「宮沢賢治学会第11回定期大会」
   

「宮沢賢治学会 第11回定期大会」


Kenji & Event

2000年9月22日〜24日 花巻・盛岡にて


「宮沢賢治学会 第11回定期大会」

平成12年9月22日(金)〜23日(土)
於 NAHANプラザ   
  宮沢賢治イーハトーブ館

主催
宮沢賢治学会イーハトーブセンター
宮沢賢治イーハトーブ館

花巻農業高校鹿踊り部

宮沢賢治学会 第11回 定期大会日程
9月22日(金)
宮沢賢治賞・
イーハトーブ賞贈呈式
宮沢賢治賞
宮沢賢治賞奨励賞
イーハトーブ賞
イーハトーブ奨励賞
主催 花巻市
第11回 定期総会 第11回宮沢賢治学会
イーハトーブセンター定期総会
賢治研究リレー講演 ジャン・クリスチャン・ブービエ「「注文の多い料理店」フランス語訳のむずかしさ」
斎藤徳美「イーハトーブ火山局発岩手山情報」
吉田精美「碑文に見られる「雨ニモマケズ」」
森本智子「靴をぬぐジョバンニ」
天沢退二郎
イーハトーブ・サロン - 私と賢治 -
会員交流・懇親会    
9月23日(土)
研究発表 樋口恵ルーラルデザインとしての「春と修羅」〈第三集〉
高橋悌子日英対訳・賢治童話の読み取りから学ぶ事〜「オツベルの象」に頻出するオノマトペの英訳手法を中心に〜
斎藤文一「柳沢」に記録された異常発光現象−榊氏の「新説」について
杉山諭賢治と芸術宗教科学観について
板谷英城異空間の冷たさと匂い
ポランの広場 「賢治周辺の原景」
鹿川博司 構成
 雨ニモマケズ詩碑の建立のフィルム上映。(提供と講師:花巻病院理事長 佐藤進)
 「種山ケ原の夜」の花巻弁による朗読。


この秋も恒例の日程により、「賢治祭」の翌日から第11回の定期総会が行われました。 第1日目は、花巻駅前のNAHANプラザ、そして翌2日目は賢治学会の事務局のある宮沢賢治イーハトーブセンターにて行われました。 今回は賢治学会の取材がなかったので、前回よりはゆっくりとできました。 学会の総会のあとは、日曜なので盛岡に移動しましたがあいにくの雨となりました。

今年もダイジェスト版になりますが、写真を交え紹介したいと思います。

☆第11回定期総会レポート☆
   

受賞式
定期総会のです。 今年も定期総会がやってきました。 午前の最初は今年で第10回となる、宮沢賢治賞イーハトーブ賞の受賞式です。 写真は受賞された方々で、手前はイーハトーブ賞奨励賞岩手県立花巻農業高等学校鹿踊り部代表高橋泰幸氏、続いて宮沢賢治奨励賞の押野武志氏、最後に宮沢賢治賞の佐藤道雅氏です。

鹿踊り
受賞者の記念講演に引き続き、花巻農業高等学校による鹿踊りです。 女子部員も交えての踊りです。

「雨ニモマケズ詩碑序幕式」
翌23日には、午前が研究発表、午後が「賢治周辺の風景」と題された企画が二つ続きます。 最初は、賢治や高村光太郎ともかかわりの深い佐藤医院の理事長をされている佐藤進氏による、賢治詩碑(雨ニモマケズ)の序幕式の貴重な映像の上映会です。 賢治の両親や草野心平氏なとも列席されていました。 昨年NHKで放映された「映像の20世紀(岩手県)」の元となった貴重な映像だそうです。

「種山ヶ原の夜」朗読会
最後に学会理事の力丸先生から、方言についての解説があった後、「種山ヶ原の夜」の花巻弁による朗読が行なわれました。

ケーキ&ティ
23日夜、翌日が日曜なので盛岡に滞在することができました。 レストラン(喫茶店)でケーキ&お茶で休憩です。 ケーキも良かったし、お店の人もとても親切な方で、忘れたデジカメを届けに数百メートル追いかけてきてくれた。 感謝! 駅前の大通りに面したお店です。

盛岡の賢治詩碑
盛岡市内の岩手医科大学入り口前にある賢治詩碑です。 「岩手病院」という文語詩作品(文語詩稿 五十篇)が刻まれています。 (岩手医科大学のホームページはこちら、岩手病院と宮沢賢治についての解説はこちら。) 年末になると忙しくなるので、今度の岩手行きはいつのことか??


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