「宮沢賢治学会夏季特設セミナー」
   

「宮沢賢治学会夏季特設セミナー」


Kenji & Event

2001年8月4日〜6日 小岩井・花巻・八戸にて


「宮沢賢治学会夏季セミナー」

平成13年8月4日(土)〜5日(日)
於 岩手県花巻市 宮沢賢治イーハトーブ館

主催
宮沢賢治学会イーハトーブセンター
宮沢賢治イーハトーブ館

宮沢賢治学会 夏季特設セミナー日程
8月4日(土)
受付   12時〜
はじめに 入沢康夫(コーディネーター)
14時〜15時
講演 原子朗(宮沢賢治イーハトーブ館長)
「宮沢賢治・文語詩について」
15時〜17時
会員交流・懇親会 山猫軒にて 17時〜18時30分
8月5日(日)
感想・意見発表 深見美希(感想・意見発表)
「光を放つ「きみ」の存在について」
水野達朗(研究発表1)
「文語詩定型の模索と『文学序説』の韻律論」
中川真平(研究発表2)
「「八戸」の題の変転と隠された意味」
板谷英紀(研究発表3)
「文語詩「車中」〔一〕の中に出てくる森槐南」(中止)
10時〜12時


長期企画「宮沢賢治「文語詩」の謎にせまる」の第4回目(最終回)が行われました。 真夏のセミナーも、涼しい花巻で快適でした。 セミナーの後は、引き続き6日まで、JR東日本の割引切符を利用して、賢治ゆかりの地の一つ、八戸へと出かけました。

上の写真は、夕暮れどきの花巻駅です。 停車しているのは、釜石線です。 空の色や、構内の照明、信号機の明かりがきれいでした。

☆小岩井・花巻・八戸にて☆
   

まきば園
4日、セミナーの前に一度盛岡に出て、そこから田沢湖線に乗り換え小岩井駅へ。 そしてバスで小岩井農場まきば園へと出かけました。 夏休み中ですので、家族連れでにぎわっていました。 (小岩井農場のホームページはこちらです。)


まきばの天文館
小岩井農場内のまきばの天文館では、プロミネンスを見ることできました。 中央部にフレアが出ていたような?? 天文台前の広場では、11日には野外コンサートが行われる予定です。


入沢康夫さん
最初に、入沢康夫さんが今回のセミナーの概要について解説されています。 全般資料4をもとに、文語詩定稿主要難読語句の解説や、質問の受け付けがありました。


原子朗さん
原子朗さんの講演です。 賢治と文語詩だけでなく、内容は多方面にも及びました。


花巻駅
写真は、星ナビ9月号の取材で訪れた、花巻駅のホームの待合室です。 このベンチで撮影しました。 この近くに1896年製(賢治の生まれた年)のレールが柱として使われている場所があります。

研究発表会
2日目は、感想・意見発表、研究発表が行われました。 写真は、中川真平さんが、「「八戸」の題の変転と隠された意味」の発表をされているところです。


蕪島
セミナーを終え、東北新幹線で盛岡まで、続いて東北本線で八戸駅、さらに八戸線で鮫駅へと移動しました。 写真は、八戸漁港から、蕪島方面を見たところです。 今年の春、賢治学会の春季セミナーで、この地を訪問する旅があったのですが、仕事のため断念することとなり、今回敗者復活の旅となりました。 天気はいいのですが、風は冷たいくらいです。


ウミネコ
蕪島は、八戸港の先がちょうど半島のように飛び出ていて、その先に小さな島がつながった形になっています。 島の上には神社があり、ウミネコの保護地区に指定されています。 写真は、神社への階段にいたウミネコです。 近寄っても逃げることはありません。


八戸線鮫駅
八戸線の鮫駅の駅舎です。 田沢湖線の小岩井駅と同じように木造の小さな駅です。 賢治もこの場所に降り立ったわけですね。


新幹線八戸駅
八戸市内のホテルに一泊し、翌日帰宅しました。 八戸では、2002年に開業を目指して、新幹線駅の工事が進められていました。


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