30th魚返一真写真展 with ALL GIRL .7

『共犯者の為のマインドゲームス』

 一般女性をモデルにエロチックな妄想写真を撮り始めて25年になるが、それは共犯者探しのための年月だったと言っても良い。作品に一貫して流れる独特のエロスは素人モデルでなくては表現し得ないことは明白である。一般的なポートレートと一線を引く魚返一真の新作を展示する。

 エロスを合い言葉に向かい合うモデルと写真家は、撮る側と撮られる側という立場の違いから完全に理解し合うのは難しい。心理戦の末に残されたエロチックな写真だけが両者を繋ぎ留め新たな写真を撮ることに合意する。やがて両者はエロチックな写真を撮るためにのみ依存し合うようになる。つまり、モデルと写真家は多くのマインドゲームスの後に共犯者となったのである。

                  ・・・(写真家・魚返一真)

 
 

 ごく稀に、あの少年の日々を純粋培養して保ち続けている人がいる。魚返さんもその一人なのだろう。むろん、誰でもできることではない。写真という魔法の道具を的確に使いこなすことができる能力と、それ以上に、無償の情熱がなければ、このような写真を撮りつづけるのはむずかしい。
                          ・・・(写真評論家・飯沢耕太郎)



 

今回の写真展『共犯者の為のマインドゲームス』は、あくまでも自分の世界を追求した結果ノスタルジックなエロス作品を揃えることができました。 また、今回の写真展は第7回魚返一真写真塾グループ展『ALL GIRL.7』と同じフロアで開催しますので、ポートレートに興味を持つアマチュアカメラマンにとって良い鑑賞の機会だと考えています。

 


 



■日時・場所
2017.9.19(火)〜 9/24(日)
・渋谷・ルデコ3(3F)
・ 11:00〜19:00(最終日は17時まで)
◯入場無料
□小スペースですが展示数は従来どおりです。その他、ファイルにて旧作もご覧になれます。
□販売品--展示作品、ミニ写真集 vol.1〜5、DVD vol.1〜6、写真集(妄想写真館など)
 


展示作品リスト(ファイル展示含む)
・君を癒す赤い紐/麻菜
・彷徨えば朔太郎/マリモ
・エヴァに習えば/エヴァ
・それは夢の中/栞和
・太腿の青白きに/ひな
・この季節だからこそ/栞和
・ピクニック/エヴァ
・ジャンバー/リス
・羊でなくなる時/莉菜
・DOLL WOMAN/詠子
・新緑の樹の下で/ゆり乃
・たゆけさの中で/オリビア
・君は少年の餌食となる/ひな
・鉄橋の下の憂鬱/美月紅星


その他多数。決まり次第順次アップします。


 

 


展示候補作品を順次アップして行きます。。

 
 
homeBACK TO HOME