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胡四王山 |
新幹線、新花巻駅から南西方向に見える胡四王山です。
駅から宮沢賢治記念館へ向かう途中、舗装道路を離れて、胡四王山神社への参道方面へと向かいました。
道のまわりには春を告げるタンポポがたくさん咲いていました。
あたたかい日差しと、さわやかな空気、ちょっと横になって空でも眺めたい気分になります。
胡四王山は賢治が「経埋ムベキ山」(お経を埋めるべき山)として選んだ32山のうちの一つです。
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胡四王神社 |
胡四王神社への表参道です。
付近は「新奥の細道」と呼ばれる歩道になっていました。
看板には『賢治文学への散歩道』として、「宮沢賢治は首からシャープペンシルをぶらさげ、歩きながら心象にうつる風物を手帳にスケッチとしてメモしました。
この道を歩いていくと、どこかで見たような風景が現われるかも知れません。
それは賢治の詩や童話の舞台がここイーハトーブだったからです。
このみちは「きれいにすきとほった風をたべ、桃いろのうつくしい朝の日光をのむことができます」
(注文の多い料理店より)」と書かれてあります。
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カタクリの花
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胡四王神社への道は静かな山道です。
苔のついた石段を登ります。
辺りには、カタクリの花がたくさんたくさん咲いていました。
賢治の歌稿〔A〕、大正五年三月よりに、かたくりは青き実となるうすらやみの脳のなかなる五月の峡にという作品にも出てきます。
また「山男の四月」や「おきなぐさ」にも出てできますね。
林の中は、歩道が整備され、森林浴にぴったりです。
ここから宮沢賢治記念館やイーハトーブ館へも歩いて行くことができます。
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山岳博物館 |
宮沢賢治記念館を訪ねたあと、偶然にも岩手の知人に会い、誘われるまま大迫町にある山岳博物館に向かいました。
スイス住宅風のちいさな博物館です。
ここには登山用具のコレクション、例えばピッケルやスキー、エーデルワイス・グッズコレクションなどがあります。
場所がちょっとわかりにくいので、予め調べてから行くといいでしょう。
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早池峰山 |
車でさらに早池峰山の登山口となる岳方面に向かいました。
途中の道では、巨大なダムの建設工事が行われており、作業用の車両が行き来していました。
工事に伴い道路が整備され、住民にとっては確かに便利になると思いますが、清流が失われてしまうのはとても残念です。
ダムが完成する前にまた訪れてみたいと思いました。
写真は、岳の郷土文化伝習館前の駐車場からみた早池峰山です。
まだ雪があるようで、空の青に溶けそうな山の姿に感動してしまいました。
今年こそ登る予定!
ハヤチネウスユキソウの季節に!
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早池峰山神社 |
大きな鳥居の早池峰山神社です。
毎年7月末には、夜を徹して早池峰神楽(国の重要無形民俗文化財)が行われ、たった11戸の岳の集落もおお賑わいとなるそうです。
境内には杉の巨木があり、歴史の重みを感じました。
受け継がれた伝統を忠実に守るという神楽、賢治もきっと今と同じ神楽を見ていたかも知れません。
またここは、童話「どんぐりと山猫」のかねた一郎の住む集落のモデルとしても知られています。
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黒板 |
岳に行ったあと、大迫町のミルク工房ボン・ディアに立ち寄りアイスクリームを食べてきました。
花巻に戻り、花巻農業高校の羅須地人協会建物を見てきました。
写真はおなじみの黒板ですね。
日曜日でしたが、人の気配もなく静かでした。
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