ポランの広場を散歩
   

ポランの広場を散歩


Kenji & Event

1996年6月 岩手県花巻にて

記念館近くを散歩して...
   

宮沢賢治記念館入り口
 宮沢賢治記念館、駐車場からの入り口です。新花巻駅からタクシーを頼むとたいていこの前で降ろされます。 この門を直進すると宮沢賢治記念館へ、そして画面手前を行くと「ポランの広場」という賢治が設計した花壇に行きます。

「よだかの星」
 上記の入り口を入ると、すぐ左手には、童話「よだかの星」をイメージした碑があります。この石材は アフリカ産の黒御影石で、洋銀鋳造が作成したよだかが埋め込まれています。よだかが天高くかけあがっている姿でしょうか。

遊歩道
 写真ではわかりませんが、この石畳の小径には、信号機がとりつけられています。 「シグナスとシグナレス」を思わせる信号機です。 また、胡四王山神社へと続く道にもなっています。

宮沢賢治記念館前庭
 この建物が宮沢賢治記念館です。 昭和57年9月に開館しています。 そして、この広場の右側には、賢治作品の収納庫があります。

「ポランの広場」(1)
 ポランの広場には賢治の設計した「南斜花壇」と「日時計花壇」があります。 「南斜花壇」はその名のとおり、全体が傾斜面に作られています。 その設計には唐草模様を取り入れ、1本のつる草が歩道を示し、この円形の部分はつるについている実をあらわすとされています。

「ポランの広場」(2)
 花壇にはさまざまの花が咲きみだれています。写真中、円形の花壇の手前の石には、 賢治の書いたふくろうの絵が刻まれていて、「ゆっくり歩きましょう」なんて書いてあります。先日ここを訪れた 時に、雨上がりで濡れた歩道を転倒したのですが、その意味がよくわかりました。

「日時計花壇」(1)
 「南斜花壇」の下側には「日時計花壇」があります。 ちょうど季節がら花壇は色とりどりの花でいっぱいでした。

「日時計花壇」(2)
 中央に見える白い棒は日時計の部分で、そのまわりにはローマ数字で書かれた文字版があり 花壇全体が日時計となっているものです。

案内板
 イーハトーブ館の案内板です。企画展やホールでの催し物が書いてあります。

イーハトーブ館
 下に見える白い建物がイーハトーブ館です。 ここには宮沢賢治学会の事務局があり、「猫の事務所」という喫茶コーナーもあります。 ホールでは、賢治関連の映画が連日上映されていました。 画面の右側には水路があり、下の方にゆっくりと水が流れています。

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