嗚呼、採寸の日々

〜 本物スクリーン導入計画 〜

 雑誌やカタログでスクリーンの種類の勉強も勉強もすすみ、話は徐々に具体化
していきます。

●一番大きな画面が欲しい!

 大画面を楽しもうと考えると、とにかく最大のテーマはどこまで大きな画面が 再生できるのかという事になります。大画面をやるならとことん大きな画面で楽 しみたい。  それで問題になるのは部屋のサイズです。  まあ、部屋に合った物を買えばよいわけですし、画面に近づけば相対的に 大画面効果が増すのですが、せっかくやるなら、限界いっぱいのサイズを楽しみ たい。  そこで、毎日毎日、カタログと巻き尺とメモ帳と電卓を持ち、スクリーンの 入る壁面の幅、高さ、プロジェクターの投影距離とスクリーンサイズ、部屋の 奥行きの関係、家具類との位置関係、「あれを退かせば個々が何センチの余裕」 などのシミュレーションを、何度も何度も…。  窓際のスピーカーは、オーディオラックやその他の家具などとの位置の都合で、 窓際に接する場所にしかおけません。そのため同じ窓際に設置するスクリーンの サイズは、このスピーカーの間隔に納まる最大サイズということになります。  現在はこの間隔が190cm最大広げて195〜200cmというところ。  しかし、既製品のスクリーンは、40,50,60,70,80,100,120インチという系列で 195〜200cm幅というのは、90インチのスクリーンサイズに相当します。  80インチのスクリーンと100インチのスクリーン。その20インチの差は、 スクリーンの幅にして約40cm。100インチではどうやっても納まらないけれど、 40cmダウンは許し難い。

●4:3 90インチスクリーンを求めて

 たとえカタログに無かろうと、わが家の最大スクリーンサイズは90インチ。  秋葉原(末広町)のAVAC(アバック)というAV専門店に行って相談したのですが、 どこのメーカーでもこのサイズの既製品はないとのこと。  そこで、同じアバックの通信販売の受付やQ&Aが電子メールもOKだったので、 特注品だとどのくらいの価格になるのか質問してみました。  すると意外なことに、キクチのスクリーンは既製品と変わらない価格で、 90インチスクリーンがあることが分かりました。聞いてみるものだ。  スクリーンの余白や、左右に出っ張る棒の長さを足してもぎりぎり200cm以下 になることが分かりました。  スクリーンのサイズが決まれば、プロジェクタです。  今回はSONY CPJ-A300というのを導入しようと心に決めているのですが、 プロジェクターは製品によって、同じ画面サイズでも投影距離が違います。  カタログを引っぱり出して、90インチの投影距離を計算し、巻き尺で測ってと、 なかなか楽しいけれど面倒な作業。  ど〜んと三管を入れてしまうような人は、機材の指定だけして後はプロの インストーラーに頼んでしまうという手も使えるのでしょうが…(^^;  ともあれ、2年近くの間もやもやと「本物のスクリーンで大画面したい」と 思っていたのが、具体的な体を成してきました。(家はロールカーテンですが、 世の中にはケント紙やスチレンボードなどを接ぎ合わせて楽しんでいる人の話も 聞きます。)  「今度導入しようとしているスクリーンはこんな感じ」という妻へのオリエン テーションも秋葉原で実際の商品を前に実施しました。(最近夫の趣味(道楽?)に は匙を投げているような気もしますが…)  後はボーナス支給を待つばかりだな〜という今日この頃です(^^)

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