"Musica Antiqua Terpsichore"

MAT会則(99.2.21 原案)


●名称と設立経緯
 "Musica Antiqua Tersichore(ムジカ・アンティクワ・テルプシコーレ)"
 略称、"MAT(マット)"。
 その名は、ドイツ初期バロックの作曲家/音楽学者 Michael Praetorius の
舞曲集 Terpsichore(1612年) に由来します。

 1992年秋、パソコン通信(PC-VAN) の SIG『クラシックコンサートホール』
(略称:CLA)のメンバーによって、リコーダーによる古楽演奏を中心とした
アンサンブルとして設立されました。
 1995年11月23日、市川市文化会館第一練習室にて初めての主催コンサート
を開催。以来、各種演奏会を重ね現在に至ります。

●活動方針
 "Musica Antiqua Tersichore"(以下、MATと略称)は、リコーダー・アンサンブル
を基本に各種、管弦打楽器などを加えた編成で、一般的な古楽のレパートリーを
演奏することに加えて、現代の音楽を取り上げること、さらにリコーダー・
アンサンブルの新しいレパートリーを開拓すべく、新作の委嘱初演も行うなど、
柔軟な視点で幅広い音楽を演奏します。

 運営は特定の指導者を置かず、団員の合議によります。
 技術/音楽面では、専門家に指導を受けた経験のある団員が中心になる他、
必要が有れば、プロにレッスンを受けるという方法を採っています。

 MATは、質の高いアンサンブルを志向する一方で、リコーダーという誰もが子供
の時に習った楽器を使うことで, これから何か音楽を始めたいという人のための
入り口として, 初心者歓迎で活動します。

●新作の委嘱活動について
 不定期に国内の作曲家に、リコーダー・アンサンブルのための新作を依嘱し
これを初演します。
 私たちの楽器のために、同時代の音楽を生み出していただくことの意義に
加えて、私たち自身が、どこにも手本のない音楽を形にしていく中で得られる
体験を大切にしたいと考えています。

 委嘱費用は、会費から支出します。
 委嘱曲は初演後も、全団員が一度は舞台にかけるようにメンバーを組んで
再演するものとします。

●主な活動内容
・演奏会、練習は主に東京近郊で行います。
 年一回の定期演奏会を中心として、BIGLOBE(PC-VAN)の演奏会オフなどの行事
に参加しています。

・レパートリーは、参加者の合議で決定します。

・練習は月一回(土日祝日)を基本として、演奏会前には、数回の追加練習があり
ます。
 演奏会一ヶ月前の強化合宿なども企画しています。

●団員
 「団員」「準団員」の二種とする。
  ・「団員」はコンスタントに参加する人
  ・「準団員」不定期参加の人

 メンバー募集は随時。ただし、音楽面のバランスを考慮し無制限に拡張は
しない。
 編成は、基本的に各パート一人ずつのアンサンブルを志向する。
 団員の他、CLAコン、CLA夏合宿の行事では広く参加者を募る。

●会費
 半年で\5,000円とする。(準団員は半額(\2,500円))
 会費には以下を含む。
  ・練習会場費
  ・備品購入費(団の楽器、各種消耗品等)
  ・新作委嘱費用
  ・楽譜配布費用等雑費

 レッスン費用は、参加者から別途徴収。
 演奏会は出演者を対象として別会計。
 会費は、半期末の残金によって適切な金額に設定するものとする。

●運営
 次の係りを置く
 ・団長 … MATの代表者。練習方法や選曲など、音楽面の取りまとめを行う。
 ・会計 … 会計の計画と事務を行う。
 ・書記 … 活動記録と団長会計以外の各種の取りまとめを行う。

・会場取りは、全員で分担する。
・練習後の打ち合わせの他、必要が有れば、運営会を開く。
 基本的に全員参加の総会形式とする。

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