親会 | 食事・懇談 | |
11月21日(日) | ||
ご来光の遥拝 | 旭が森にてご来光の遥拝 | |
朝勤 | 祖師堂にて朝の勤行体験 | |
朝食 | 研修会館 | |
見学・観察 | 清澄寺山務員、中谷俊雄 | お寺見学または自然観察 |
(移動) | ||
誕生寺参拝 | 講話:鈴木宇海 | 誕生寺の見学・参拝 |
閉会・解散 | 現地解散 | (以下はオプション) |
昼食 | ||
(移動) | ||
鯛の浦見学 | ||
自由解散 |
☆千葉県安房郡天津小湊町より☆ |
清澄寺山門 |
今回の会場となった清澄寺は、千葉県でも房総半島のやや先の方、東京駅からだと外房線で安房鴨川駅が最寄駅となります。
東京駅の地下ホームから特急を利用しての移動となります。
安房鴨川駅からは、賢治学会のバスで山奥にある清澄寺まで約20〜30分ほどです。
写真は清澄寺の山門です。
主会場の研修会館は、この門の右手となります。
いわゆる「宿坊」と呼ばれるところです。
玄関で受付を済ませ、研修道場の広間で開始を待ちます。
(清澄寺のホームページはこちら(天津小湊町)) |
賢治と仏教を結ぶ資料 |
研修道場の前には、賢治と仏教を結ぶ資料ということで、「漢和対照国訳妙法蓮華経」(復刻版)、「國訳妙法蓮華経」(賢治の遺言により作成されたもの 宮沢家蔵)、「妙行正軌」(賢治が読経してた国柱会の経本)、「法華経要品」などが展示されていました。 |
酒巻寛友氏 |
天沢退二郎さんの基調講演「宮沢賢治における《目に見えぬものたち》」に続き、清澄寺山務員酒巻寛友さんから、妙法蓮華経「如来寿量品第十六」について解説がありました。
釈迦が晩年近くにインドで説いた経「法華経」で、「如来寿量品」とは最高の悟りに達した人(如来)による寿命(寿)の章(品)であることなど、わかりやすい説明でした。
「繰り弁」は日蓮聖人の生涯を講談風に語るものです。
日蓮宗廣福寺住職の道岡日紀さんのお話です。
(道岡日紀さんを紹介したページはこちら(廣福寺)) |
研修会館和室 |
宿泊した研修会館の部屋の写真です。
大きな施設で、収容は200名規模、夜の食事は精進料理でした。
部屋からは、近くの集落が眺められました。
夜、星を眺めに少し外出しましたが、強力な街灯に邪魔され、せっかくの星空が台無しでした。 (それいけ旅人 宿坊研究会のホームページはこちら) |
妙見菩薩 |
2日の朝は早起きして高台にある旭が森に日の出を参拝に出かけました。
日蓮聖人がお題目を唱えたという場所です。
団扇太鼓は、「南無・妙・法・蓮・華・経」と唱えながら、「南無」以外の五語に合わせて叩きます。
なかなか貴重な体験でした。
その後、朝のお勤め、朝食と続き、お寺の見学となりました。
写真は、その見学で見た妙見菩薩像の掛け軸です。
このお寺がもとは天台宗だったことに関連しているのかも知れません。
妙見信仰とは北極星への信仰ですが、北斗七星も加えて信仰の対象とされてきました。
妙見の上に、北斗七星が描かれています。 |
誕生寺 |
誕生寺は「日蓮聖人」の生誕にちなんだお寺です。
中央に大きく構える祖師堂は、1846年の建立で、江戸城改築のための材木を流用して建設されたそうです。
「誕生水」「蓮華ヶ渕」「妙の浦」という三つの不思議な言い伝えが残されています。
ここで昼食を取り、オプションの「鯛の浦見学」はお休みしました。
(誕生寺のホームページはこちら) |
誕生寺のみやげもの店 |
お寺の参道のお店の鯛せんべいを見る人たちの図です。
鴨川小湊駅から特急。
東京駅に着いて、上野公園の国立博物館「中国国宝展」と、東京都美術館「フィレンツェ -芸術都市の誕生展」に立ち寄って帰宅。
ちょっと無理しすぎた週末でした。 |
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