「宮沢賢治学会冬季セミナー」
   

「宮沢賢治学会冬季セミナー」


Kenji & Event

1997年11月29日〜30日 花巻にて


「宮沢賢治学会冬季セミナー」

平成9年11月29日(土)〜30日(日)
於 宮沢賢治イーハトーブ館

主催
宮沢賢治学会イーハトーブセンター
宮沢賢治イーハトーブ館

宮沢賢治学会 冬季セミナー日程
11月29日(土)
受付
講話 米田康夫
「美しい星空〜ミヤザワケンジ星誕生」
ダイニックアストロパーク天究館館長
講話 桜田恒夫
「宮沢賢治、植物の世界」
次回企画展展示監修者
お話と映画
「風の又三郎」
大泉滉
「60年。この時の流れと子供達。」
映画「風の又三郎」
俳優(風の又三郎の一郎役)
会員交流・懇親会    
11月30日(日)
講演 西成彦
「非対象のバランス
〜宮沢賢治の方法〜」
立命館大学教授


冬のセミナーは11月29日〜30日の日程で開催されました。 あいにくのお天気で、初冬のさわやかな花巻を想像していましたが、ちょっと寒く感じられました。 さて、この冬のセミナーも充実のメニューでした。 滋賀県の天文台ダイニックアストロパーク天究館、館長の米田康夫さんからは、美しいスライドを用いた星空解説と、賢治ゆかりの小惑星「miyazawakenji」誕生までの裏話などのお話がありました。 当初は賢治の名前をつけたいと提案したら、宮沢清六さんから、「イーハトーブ」にしてもらいたいと提案されたとか、興味深い話題もありました。 そして「賢治のイーハトーブの植物園」でおなじみ、桜田恒夫さんからは、新聞に連載された中から、いくつか話題を取り上げての紹介。 お話と映画では、昭和15年作の映画「風と又三郎」の上映と、映画に一郎役で出演された俳優の大泉滉さんのお話しがありました。 2日目には、西成彦先生から、比較文学の視点から見た賢治文学についてのお話しがありました。

ちょうど訪れた時の写真をちょっとだけ紹介です。

☆冬の花巻より☆
   

花巻市内
釜石線から見た花巻の市街地です。 花巻駅を出てすぐ、列車の進行方向右側の車窓になります。 天気がよければすぐ胡四王山が見えます。 この日はあいにく黒い雲がたちこめています。 雨こそ降っていませんが、冬のさびしい雰囲気です。

北上川
同じく車窓から見た景色です。 前日まで降り続いた雨のせいか、川は流れが急で、ややにごって見えました。

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