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中央公民館会場 |
今回の会場は、能登川駅から徒歩5分ぐらいでしょうか、能登川町立中央公民館です。
入口の玄関のところで受付を済ませ、案内を受け取り、すぐ右側にある講堂に入ります。
時間が早かったせいか、まだ余裕です。
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中村哲氏 |
開会のセレモニーとアトラクションのあとは、中村哲さんの講演です。
パキスタン北部のぺシャワールにおける医療活動、地域支援についてが主な内容です。
思ったより小柄な方で、口調も淡々としていますが、明快で誰にでもわかりやすいものでした。
自身の姿勢、取り組み、政治とのかかわりなど現場から見た意見を率直にお話されていました。
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井上ひさし氏 |
井上ひさしさんの講演は、賢治の実践と中村哲氏の実践を比較したお話をされていました。
自分の話よりも、中村さんのお話を皆に聞いてほしい!と何度も繰り返されていました。
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対談 |
休憩のあと井上さん、中村さんの対談です。
井上さんのが質問をし、中村さんがそれに答えるという形で進行されました。
中村の著書にあるエピソードなどを、井上さんが話題をうまく変えながら紹介していました。
医師として行って、サンダルを作ったり、井戸掘りや水路を造る事業をしたのはなぜか・・・、支援として必要とされていることをうまく見つけて「やれることをやる」という姿勢がよくわかりました。
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会場風景 |
会場は満席でした。
対談のあとは、会場からの質疑応答も行われました。
講師のお二人への「賢治の好きな作品は?」という質問に、中村さんは「セロ弾きのゴーシュ」「どんぐりと山猫」「注文の多い料理店」、井上さんは「銀河鉄道の夜」以外すべてということでした。
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写真パネル展 |
会場では、中村哲さんペシャワール会の活動を紹介した写真パネル展を行われていました。
セミナーの終了後、駅の反対側にある町立図書館に出かけ佐々木隆二写真展「風の又三郎」、加藤昌男銅版画展「賢治曼荼羅・蔵書票」、写真パネル展「医者井戸を掘る」を見学しました。
図書館は琵琶湖寄りの水田の広々とした中にあり、立派な施設でした。
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